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「外壁塗装で起こるトラブルにはどのようなものがあるのか？」「トラブルを防ぐための方法を知っておきたい」とお考えではありませんか？ 外壁塗装は住宅の性能維持に欠かせないものであり、見た目の印象も大きく左右するほか、工事には高額な費用がかかります。

そのため、後悔のないようスムーズに進めたいと考えるのが当然でしょう。外壁塗装を含む住宅のリフォームにおいては、昔ながらの業者も存在し、残念ながら悪質な業者も存在しています。

公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センターの統計年報2021によると、2020年度のリフォームに関する相談件数は9197件で、10年前よりも３割以上増加しています。

1．外壁塗装で起こる施工内容のトラブル

まずは、施工内容に関するトラブルにはどのようなものがあるのかをご紹介しましょう。

1-1．塗料の色が打ち合わせしていたものと違う

外壁塗装で特に多いのが、「仕上がりの色がイメージと違う」という内容のトラブルです。このようなトラブルが起こる原因には、業者との打ち合わせ不足が関係してきます。外壁塗装の色を決める際には色見本を参考にする場合がほとんどです。

小さなサイズの色見本だと外壁に塗ったときとのイメージが変わってしまうため、「思っていたのと違う色になってしまった」ということが起こり得ます。打ち合わせの際にそういったことをきちんと説明してくれる業者や、住宅塗り替えシミュレーションの画像などを見せてくれる業者だとこのようなトラブルは起こりづらいはずです。

1-2．3度塗りされていない

外壁塗装では「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3度塗りをするのが基本です。しかし、中には塗装回数を減らして塗装終了とする手抜き業者も残念ながら存在します。工事後しばらくして、塗装が剝がれるなどの症状が出てから初めて手抜き工事に気づくというケースもあるようです。

1-3．塗りムラや塗り忘れがある

塗りムラや塗り忘れなどがトラブルの原因になることもあります。塗りムラは塗装回数が少ないことや下地処理をきちんとおこなっていないことが原因の場合がほとんどです。塗り忘れについては、業者の確認ミスや打ち合わせ不足で起こることが多くなっています。

2．外壁塗装で起こる契約・お金に関するトラブル

次に、契約やお金に関するトラブルにはどのようなものがあるかをご紹介します。

2-1．訪問営業で強引に契約させられた

突然訪問してきて「今すぐ外壁塗装が必要」と不安をあおり、強引に契約を迫ってくる悪徳業者とのトラブル例です。契約するまで玄関先に居座られたり威圧的な態度で脅されたりしたケースも報告されています。家族が不在のすきに高齢者を狙って契約を取ろうとする業者も多いので注意が必要です。契約後すぐに解約を申し出ると高額な違約金を請求してくることも珍しくありません。

2-2．事前の説明なく追加料金を請求された

見積書の記載も事前の説明も一切なく、高額な追加料金を請求されてトラブルになるケースもあります。「途中で破損箇所があることに気づいた」「塗料が足りなくなった」など、何かと理由をつけてくるので注意が必要です。

2-3．前金を支払ったのに業者と連絡が取れなくなった

前金を請求され、支払ったとたんに業者と連絡が取れなくなるというトラブル例も報告されています。基本的に、前金を請求してくる業者は資金繰りがうまくいっていない可能性があるので注意が必要です。このようなトラブルの場合は、訴訟も検討しなければなりません。

3．外壁塗装のトラブルを防ぐには？

外壁塗装でトラブルが発生するのを防ぐための対策をご紹介しましょう。

3-1．施工業者を慎重に選ぶ

トラブルを防ぐために最も大切なのは、施工業者選びです。強引な契約や説明のない追加料金の請求・手抜き工事などは、すべて悪徳業者の手口といえます。そのような業者を選んでしまうことがないよう、業者選びの際には以下のポイントをチェックするとよいでしょう。

• 豊富な実績があるか
• 料金体系は明確か
• 無料見積もりを受け付けているか
• アフターフォローや保証内容は充実しているか
• 営業担当者が親身になって相談にのってくれるか

3-2．契約書や見積書はすみずみまでチェックする

業者が提示してきた契約書や見積書はすみずみまでチェックし、不明な点はないか確認しましょう。特に、解約や追加料金に関することは直接業者に質問しながら確認するのがおすすめです。また、見積書に料金の内訳が記載されているかどうかもチェックしてください。何にいくらかかるのかが明確になっていない見積書は注意が必要です。

3-3．基礎知識を持っておく

トラブルが起こる前に対処できるように、外壁塗装に関する基礎知識を持っておくことも大切です。たとえば、以下のようなことを確認しておきましょう。悪徳業者から自分を守ることにつながる可能性があります。

• 訪問営業で契約した場合、8日以内であればクーリングオフができる
• 極端な値引きを提案してくる業者は信用しないほうがよい
• 下請け業者が施工する場合は注意が必要

4．外壁塗装でトラブルが起きたときの対処法を紹介

外壁塗装でトラブルが起きてしまったときの対処法には、以下のようなものがあります。

4-1．まずは業者と話し合いをする

トラブルが発生した際には、まず業者としっかり話し合いをしましょう。どのような理由で不具合が起きたのか、保証はしてもらえるのかなどを確認する必要があります。トラブルの内容にもよりますが、営業担当者はもちろん、現場の責任者にも同席してもらって話し合いの場を設けてください。

4-2．公的機関に相談する

「業者と連絡が取れない」など、話し合いができない場合は、公的機関に相談しましょう。外壁塗装のトラブルについて相談ができるのは、国民生活センターと住宅リフォーム・紛争処理支援センターです。冷静な目で物事を判断してもらったうえで、適切なアドバイスを受けることができます。

4-3．弁護士に相談する

上記の方法で解決しなければ、最終的には、弁護士への相談も検討してみるとよいでしょう。正式な依頼となると費用がかかりますが、無料相談に対応している弁護士事務所もあるのでまずは利用してみるのがおすすめです。

5．外壁塗装のトラブルに関するよくある質問

「外壁塗装で発生するトラブルについて知りたい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。

Q．外壁塗装の相場はどうやって調べられますか？
A．複数の塗装業者に無料見積もりを依頼し、その内容を比較してみるとよいでしょう。大まかな相場がわかるはずです。

Q．訪問営業によるトラブルを回避するにはどうすればよいでしょうか？
A．話を聞かないのが一番です。少しでも聞く姿勢を見せてしまうと勝手に話を進められてしまう可能性があります。

Q．予定より工期が長引いているのですが、追加料金を請求するための手口でしょうか？
A．天気の都合などで長引いている可能性もあります。まずは、業者に理由を確認してみましょう。

Q．外壁塗装工事費用の内訳を教えてください。
A．主に「材料費」「人件費」「足場代」「その他・運営費」にわけられます。

Q．過去の実績が確認させてくれないのですが、どのような理由が考えられるでしょうか？
A．施工実績が極端に少ないか、トラブルの発生件数が多い可能性が考えられます。

まとめ

外壁塗装でよくあるトラブル例やトラブルを予防する方法などを詳しくご紹介しました。トラブルなく安心して依頼できる外壁塗装業者をお探しなら、株式会社テンイチにぜひご相談ください。創業60年以上の信頼と実績を誇り、優良リフォーム会社紹介サイトのホームプロで顧客満足優良会社表彰を３年連続受賞しています。最長10年の工事保証もついているので、安心してお任せください。