2024.09.26 外壁塗装
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屋上の防水工事を考えると、多くの方がどのような工事が必要で、どれほどの費用がかかるのかといった不安を抱えるものです。雨漏りや建物の老朽化を防ぐために屋上防水工事は欠かせませんが、その工事の種類や劣化のサインを見分ける方法、さらに費用を抑えつつ効果的に行うためのポイントを理解していないと、かえって余計なコストや時間を要することもあります。
実際、静岡県で13年連続成約件数ナンバーワンを達成した私たちテンイチでも、こうしたお悩みを抱える多くのお客様のサポートを通じて、適切な防水工事の知識と業者選びの重要性を実感してきました。
この記事では、屋上防水工事の基本から工法の種類とその特徴、費用相場、工事前に知っておきたいポイント、さらには信頼できる業者の選び方まで、実際の施工経験に基づいた具体的なアドバイスをお届けします。適切な工事を行うことで、建物の資産価値を守り、長期的な安心を手に入れるためのサポートを目指します。
この記事は、次のような方におすすめです。
- 屋上に劣化の兆候が現れ、雨漏りや建物の老朽化が心配な方
- 屋上防水工事の種類や費用の違いがわからず、最適な方法を知りたい方
- 信頼できる防水工事業者を選びたいと考えている方
この記事を書いた専門家
テンイチ 管理部 営業企画課
INDEX
1.屋上防水工事とは?基本知識と必要性を理解しよう
屋上防水工事と聞くと、具体的に何をするのかが分かりにくく感じる方も多いでしょう。しかし、適切な防水処理は、建物の寿命を延ばし、雨漏りや老朽化を防ぐために重要です。劣化した屋上を放置すると、建物全体に影響が及ぶこともあり、早期の対策が必要です。このセクションでは、屋上防水工事の基本知識やその必要性について詳しく解説していきます。
屋上防水工事の重要性
屋上は直接雨や紫外線にさらされやすく、建物の中でも劣化が進みやすい場所です。防水工事によって屋上表面からの水の侵入を防ぐことができ、雨漏りの予防効果が期待できます。
屋上防水工事が必要な理由とタイミング
屋上防水工事が必要な理由として、劣化のサインが挙げられます。具体的には、ひび割れや浮き、色あせなどが見られる場合には防水機能が低下している可能性があります。また、屋上防水の寿命は工法や使用素材によって異なりますが、おおよそ10年から15年を目安に劣化が進むとされています。過去に行った工事で、劣化サインを見逃さず早めに対応したことで、大規模な修理を回避できたケースも多くあります。
2.屋上防水工事の種類と特徴
屋上防水工事にはいくつかの種類があり、それぞれに特徴や適した環境があります。建物の構造や使用環境に合わせて最適な工法を選ぶことで、より効果的に防水性を保ち、メンテナンス頻度も抑えることができます。このセクションでは、代表的な防水工法の種類と特徴について詳しく解説していきます。
ウレタン防水のメリット・デメリット
ウレタン防水は、液状のウレタン樹脂を塗布して固める工法で、屋上の形状に柔軟に対応できる点がメリットです。シームレスに施工でき、特に複雑な形状の屋上やコーナーが多い場合に有効です。しかし、耐用年数が約10~15年と他の工法と比べて短いため、メンテナンスが必要です。私たちがウレタン防水を提案したケースでも、お客様はその柔軟性と仕上がりに満足されつつ、定期的な点検の重要性も理解されていました。
FRP防水の耐久性と用途
FRP(繊維強化プラスチック)防水は、強度と耐久性に優れており、特にバルコニーや屋上テラスでよく使用されます。硬質で防水層がしっかりしているため、メンテナンス頻度を抑えたい場所に適しています。しかし、コストがやや高めで、施工には経験が必要なため、専門の業者に依頼するのが一般的です。
シート防水のコストパフォーマンス
シート防水は防水シートを貼り付ける工法で、耐用年数も長く、価格が抑えられる点でコストパフォーマンスが高い工法です。ビルや大規模施設の屋上で多く採用されており、比較的広い面積に対応できます。ただし、シートの端部からの劣化が進みやすいため、接合部の点検が必要です。実際にシート防水を行ったビルのオーナー様も、メンテナンスの計画が立てやすいと評価されています。
アスファルト防水の施工事例
アスファルト防水は、耐用年数が20年以上と長く、耐久性の高い防水工法です。熱でアスファルトを溶かし、何層にも重ねて防水層を形成するため、強固な防水膜が得られます。主にビルや大規模な工場で用いられ、施工期間が長くなることもありますが、長期的なコストパフォーマンスが魅力です。
3.屋上防水工事を行う前に知っておきたいこと
防水工事の効果を最大限に引き出すためには、工事前の準備や劣化のサインを見極めることが重要です。屋上にどのような劣化症状が現れているかを見分けることで、適切なタイミングでの工事が可能になります。ここでは、屋上の劣化症状や工事前の準備について詳しく説明します。
劣化症状の見分け方(ひび割れ、浮き、色あせなど)
防水効果が低下してくると、屋上にひび割れや色あせ、塗膜の浮きが見られるようになります。ひび割れは水の侵入を許し、屋内への雨漏りを引き起こす可能性が高くなります。また、表面が浮いている場合は防水層が剥がれてきているサインです。私たちが手掛けた現場でも、定期的な点検でこうしたサインを発見し、早期対応することで大規模な修繕を回避できたケースが多々ありました。
