blog 外壁塗装ブログ

2024.11.14 知って得する塗装講座

外壁塗装のはがれは放置NG!原因・費用・予防策を徹底解説!

「外壁の塗装がはがれてきて、このまま放置しておくのは心配…」というお悩みをきっかけに、リフォームを検討される方が増えています。外壁塗装のはがれは単なる見た目の問題にとどまらず、建物の耐久性や資産価値にも関わる重要な課題です。

塗装がはがれる原因には、施工不良や経年劣化、紫外線や雨風の影響といったさまざまな要因が考えられます。このような状況を放置すると、雨漏りやカビの発生、建物の劣化を招く可能性があり、早めの対応が重要です。

本記事では、外壁塗装のはがれが起きる原因と補修方法、さらに放置した場合のリスクについて詳しく解説します。また、塗装のはがれを防ぐための具体的な防止策や、補修費用の目安についても取り上げ、リフォームを進める上で役立つ情報をお届けします。

この記事はこのような方におすすめです。

  • 外壁塗装のはがれが目立ってきて困っている方
  • 補修を検討しているけれど、どこに相談すればいいかわからない方
  • 外壁塗装のはがれを防ぐ具体的な対策を知りたい方

この記事を書いた専門家

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 7d91004b6fff1ccfe845364098e9ed9f.png

テンイチ 管理部 営業企画課


1.外壁塗装のはがれが起きる原因

外壁塗装のはがれは、さまざまな要因が複雑に絡み合うことで発生します。ここでは主な原因を詳しく見ていきます。

施工不良によるはがれ

外壁塗装の工程において、適切な手順が守られないと、塗装がはがれるリスクが高まります。たとえば、施工時に外壁表面の汚れや古い塗膜が十分に除去されていなかったり、乾燥時間を無視して次の塗装工程を進めたりする場合、塗料が下地に密着しにくくなります。

また、施工業者の経験やスキルによっても品質に差が出ます。信頼できる業者であれば、外壁の状態に合わせて丁寧に作業を進めるため、このような問題が起きにくくなりますが、不十分な知識や技術力で施工を行うと、仕上がりに大きな影響が出ることがあります。

下地処理不足の影響

下地処理は、外壁塗装の工程で最も重要とされる作業のひとつです。汚れや油分、ひび割れがある外壁にそのまま塗料を塗ると、塗料が下地と十分に接着せず、はがれやすくなります。また、下地が劣化している場合には補修が必要ですが、これを怠ると塗装の寿命が短くなることもあります。

たとえば、ひび割れを埋めるシーリング材の選定を誤ったり、処理が不十分だったりすると、塗膜全体が持つべき耐久性を失い、数年ではがれてしまうケースもあります。

塗料や下塗り材の選定ミス

塗料や下塗り材の選定も重要です。外壁の素材や周囲の環境条件に適さない塗料を使うと、塗膜の密着性が低下し、耐久性が大幅に低下することがあります。特に注意が必要なのは、外壁材ごとに求められる特性が異なる点です。

たとえば、モルタル外壁には通気性のある塗料が適していますが、これを考慮せずに施工すると、内部で湿気がこもり、塗膜が膨れたりはがれたりする原因となります。また、紫外線や雨風の影響を受けやすい環境では、耐候性の高い塗料を選ぶ必要があります。

経年劣化によるはがれ

外壁塗装は、どれだけ丁寧に施工されても経年劣化を免れることはできません。塗料の耐用年数は、使用される塗料の種類や品質によって異なりますが、一般的には10~15年程度とされています。耐用年数を過ぎると塗膜が劣化し、はがれやすくなります。

経年劣化によるはがれは、放置することで外壁そのものの劣化に繋がり、雨水や汚れが建物内部に浸透する原因となるため、注意が必要です。

紫外線や雨風が原因のダメージ

外壁は常に過酷な環境にさらされています。紫外線によって塗料の成分が分解され、塗膜の柔軟性が失われることでひび割れが発生します。さらに、雨風が塗膜にダメージを与え、はがれの進行を加速させることがあります。

特に、南向きの外壁や海岸に近い建物では、紫外線や塩害の影響が強く現れます。こうした環境要因を考慮した対策を講じることが、塗装の長寿命化に繋がります。

2.外壁塗装のはがれを放置するとどうなる?

