2024.12.26 外壁リフォーム
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外壁塗装の浮きに気づいたとき、「これって放置して大丈夫なの?」と不安を感じる方は多いのではないでしょうか。特に、経年劣化が原因なのか、施工不良が関係しているのか、すぐに判断するのは難しいものです。しかし、浮きを放置すると建物の防水性や美観が損なわれ、結果的に大きな費用がかかる事態を招きかねません。早めの対応が建物を守る鍵となります。
私たち株式会社テンイチは、静岡県内で外壁塗装を含むリフォームを数多く手掛けてきました。地域密着型のリフォーム業者として、多くのお客さまの外壁トラブルを解決し、快適な住環境を実現しています。その経験から、浮きの原因や補修方法、さらには未然に防ぐためのメンテナンスについて、具体的で実践的なアドバイスをお伝えします。
この記事は、次のような方におすすめです。
- 外壁塗装の浮きを発見し、初期対応や補修方法に悩んでいる方
- 浮きの原因を理解し、建物を長持ちさせたいと考えている方
- 信頼できる業者を選び、適切なメンテナンスを実施したい方
この記事を書いた専門家

テンイチ 管理部 営業企画課
INDEX
1.外壁塗装の浮きが発生したときの初期対応

外壁塗装の浮きを発見した際、何をすれば良いのかわからず慌ててしまう方も多いでしょう。しかし、適切な初期対応を行うことで、浮きが広がるリスクを軽減し、余計な修理費用を抑えることができます。このセクションでは、浮きを見つけたときに確認すべきポイントや、応急処置の必要性、専門業者に連絡する際の準備について具体的に説明します。
浮きを見つけたらまず確認するべきポイント
外壁塗装の浮きを発見したとき、まずは次の点を確認してください。
- 浮きの範囲と位置
浮きが発生している箇所が広範囲にわたるのか、それとも小さな部分だけなのかを確認します。また、外壁のどの位置に発生しているのかも重要です。地面に近い部分の場合、水分が浸入している可能性が高いです。 - 外壁材の種類
浮きが発生している外壁材の種類(モルタル、サイディングなど)を特定します。それによって適切な補修方法が異なります。 - 周囲の環境
浮きが発生した箇所の周囲に、ひび割れや汚れ、水染みがないか確認します。これらは浮きの原因を特定する手がかりになります。
応急処置が必要なケースとそうでないケース
浮きが確認された場合、すぐに応急処置が必要かどうかを判断するのも大切です。
- 応急処置が必要な場合
浮き部分が剥がれ落ちそうな場合や、雨水が浸入している可能性がある場合は、早急な対処が必要です。一時的にビニールシートで覆うなどして水分の浸入を防ぎましょう。 - 応急処置が不要な場合
浮きがごく小規模で広がる兆候が見られない場合は、急ぎの対応は不要です。ただし、状況を観察し、必要に応じて専門業者に相談してください。
専門業者に連絡する前の準備
専門業者に連絡する前に、以下の準備をしておくとスムーズです。
- 浮きの写真を撮影
問題箇所を写真に収め、業者に送ることで状況説明が簡単になります。 - 過去の工事記録を確認
外壁塗装やリフォームの履歴があれば用意してください。施工日や使用した塗料がわかると原因究明に役立ちます。 - 気になる箇所をリストアップ
浮き以外にも気になる箇所があればまとめて相談しましょう。一度の訪問で複数の問題を解決することが可能です。
外壁塗装の浮きは初期対応が重要です。適切な行動を取ることで、トラブルの拡大を防ぎ、建物を守る第一歩を踏み出せます。
2.外壁塗装の浮きが起こる原因と解決策

