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2024.10.24 知って得する塗装講座

外壁のひび割れを見逃さない!最適な補修方法と予防策で住まいを守る!

壁にひび割れを見つけると、「これって放置しても大丈夫なのかな?」と不安になることはありませんか。外壁は、私たちの家を守る重要な役割を担っています。そのため、ひび割れがあると、見た目の問題だけでなく、雨漏りや建物の安全性に影響を及ぼす可能性があります。これらのリスクを未然に防ぐには、ひび割れの原因を理解し、適切な補修を行うことが大切です。

私たちテンイチは、静岡県内で13年連続No.1の実績を持つリフォーム専門会社として、年間約3,000件以上の施工を手掛けてきました。これまでに多くのお客様の外壁補修をお手伝いする中で、多様なケースを経験し、その都度最適な解決策を提供してきました。この経験を基に、外壁のひび割れに関する悩みをわかりやすく解説し、具体的な補修方法や予防策をご紹介します。

この記事は、次のような方におすすめです。

  • 自宅の外壁にひび割れが見つかり、補修すべきか迷っている方
  • 外壁補修の費用や流れを詳しく知りたい方
  • 長持ちする外壁を維持するためのポイントを探している方

この記事を書いた専門家

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テンイチ 管理部 営業企画課


1.外壁のひび割れの原因

外壁のひび割れは、多くの住宅で見られる現象ですが、その原因はさまざまです。経年劣化や自然災害、施工不良といった複数の要因が絡み合い、外壁の状態に影響を与えます。ひび割れの原因を理解することは、適切な補修を行い、再発を防ぐための第一歩です。ここでは、主な原因について詳しく説明します。

経年劣化によるひび割れ

建物は年数の経過とともに劣化します。特に、日光や雨風にさらされる外壁は、塗膜の劣化や素材の疲労が進行しやすくなります。このような経年劣化が進むと、外壁材が収縮し、ひび割れが生じることがあります。たとえば、モルタル外壁は乾燥と収縮を繰り返すため、微細なひび割れが発生しやすい傾向にあります。

地震や振動が引き起こすひび割れ

静岡県は地震が多い地域として知られており、建物への影響が懸念されます。特に地震による揺れや、交通量の多い道路沿いに建つ建物では、振動によって外壁がダメージを受けることがあります。このような外的な力が加わることで、外壁にひび割れ(クラック)が発生する場合があります。また、地震や振動が繰り返されることで、すでに発生しているひび割れが拡大し、建物の耐久性に影響を与える可能性もあります。

施工不良によるひび割れ

施工の段階で発生する不具合も、外壁のひび割れの大きな原因の一つです。たとえば、モルタルの塗り厚が均一でなかったり乾燥時間を適切に取らなかったりした場合に、後々ひび割れが目立つことがあります。また、外壁材の接合部が適切に処理されていない場合、雨水が浸入し、内部からダメージを受けることも考えられます。

これらの原因を理解することで、自宅の外壁に生じたひび割れの背景を特定し、適切な対処を行うことが可能です。

2.外壁のひび割れを放置するリスク

外壁のひび割れを見つけた際、「少しのひび割れならそのままでいいかも」と考えることがあるかもしれません。しかし、ひび割れを放置することで、思わぬトラブルやコストの増加を招くリスクがあります。外壁は建物を守る大切な部分であるため、小さなひび割れも注意が必要です。ここでは、ひび割れを放置することが引き起こす具体的なリスクについて解説します。

雨漏りや断熱性の低下

ひび割れが生じた外壁から雨水が浸入すると、内部に水分がたまり、雨漏りの原因となります。これにより、室内の壁材や天井にシミが発生するだけでなく、カビや腐食が進行しやすくなります。また、外壁のひび割れは建物の断熱性能にも影響を与えます。ひびから熱や冷気が出入りすることで、冷暖房効率が悪化し、光熱費の増加につながることがあります。

構造の劣化と安全性の問題

ひび割れを通じて雨水が建物内部に浸入すると、構造材が腐食や錆びの影響を受け、建物の耐久性が低下する可能性があります。特に、鉄筋コンクリート構造では、鉄筋が錆びることで膨張し、ひび割れがさらに広がるという悪循環を招くことがあります。これにより、建物の安全性に深刻な影響を及ぼす恐れがあります。