外壁塗装のはがれをそのまま放置すると、建物に深刻な影響を及ぼす可能性があります。初期段階で対処すれば被害を最小限に抑えられる一方、放置してしまうと修繕が大がかりになり、費用も増加します。ここでは主なリスクについて解説します。

雨漏りやカビの発生リスク

外壁塗装がはがれると、防水機能が低下します。外壁の塗装は、雨水の侵入を防ぐ重要な役割を果たしていますが、はがれた部分から水分が入り込むことで、内部構造にダメージを与える可能性があります。

建物内部に水分が侵入すると、以下のような問題が発生することがあります:

  • 雨漏り:天井や壁にシミができる、内部の木材が腐食する。
  • カビの発生:湿気が原因でカビが発生し、健康被害(アレルギーや呼吸器疾患など)を引き起こすリスクが高まる。

こうした問題は目に見えない場所で進行することが多く、気づいた時には大きな被害になっていることも少なくありません。

建物の美観や資産価値の低下

外壁塗装のはがれがあると、建物の見た目に影響を与えます。塗装がはがれている部分が目立つと、建物全体が老朽化している印象を与え、住宅の資産価値を損ねる要因になります。

さらに、こうした状態を放置していると、「メンテナンスが行き届いていない家」というイメージが定着し、売却や賃貸を考えた際にも不利に働く可能性があります。

放置が招く補修費用の増加

外壁塗装のはがれを放置していると、塗装だけでなく外壁そのものや建物内部にまで被害が広がり、修繕費用が大幅に増えることがあります。以下のようなケースが想定されます:

  • 初期段階では部分的な補修で済むはずが、はがれが拡大して全面補修が必要になる。
  • 雨漏りによる内部構造の劣化を修理するため、追加工事が必要になる。

特に、内部構造にまで被害が及ぶと、塗り替えだけでなく大規模な修繕工事が必要になり、費用が数倍に膨らむこともあります。これを防ぐためにも、早期の対応が重要です。

3. 外壁塗装のはがれはどうやって補修する?

外壁塗装のはがれが発生した場合、その補修方法ははがれの規模や外壁の状態によって異なります。ここでは、具体的な補修方法を規模別にご紹介します。また、DIYの可能性や限界、専門業者に依頼する場合のポイントについても解説します。

はがれの補修方法と対応策

小規模なはがれの場合

小さな塗膜のはがれやひび割れ程度であれば、部分補修で対応可能です。具体的には以下の手順で行います。

  1. 表面の清掃:はがれた部分の周囲を掃除し、汚れや古い塗膜を除去します。
  2. 下地処理:ひび割れがある場合は、補修材を使用して埋めます。
  3. 塗装:下塗り材を塗布し、その上から適切な塗料を重ね塗りします。

こうした作業は比較的短時間で行えますが、適切な塗料や道具を選ぶ必要があります。

広範囲のはがれの場合

はがれが広範囲に及ぶ場合や、外壁自体に劣化が見られる場合は、部分補修ではなく全面的な補修が必要です。この場合、外壁全体を再塗装したり、必要に応じて外壁材の張り替えを検討します。

  1. 既存の塗膜を全面的に除去:はがれた塗膜を完全にはがし、下地を整えます。
  2. 外壁の下地補修:ひび割れや欠損箇所をしっかり修復します。
  3. 新しい塗装の施工:適切な塗料を選び、下塗り・中塗り・上塗りの工程を丁寧に進めます。

小規模なDIY補修のメリットとデメリット

メリット

  • 費用を抑えることができる。
  • 小規模であれば手軽に対応可能。

デメリット

  • 適切な塗料選びや施工技術が求められる。
  • 施工不良によって状態がさらに悪化する可能性がある。
  • 外壁の下地や全体の状態を見極めることが難しい。

DIY補修はあくまで簡易的な対応策です。適切な仕上がりを求める場合や、はがれが広範囲に及ぶ場合には、専門業者に依頼する方が安心です。

専門業者による補修の重要性

外壁塗装はがれの補修には、専門知識と経験が必要です。適切な診断を行い、最適な方法で施工を進めることで、再発のリスクを低減できます。また、業者による施工には保証が付く場合もあり、安心感が得られる点が大きな利点です。