工事前に準備すべき項目と注意点
工事をスムーズに進めるためには、いくつかの準備が必要です。まず、工事に必要なスペースの確保や、屋上に置かれている設備の移動が求められる場合があります。また、工事中は一時的に屋上が使用できなくなることも多いため、あらかじめ使用計画を調整しておくとよいでしょう。過去の施工経験からも、事前にこうした準備を行うことで、工事が滞りなく進み、予定通り完了することが多く、結果としてお客様の満足度も高まっています。
4.屋上防水工事の費用相場と見積もりの見方
屋上防水工事の費用は、工法や屋上の状態、面積によって大きく異なります。費用を正しく理解し、予算内で最適な工事を行うためには、見積もりの内容をしっかり確認することが大切です。このセクションでは、工法別の価格帯や見積もりのチェックポイント、費用を抑えるための工夫について解説します。
工法別の価格帯(ウレタン、FRP、シート、アスファルト)
工事費用は工法ごとに異なり、一般的な目安として、ウレタン防水は1㎡あたり3,000〜7,000円、FRP防水は5,000〜10,000円、シート防水は4,000〜8,000円、アスファルト防水は6,000〜12,000円程度が相場です。私たちの実績からも、工法による違いを知ることで、予算に合わせた工事選定が可能であることがわかっています。
見積もりに含まれるべき項目と確認ポイント
見積もりには、材料費、施工費、養生や下地処理の費用が含まれていることが重要です。また、アフターフォローの有無や保証内容も見積もり時に確認しておきましょう。実際にお客様からの相談で、見積もりに不明点がある場合、必要項目が漏れて追加費用が発生するケースが多くありました。こうした経験から、見積もり段階での確認がトラブル防止に役立つと感じています。
屋上防水工事の費用を抑えるコツ
費用を抑えつつ適切な工事を行うには、現状の劣化度合いや使用する材料の種類を正しく見極めることが大切です。例えば、必要最低限の工事範囲を絞り込んだり、コストパフォーマンスに優れた工法を選ぶことで費用を削減できます。実際に私たちが行った施工の中にも、状態に応じて部分的な工事で済ませたことで予算内に収めたケースがありました。
5.屋上防水工事の業者選びのポイント
防水工事の成功には、信頼できる業者選びが不可欠です。経験豊富な業者であれば、現場の状況に応じた適切な施工やメンテナンスの提案ができ、長期的な安心につながります。このセクションでは、業者選びにおける信頼性の確認方法や、地域密着型と全国対応型の業者の違いについて解説します。
防水工事業者の信頼性を見極める方法
業者の信頼性を確認するには、これまでの実績や口コミ、さらには具体的な施工事例を確認することが大切です。信頼性の高い業者は、経験に基づく適切なアドバイスを提供し、予想されるメンテナンスの頻度も説明してくれます。私たちテンイチも、年間約3,000件の施工実績を基に、お客様からの信頼をいただいており、工事後も安心できる対応を心がけています。
資格・実績の確認が重要な理由
防水工事を安心して任せるためには、業者の資格や実績が重要です。特に、建設業許可や防水施工に関する資格は、技術と知識の証といえます。また、表彰歴や受賞歴がある業者は、顧客満足度が高い可能性があるため、業者選びの一つの指標となります。私たちが「顧客満足優良会社」として5年連続で表彰を受けているのも、こうした取り組みが評価された結果です。
地域に密着した業者と全国対応業者の違い
地域密着型の業者は、地元での実績が多く、土地の気候や建物の特徴に応じた提案が可能です。一方で、全国対応業者は広範囲での経験を活かし、さまざまな環境に対応できる強みがあります。私たちも静岡県内での実績を重ねてきたことで、地元のお客様からの信頼を得ていますが、地域ごとの特性に応じた防水工事の重要性を痛感しています。
6.テンイチによる屋上防水工事の事例紹介
テンイチが手がけた防水工事の事例を通じて、具体的な施工内容や効果をご紹介します。
磐田市での陸屋根防水工事
磐田市にある築20年の洋風陸屋根の物件にて、防水工事を行いました。この物件は、これまで一度もメンテナンスが行われていなかったため、屋上の防水シートが剥がれ、防水シールも劣化し機能を失っている状態でした。放置すればさらなる劣化が進む可能性が高かったため、早急な対応が求められる状況でした。
工事では、剥がれかけているシート部分を再接着し、状態が悪くなっている箇所は新たなシートに交換しました。その上で、ウレタン塗膜防水を施し、耐久性と防水性を向上させました。さらに、トップコートには遮熱性能を持たせ、夏場の断熱効果を高める工夫も施しました。
工事はわずか6日間で完了し、工事費用は屋根防水工事120万円、仮設足場9万円の合計129万円となりました。完了後には10年間の保証が付帯され、お客様にとっても安心して長期的に住み続けられる環境が整いました。
7.屋上防水工事に関するよくある質問
屋上防水工事を検討する際には、費用や工事内容、メンテナンス頻度など、さまざまな疑問が生じるものです。ここでは、工事前に知っておきたい基本的な質問とその回答をまとめました。事前にこれらの知識を得ることで、工事の計画や信頼できる業者選びがスムーズに進むでしょう。
Q.屋上防水工事の費用はどのくらいかかりますか?