補修費用の増加

ひび割れが初期段階であれば、比較的簡単な補修で対処できます。しかし、放置することで被害が広がり、補修の範囲や難易度が増すと、それに伴って費用も増加します。たとえば、単なるひび割れの補修から、雨漏り対策や構造補強まで必要になるケースもあります。早めに対処することで、補修コストを最小限に抑えることが可能です。

3.外壁のひび割れ補修の方法

外壁のひび割れを補修する際、DIYで行うか、専門業者に依頼するかによって方法が異なります。また、使用する外壁材によって適切な補修方法が変わるため、状況に合った対応が重要です。ここでは、それぞれの補修方法について詳しく解説します。

DIYで行う補修手順

小さなひび割れであれば、DIYでの補修が可能です。以下の手順を参考にしてください。

  1. ひび割れの清掃
    ひび割れ部分の汚れやホコリを落とし、補修材が密着しやすい状態にします。ブラシや高圧洗浄機を使うと効果的です。
  2. 補修材の選定
    市販のシーリング材や補修剤を用意します。モルタル用、コンクリート用など、外壁材に適したものを選びましょう。
  3. 補修材の充填
    ひび割れに沿って補修材を充填します。隙間なく埋めることで雨水の浸入を防ぎます。
  4. 仕上げと乾燥
    補修材をヘラで平らに整え、乾燥させます。その後、必要に応じて塗装を行い、外壁全体の美観を整えます。

DIYはコストを抑えられますが、作業の精度が求められるため、無理をしない範囲で行いましょう。

業者に依頼する場合の流れ

外壁全体に広がるひび割れや深刻な問題がある場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。

  1. 調査と診断
    業者がひび割れの状況を調査し、原因や影響範囲を診断します。適切な補修方法や費用の見積もりを提案されます。
  2. 補修作業
    専門技術を持つ職人が補修を行います。モルタルやコンクリートの補修、外壁材の張り替え、塗装など、必要な作業が実施されます。
  3. 完成検査と保証
    補修が完了したら、作業内容を確認し、保証期間が設定されることが一般的です。アフターサービスも確認しておくと安心です。

外壁材ごとの適切な補修方法

外壁材によって、補修方法は異なります。

  • モルタル外壁
    ひび割れ部分をシーリング材で埋め、仕上げに塗装を施します。
  • サイディング外壁
    ひび割れが深刻な場合は、部分的なパネル交換が必要になることがあります。
  • コンクリート外壁
    エポキシ樹脂を注入し、構造強化と防水を兼ねた補修を行います。

外壁のひび割れを適切に補修することで、建物の機能や美観を維持できます。

4.外壁のひび割れ補修にかかる費用

外壁のひび割れ補修にかかる費用は、補修の方法やひび割れの範囲、外壁材の種類によって大きく変動します。また、費用を抑える方法や補助制度を活用することで、予算を有効に活用することが可能です。ここでは、DIYと業者依頼の費用比較や保証制度、費用を抑えるポイントについて解説します。

DIYと業者依頼の費用比較

  • DIYの場合
    材料費と道具代を合わせて、1か所あたり数千円程度が目安です。たとえば、市販のシーリング材は1本1,000円前後で購入できます。必要な道具(ブラシ、ヘラなど)を含めても、比較的安価に補修が可能です。ただし、補修範囲が広い場合や高所作業が必要な場合には、安全性を考慮して業者に依頼する方が安心です。
  • 業者依頼の場合
    外壁全体の補修や深刻なひび割れの修繕には、数万円から数十万円が必要になることがあります。たとえば、部分補修なら5~10万円程度、外壁の再塗装や全面補修なら50万円以上かかることもあります。具体的な費用は、ひび割れの規模や使用する材料によって異なります。

保証制度や保険の活用

  • 施工保証の利用
    業者による補修工事には、保証期間が設定されることが一般的です。この保証期間中に再び問題が発生した場合、無償で補修してもらえることがあります。施工前に保証内容を確認しておきましょう。
  • 火災保険の適用
    地震や台風など、自然災害が原因で外壁にひび割れが生じた場合、火災保険が適用されるケースがあります。補修費用の一部または全額が補償される可能性があるため、保険会社に問い合わせて確認することをおすすめします。