補修費用の目安

補修にかかる費用は、外壁の状態や補修の規模によって異なります。以下に一般的な費用の目安をまとめました。

  • 部分補修:5万円~20万円
    (ひび割れの補修や小規模なはがれの補修。足場代が別途必要な場合もあります)
  • 全面補修(塗り替え):50万円~120万円
    (外壁全体の塗り直し。建物の広さや塗料の種類によって費用が変動します)
  • 張り替え工事:120万円~200万円以上
    (劣化が激しい場合の外壁材の張り替え。建物の規模や材質によって変動します)

部分補修でも足場代や下地処理費用が発生するため、費用が高くなる場合があります。また、全面補修を行う場合は、耐久性の高い塗料を選ぶことで長期的なメンテナンス費用を抑えることができます。

費用を抑えるためにも、早期の診断と適切な対応が重要です。

4.外壁塗装のはがれ補修を専門業者に頼む際のポイント

外壁塗装のはがれをしっかり補修するためには、信頼できる専門業者に依頼することが欠かせません。ただし、業者選びや依頼の際に押さえるべきポイントを理解しておくことで、より満足度の高い仕上がりを得ることができます。ここでは、専門業者に依頼する際の注意点や、知っておきたい選び方のポイントを解説します。

専門業者に依頼するメリット

専門業者に依頼することで、以下のようなメリットを享受できます。

  • 正確な診断が受けられる:外壁の状態を的確に診断し、最適な補修方法を提案してくれます。
  • 確実な施工が期待できる:経験豊富な職人による施工で、再発リスクを低減します。
  • アフターサービスの安心感:施工後のメンテナンスや保証が充実しているため、長期的に安心できます。

専門業者に依頼することは、外壁の耐久性を高め、結果的に長期的な費用削減にもつながります。

業者選びのポイント

専門業者に依頼する際は、以下のポイントを確認することで信頼できる業者を見つけることができます。

  1. 施工実績を確認する
    実績が豊富な業者は、さまざまなケースに対応できるノウハウを持っています。年間施工件数や過去の事例を参考にしましょう。たとえば、静岡県で年間3,000件以上の施工実績を持つ業者であれば安心感が高まります。
  2. 見積もり内容を比較する
    複数の業者から見積もりを取り、作業内容や費用が明確であるか確認してください。材料費、施工費、足場代など、細かな内訳が提示されている業者を選びましょう。
  3. 保証内容を確認する
    施工後にトラブルが発生した際の対応や保証期間をチェックすることが大切です。塗装工事は長期的な耐久性が求められるため、保証の充実度が業者選びのポイントとなります。
  4. 口コミや評判を調べる
    地域での評判や実際に利用した人の口コミを参考にすることで、業者の信頼性を確認できます。地域密着型の業者は、迅速な対応や細やかなサポートが期待できる場合が多いです。

依頼前に準備しておくべきこと

業者に依頼する前に、以下の準備をしておくとスムーズに進められます。

  • 外壁の状態を把握する:はがれの範囲や場所、原因と思われる点を事前に確認しておきます。
  • 希望する補修内容を明確にする:部分補修か全面補修かなど、自分の希望を整理して伝えましょう。
  • 質問事項を用意する:使用する塗料や工期、費用の内訳など、不明点は事前に質問しておくと安心です。

外壁塗装のはがれ補修は、業者選びが仕上がりに大きな影響を与えます。信頼できる業者に依頼することで、外壁の美観と耐久性を取り戻し、快適な住環境を維持することができます。

5. 外壁のはがれに関するよくある質問

外壁塗装のはがれを発見すると、「このままで大丈夫なのか?」「どこに相談すれば良いのか?」など、さまざまな疑問が生まれるものです。ここでは、外壁のはがれに関してよく寄せられる質問とその回答をまとめました。

Q1. 外壁塗装のはがれを見つけたら、まず何をすればいいですか?
外壁塗装のはがれを発見したら、まずは信頼できる業者に診断を依頼しましょう。専門業者は、はがれの原因や建物全体への影響を調査し、最適な補修方法を提案してくれます。また、診断が無料で行われることも多いため、気軽に相談することをおすすめします。