外壁塗装の浮きが発生する背景には、さまざまな原因が絡み合っています。その原因を正しく理解することは、適切な解決策を見つけるための第一歩です。このセクションでは、浮きの主な原因と、それぞれに対応する解決策について詳しく解説します。
浮きの原因を特定する方法
外壁塗装の浮きを解決するには、まず原因を特定する必要があります。原因によって補修方法が異なるため、問題の根本を見極めることが重要です。
- 経年劣化
塗膜が紫外線や雨風にさらされ続けると、次第に劣化が進み、外壁材との密着が弱まります。この場合、浮きは塗料の寿命が尽きたサインとも言えます。 - 下地処理不良
塗装前の下地処理が不十分だと、塗料がしっかり密着せず、時間が経つと浮きが発生します。特に、表面の汚れや旧塗膜を十分に除去していない場合に多く見られます。 - 水分の浸入
外壁材の隙間やひび割れから水分が浸入し、内部で膨張や劣化を引き起こすことで浮きが発生します。湿気が多い地域や降雨量が多い地域で特に注意が必要です。
経年劣化による浮きの補修方法
経年劣化が原因で発生した浮きは、塗装の全面的なやり直しが必要になる場合があります。以下の手順で進めることが一般的です。
- 表面の洗浄
高圧洗浄機を使い、汚れや旧塗膜を丁寧に取り除きます。 - 下地処理
下地のひび割れや欠損がある場合、適切な補修材で修復します。 - 適切な塗料を選ぶ
耐候性や防水性に優れた塗料を使用し、長持ちする外壁に仕上げます。
下地処理不良が原因の場合の対応策
施工不良による浮きは、再施工によって解決する必要があります。特に、以下のポイントを重視して再施工を行います。
- 正しい下地処理の実施
表面をしっかりと研磨し、密着性を高めるためのプライマーを使用します。 - 信頼できる業者の選定
過去の施工事例を確認し、下地処理に注力している業者を選ぶことが重要です。
水分浸入が引き起こす浮きへの対策
水分が原因の浮きには、防水対策が欠かせません。次のような手順が推奨されます。
- 水分の侵入口を特定
ひび割れや目地の隙間をチェックし、原因箇所を特定します。 - シーリング材の充填
隙間には防水性の高いシーリング材を充填し、水分の浸入を防ぎます。 - 防水塗料の活用
防水性に優れた塗料を使用することで、今後の水分浸入を予防します。
外壁塗装の浮きは、原因を正確に把握することで適切な対応が可能になります。それぞれの原因に合った方法を選び、建物を長く美しい状態に保ちましょう。
3.外壁塗装の浮きが進行するリスク

外壁塗装の浮きを放置すると、目には見えにくい部分で建物へのダメージが進行する可能性があります。その結果、見た目だけでなく機能面や費用面でも大きな影響を受けることになるでしょう。このセクションでは、浮きを放置することで生じるリスクについて詳しく説明します。
浮きを放置することで発生する問題
外壁塗装の浮きは単なる見た目の問題にとどまりません。以下のような深刻な問題を引き起こす可能性があります。
- 美観の悪化と資産価値の低下
浮きが進行すると、外壁の見た目が大きく損なわれます。これにより建物の印象が悪化し、資産価値が低下する可能性があります。特に、将来的に建物を売却する際には大きなデメリットとなるでしょう。 - 防水機能の喪失と建物内部へのダメージ
浮きがひび割れや隙間を伴う場合、そこから水分が侵入しやすくなります。防水機能が損なわれると、雨水が内部に浸透し、柱や断熱材に影響を与えることもあります。結果として、建物全体の耐久性が低下する可能性があります。 - 補修費用が高額化する可能性
浮きを放置すると、初期段階であれば簡単に済む補修が、時間が経つにつれて広範囲の修理を必要とするケースに発展します。このため、修理費用が大幅に増加するリスクが高まります。
美観の悪化と資産価値の低下
建物の外観は、訪問者や住民にとっての第一印象を左右する重要な要素です。外壁に浮きや剥がれがあると、メンテナンス不足の印象を与え、建物の印象が悪くなることがあります。また、不動産市場での価値も低下しやすくなるため、将来的な資産形成に影響を及ぼします。
防水機能の喪失と建物内部へのダメージ
防水性能が低下した外壁は、雨水の侵入を許すようになります。内部に侵入した水分は、建物の構造材を腐食させたり、カビの発生を招いたりする原因となります。このようなダメージは修復が難しいだけでなく、健康被害をもたらす可能性もあるため、早めの対応が必要です。
補修費用が高額化する可能性
浮きが広範囲に広がり、外壁全体に及ぶと、部分的な補修では済まなくなります。全面塗り替えや外壁材の交換が必要となるケースもあるため、早い段階で対処することが、長期的なコスト削減につながります。
外壁塗装の浮きを見つけたら、迅速に対応することが建物を守る鍵です。小さな浮きが大きな問題に発展する前に、適切な対応を心がけましょう。
4.外壁塗装の浮きを補修する具体的な方法