費用を抑えるためのポイント

  1. 早期対応
    ひび割れが小さいうちに補修することで、費用を抑えられます。放置すると被害が拡大し、修繕範囲が広がるため、早めの対応が重要です。
  2. 信頼できる業者の選択
    安さだけで業者を選ぶのではなく、実績や評判を確認して信頼できる業者に依頼することが大切です。施工不良を防ぎ、長期的に見てコストを抑えられる結果につながります。

5.外壁のひび割れを予防する方法

外壁のひび割れを防ぐには、事前の対策が重要です。予防策を講じることで、外壁の寿命を延ばし、補修の頻度を減らすことが可能です。ここでは、ひび割れを予防するための具体的な方法を解説します。

定期的な点検とメンテナンス

定期的な点検は、外壁の健康状態を把握するために欠かせません。少なくとも2~3年に一度は専門業者に依頼し、ひび割れや塗膜の劣化などを確認してもらいましょう。早期発見により、小さなひび割れを大きな問題に発展させずに対処できます。

また、外壁塗装は10年程度を目安に塗り替えを検討すると、劣化を防ぎやすくなります。塗装には防水機能があるため、塗膜を新しくすることで外壁を雨水や紫外線から保護できます。

耐久性の高い塗料や外壁材の選択

耐久性に優れた塗料や外壁材を選ぶことも予防の一環です。たとえば、耐候性の高いシリコン系やフッ素系の塗料は、一般的な塗料よりも長期間にわたり外壁を保護します。また、ひび割れに強い弾性塗料を使用することで、外壁が収縮や振動に対応しやすくなります。

外壁材についても、耐久性の高い窯業系サイディングやタイルなどを選ぶと、ひび割れの発生を抑えられる可能性があります。リフォーム時に適切な素材を選ぶことで、長期的なコスト削減が期待できます。

地震や振動の影響を減らす対策

日本のように地震が頻繁に起こる地域では、外壁にかかる負担を軽減する工夫が必要です。建物の基礎部分の補強や、振動を吸収する材料の採用は、外壁へのダメージを最小限に抑える効果があります。

さらに、エキスパンションジョイント(目地)を適切に設けることで、建物の収縮や揺れを吸収し、ひび割れを防ぐことが可能です。こうした技術は専門業者のアドバイスをもとに取り入れることをおすすめします。

外壁のひび割れを予防するためには、継続的なメンテナンスと適切な素材選びが鍵です。これらの取り組みを実践することで、美しい外観と建物の安全性を長く保つことができます。

6.テンイチによる施工事例を紹介

築16年の住宅で外壁補修と塗装を実施

築16年の一戸建て住宅で、瓦屋根の崩れや外壁のひび割れが気になるとのご相談を受け、補修と塗装を実施しました。モルタル部分のひび割れを丁寧に補修後、耐久性と防水性に優れたSK水性セラミシリコンを使用して外壁を塗装。施工期間は14日間、費用は約82万円でした。お客様からは「安心して依頼でき、美しい仕上がりに満足」とのお声をいただきました。

詳細はこちら

まとめ

外壁のひび割れは、住宅の耐久性や安全性に大きな影響を与える問題です。この記事では、ひび割れの原因、放置のリスク、補修方法、費用、そして予防策までを詳しく解説しました。早めに適切な補修を行うことで、雨漏りや断熱性能の低下を防ぎ、建物の美観を保つことができます。また、予防策を取り入れることで、ひび割れの再発を防ぎ、長期的なコスト削減につながります。

外壁のひび割れ補修に向けた3ステップ

  1. ひび割れの原因を特定する
    専門業者による診断を受け、ひび割れの規模や原因を把握しましょう。
  2. 適切な補修方法を選ぶ
    DIYでの簡単な補修や、業者依頼による本格的な修繕を状況に応じて選択します。
  3. 定期的な点検と予防策を実施する
    定期点検や耐久性の高い塗料の使用などで、ひび割れを予防する習慣をつけましょう。

ひび割れ補修は、住宅の寿命を延ばすための重要なステップです。少しの努力で、大きなトラブルを未然に防ぐことができます。

外壁のひび割れが気になる方や、補修方法についてもっと知りたい方は、ぜひ私たちテンイチにご相談ください。経験豊富なスタッフが、ひび割れの診断から補修方法の提案まで丁寧にサポートいたします。お客様の大切な住まいを守るため、最適なリフォームプランをご提案しますので、お気軽にお問い合わせください。


この記事を書いた専門家

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