Q2. 補修を依頼する場合、保証はつきますか?
多くの業者は、施工後の保証を提供しています。保証内容は業者によって異なりますが、外壁塗装の場合、一般的には5年~10年程度の保証がつくことが多いです。見積もり時に保証内容をしっかり確認し、保証期間内のトラブル対応について具体的に聞いておくと安心です。

Q3. DIYで補修することは可能ですか?
小規模なはがれであれば、DIYで部分補修を行うことも可能です。ただし、適切な下地処理や塗料の選定、施工方法が求められるため、経験がない場合は失敗するリスクがあります。特に広範囲のはがれや、下地の劣化が進んでいる場合は、専門業者に依頼する方が確実です。

Q4. 外壁塗装を再びはがれにくくするためにはどうしたらいいですか?
再発を防ぐためには、以下のポイントを押さえた補修が重要です。

  • 適切な塗料選び:耐候性や耐久性の高い塗料を使用する。
  • 定期的な点検:外壁の状態を3~5年ごとに点検する。
  • 専門業者への依頼:経験豊富な業者に施工を依頼し、丁寧な下地処理を行う。

これらを徹底することで、塗装のはがれを予防することができます。

Q5. リフォーム計画を立てる際に気をつけるべきことはありますか?
外壁塗装のリフォーム計画を立てる際は、以下を意識すると良いでしょう。

  1. スケジュールの余裕を持つ:天候の影響で施工日程が変更される場合もあるため、時間に余裕を持った計画を立てる。
  2. 複数の見積もりを比較する:費用や施工内容が適切であるか確認するために、複数の業者に見積もりを依頼する。
  3. リフォームの優先順位を決める:外壁以外にも修繕が必要な箇所があれば、全体の優先順位を明確にしておく。

まとめ

外壁塗装のはがれは、見た目だけでなく建物全体の寿命や快適な住環境にも影響を与える重要な課題です。本記事では、はがれの原因や補修方法、専門業者に依頼する際のポイントを詳しく解説しました。適切な対策を取ることで、建物の耐久性を高め、将来的なトラブルを未然に防ぐことが可能です。

外壁塗装のはがれをそのままにしておくと、雨漏りや建物内部の劣化などさらなる問題を引き起こす可能性があります。しかし、早期の診断と補修によって、建物の価値を守り、長期的なメンテナンスコストを削減することができます。

私たちテンイチは、静岡県を中心に豊富な施工実績を持つリフォーム専門会社です。年間3,000件以上の施工を手掛け、多くのお客様から信頼をいただいております。外壁塗装のはがれに関する補修についても、確かな知識と経験をもとに、お客様に最適なプランをご提案いたします。

ぜひ一度、無料相談やお見積もりをご利用ください。丁寧なヒアリングを通じて、お客様のご要望やご予算に合わせた最適なリフォームプランを一緒に考えていきます。お気軽にお問い合わせください。

ご相談・お見積もりはこちら


この記事を書いた専門家

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 7d91004b6fff1ccfe845364098e9ed9f.png

テンイチ 管理部 営業企画課

テンイチでは、お家時間を快適で豊かなものにするために必要なリフォームの知識や役立つ情報を提供し、静岡県内地域のみなさまの暮らしをサポートします。ご相談いただければ、安心のリフォーム工事をご提供いたします。




PICK UP
新着情報
カテゴリー

CATEGORY

施工エリア
静岡県西部の塗装工事
浜松市中区、浜松市東区、浜松市南区、浜松市北区、浜松市⻄区、浜松市浜北区、浜松市、天⻯区、湖⻄市、磐田市、袋井市、掛川市、菊川市、牧之原市、御前崎市、森町
静岡県中部の塗装工事
静岡市葵区、静岡市駿河区、静岡市清水区、焼津市、藤枝市、島田市、吉田町、川根本町
静岡県東部の塗装工事
沼津市、清水町、富士市、富士宮市、三島市、裾野市、御殿場市、小山町、伊豆の国市、⻑泉町、函南町
外壁塗装を分かりやすく紹介した

「家を守るおはなし」プレゼント!

他にも、塗装や外装の工事に関する資料を
ご提供します

ご相談窓口