A.屋上防水工事の費用は、防水工法の種類や施工面積、建物の状態によって大きく異なります。一般的な相場は1㎡あたり3,000〜10,000円程度で、例えば、ウレタン防水の場合は3,000〜7,000円/㎡が目安です。最終的な費用を知るためには、現地調査を行い、業者に見積もりを依頼することが大切です。
Q.屋上防水工事はどのくらいの頻度で行うべきですか?
A.通常、10〜15年を目安に防水工事が推奨されますが、使用する材料や施工環境によって耐久年数は異なります。ひび割れや色あせ、シートの浮きなどの劣化症状が現れた場合には、早めの対策を行うことで、大規模な修理を防ぐことができます。
Q.防水工事中、建物の利用は制限されますか?
A.防水工事中は、一時的に屋上の立ち入りが制限されることがあります。また、施工内容によっては、工事音やにおいが発生する場合もあるため、事前に業者とスケジュールを確認し、日常生活への影響を把握しておくと安心です。
Q.防水工事の保証はつきますか?
A.多くの業者が防水工事に保証をつけており、5〜10年の保証期間が一般的です。保証内容は使用した材料や施工方法によって異なるため、保証の範囲や期間を確認することが重要です。アフターフォローが充実している業者であれば、万一の不具合にも迅速に対応してくれるでしょう。
Q.信頼できる防水工事業者を選ぶポイントは?
A.業者選びでは、過去の施工実績や口コミ、施工に関する資格の有無が信頼性を見極めるポイントになります。地元での実績が豊富な業者や、施工前後にしっかりとした説明を行い、アフターフォローが充実している業者は、安心して工事を任せられます。また、複数社から見積もりを取り、比較することで納得のいく業者選びが可能です。
まとめ
屋上防水工事は、建物の価値を保つために必要なメンテナンスの一つです。屋上は風雨や紫外線にさらされやすく、劣化が進行すると建物全体の寿命に影響を及ぼすため、早期の対応が重要です。この記事では、屋上防水工事の種類や特徴、費用相場、業者選びのポイントまで詳しく解説しました。私たちテンイチの経験からも、適切な工事を行うことで建物の長期的な保護が可能になり、多くのお客様から満足の声をいただいています。
以下のアクションプランを参考に、安心して屋上防水工事を行いましょう。
- 劣化症状のチェック
定期的に屋上の劣化症状を確認し、ひび割れや浮きがないかをチェックしましょう。早期発見が大規模修繕を防ぐカギです。 - 適切な工法と費用の確認
劣化状況や屋上の特徴に応じた最適な工法を選び、見積もりで明確な費用を確認することで、予算に合った工事が可能です。 - 信頼できる業者の選定
実績や口コミを確認し、信頼できる業者に相談しましょう。業者の経験や資格の有無も確認することで、安心して工事を任せられます。
屋上防水工事についてご不明な点や具体的なご相談がございましたら、テンイチが親身にお答えいたします。お客様の建物の状況に応じた最適な防水プランをご提案し、長期的に安心してお住まいいただける環境づくりをお手伝いいたします。費用や工法についても丁寧にご説明いたしますので、初めての方でもご安心ください。
まずは無料でのお見積もりやご相談から、お気軽にお問い合わせください。
この記事を書いた専門家
テンイチ 管理部 営業企画課
テンイチでは、お家時間を快適で豊かなものにするために必要なリフォームの知識や役立つ情報を提供し、静岡県内地域のみなさまの暮らしをサポートします。ご相談いただければ、安心のリフォーム工事をご提供いたします。
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