外壁塗装の浮きが発生した場合、適切な補修方法を選ぶことで建物を保護し、美観を取り戻すことができます。浮きの程度や原因によって、部分補修で済む場合もあれば、全面塗り替えが必要な場合もあります。このセクションでは、具体的な補修方法とその手順について詳しく説明します。
部分補修が可能な場合と全面塗り替えが必要な場合
浮きの規模や影響範囲によって、補修方法を選択する必要があります。
- 部分補修が可能な場合
浮きがごく一部に限定されている場合、該当箇所を重点的に補修することで対応できます。具体的には、浮き部分の旧塗膜を剥がし、適切な下地処理を施したうえで、新たな塗料を塗布します。この方法は、コストを抑えたい場合に効果的です。 - 全面塗り替えが必要な場合
浮きが広範囲に及んでいる場合、外壁全体を再塗装する必要があります。特に、塗料の劣化が進んでいる場合や、下地がダメージを受けている場合は、全面塗り替えが推奨されます。
自分で補修する場合に準備すべきもの
DIYで補修を試みる場合は、適切な道具と手順を準備することが重要です。以下は、一般的に必要とされる道具とその使用方法です。
- スクレーパー
浮き部分を剥がすために使用します。 - サンドペーパー
剥がした部分を滑らかに整えるために使用します。 - プライマー
下地の密着性を高めるために塗布します。 - 塗料と刷毛またはローラー
外壁に合った塗料を選び、均一に塗布します。
DIYでは浮き部分のみの簡易補修が可能ですが、広範囲の補修や原因が特定できない場合は、専門業者に相談することをお勧めします。
専門業者に依頼する際に確認するべきポイント
専門業者に依頼する場合、事前に以下の点を確認することで、満足度の高い補修が期待できます。
- 見積もりの確認項目
施工範囲、使用する塗料の種類、工期など、見積もりの内容が具体的かつ詳細に記載されているか確認してください。 - 過去の施工事例の重要性
業者の実績を確認することで、施工品質や技術力を判断する材料になります。可能であれば、類似の事例を見せてもらいましょう。 - 保証内容の確認
施工後の保証内容を確認し、万が一問題が発生した際の対応について確認しておくことが大切です。
適切な補修方法を選ぶことは、外壁の寿命を延ばし、建物全体の価値を守るために重要です。信頼できる業者の協力を得ることで、安心して外壁の浮き問題を解決することができます。
5.外壁塗装の浮きを未然に防ぐメンテナンス方法

外壁塗装の浮きは、適切なメンテナンスを行うことで未然に防ぐことが可能です。予防的な対策を講じることで、塗装の耐久性を向上させ、浮きのリスクを最小限に抑えることができます。このセクションでは、外壁メンテナンスの重要性と具体的な方法について解説します。
定期的な外壁点検の重要性
外壁塗装の浮きは、目に見える形で現れる前に兆候を示すことがあります。定期的な点検を行うことで、早期に異常を発見し、問題が深刻化する前に対処することができます。
- 点検の頻度
一般的に、5年に一度は専門業者による点検を受けることが推奨されます。ただし、海岸沿いや雨の多い地域では、点検の頻度を増やすのが望ましいです。 - 点検項目
ひび割れ、汚れ、塗膜の剥がれなど、外壁の状態を総合的に確認します。また、目地やサッシ周りの隙間も重要なチェックポイントです。
塗料や工法選びで失敗しないためのコツ
外壁塗装の耐久性は、使用する塗料や施工方法によって大きく左右されます。以下のポイントを押さえて選定することが大切です。
- 耐候性の高い塗料を選ぶ
紫外線や雨風に強いシリコン系やフッ素系塗料は、浮きのリスクを軽減します。建物の立地条件に合わせて塗料を選びましょう。 - 適切な工法を採用する
下地処理が不十分だと、塗料がしっかり密着せず、後に浮きを引き起こす可能性があります。業者が適切な工程で作業を行っているか確認することが重要です。
6.外壁塗装の浮きに悩まないための業者選びのコツ

外壁塗装の浮きの発生を防ぐには、信頼できる業者を選ぶことが重要です。初めて業者に依頼する方にとっては、不安や疑問が多いかもしれません。このセクションでは、業者選定の具体的な手順やポイントについて解説します。
初めての依頼でも失敗しない業者選定の手順
外壁塗装の依頼において、適切な業者を選ぶためのステップは次の通りです。
- 地域に密着した業者を探す
地元で実績のある業者は、迅速な対応やアフターフォローが期待できます。口コミや評判も確認しやすいのがメリットです。 - 複数の業者から見積もりを取る
1社だけで決めるのではなく、複数の業者に見積もりを依頼しましょう。価格だけでなく、対応や説明の丁寧さも重要な判断材料となります。 - 施工事例やレビューを確認する
実際の施工事例や過去のレビューを確認することで、業者の技術力や信頼性を判断できます。
見積もりの比較で注目するポイント
業者ごとに提示される見積もりには、次の点をチェックすることが大切です。
- 作業内容の明確さ
見積もりに記載されている作業内容が具体的であることを確認してください。曖昧な表現が多い場合は、後から追加料金が発生する可能性があります。 - 使用する塗料の種類
耐候性や防水性に優れた塗料を提案しているかを確認します。塗料のブランドや特徴についても説明を求めると安心です。 - 保証期間の有無
塗装後の保証期間が設定されているかを確認します。万が一の不具合があった場合に対応してもらえるかどうかは重要なポイントです。
保証内容とアフターケアの確認
外壁塗装後のアフターケアや保証内容を事前に確認することで、施工後の安心感が得られます。
- 保証期間
塗膜の耐久年数に基づいた保証期間が設定されているか確認しましょう。一般的には5〜10年の保証が多いです。 - アフターケアの体制
定期点検や簡易的な補修が含まれている場合、長期的に建物の状態を保つことができます。
信頼できる業者を選ぶことで、外壁塗装の浮きのリスクを減らし、美しく耐久性のある外壁を実現できます。慎重な業者選びが、安心して住まいを守る第一歩です。
まとめ
外壁塗装の浮きは、放置すると建物全体に深刻なダメージを与えるリスクがあります。この記事では、浮きが発生した際の初期対応から原因の特定、適切な補修方法、さらには未然に防ぐためのメンテナンス方法について解説しました。これらを実践することで、美観を保ちながら建物の寿命を延ばすことが可能です。
もし、浮きが見つかった場合や補修に迷っている方は、ぜひ株式会社テンイチにご相談ください。当社は静岡県内を中心に、外壁塗装をはじめとした幅広いリフォームサービスを提供しています。専門知識を持つスタッフが丁寧に対応し、最適な解決策をご提案いたします。
- 外壁の状態を点検する
浮きやひび割れを発見したら、まず写真を撮影して状況を記録しましょう。過去の施工記録があれば合わせて確認します。 - 専門業者に相談し見積もりを取る
地元で実績のある業者を選び、複数社から見積もりを取得して比較してください。使用する塗料や保証内容も確認しましょう。静岡・浜松・沼津での外壁塗装なら、テンイチがお力になります。 - 早めに補修を実施する
浮きを放置せず、早い段階で適切な補修を行うことで、長期的なコスト削減につながります。
外壁塗装は定期的なメンテナンスが重要です。当ブログでは、他にも外壁やリフォームに関する有益な情報を掲載していますので、ぜひご覧ください。浮きやその他の外壁トラブルについてのご相談は、株式会社テンイチまでお気軽にお問い合わせください。
この記事を書いた専門家

テンイチ 管理部 営業企画課
テンイチでは、お家時間を快適で豊かなものにするために必要なリフォームの知識や役立つ情報を提供し、静岡県内地域のみなさまの暮らしをサポートします。ご相談いただければ、安心のリフォーム工事をご提供いたします。
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