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2015.10.06 知って得する塗装講座

外壁にコケが生える原因は?コケの洗浄法や予防策をチェックしよう!

外壁は常に外部の空気に触れています。定期的に塗り替えていかなければ劣化がすすみ、家全体の耐久にも悪影響を与えるのです。雨や風、台風などで少しずつ外壁は傷ついています。

湿度が高い日本では外壁に「コケ」がよく生えるでしょう。

これから外壁にコケが生える原因やコケが生えやすい立地・外壁材、コケの洗浄法と予防策について説明します。外壁のコケで悩んでいる人は必見です。

1.外壁にコケが生える原因

なぜ外壁にコケが生えてしまうのでしょうか。コケを未然に防ぐためには「原因」をきちんと把握しなければなりません。

主に挙げられる原因をいくつかピックアップしていきます。当てはまるものはないかどうか、自分で確認しましょう。

1‐1.地域の気候によるカビ

日本には「四季」があります。四季によって気温や湿度も変わるものです。季節の変わり目による影響も大きいですが、外壁のカビは主に「地域の気候」で左右します。

日本の地域によっても気候が異なるため、コケが生えやすい地域に住んでいる人ほど外壁のコケが目立つのです。

後ほど、コケが生えやすい立地について説明します。自分が住んでいる地域はコケが生えやすい気候かどうか確認しなければなりません。生えやすい環境にいる場合は、気候に合った対策が必要になります。

1‐2.外壁サイディングの柄による影響

外壁に生えるコケは緑色に変色します。よって、白い外壁ほど目立ってしまうでしょう。

コケの原因は地域の気候によりますが、外壁サイディングの柄も関係しています。外壁サイディングの柄はさまざまな種類があるものです。

どの種類にしようか悩む人も多いでしょう。

しかし、中にはカビの原因となる水がたまりやすい柄もあるので注意しなければなりません。コケは水気の多いところに生えやすい特徴を持っています。

できるだけ発生しない環境をつくりたいのなら、水がたまらないサイディングを選ばなければなりません。自分の家の外壁を確認して、水がたまっていないかどうか調べてみてください。水がたまりやすい外壁サイディングを使用している場合、ほかの柄に変えたほうが良いでしょう。

1‐3.風とおしの悪さと当たらない直射日光

外壁にコケが生える原因は「風とうし」と「直射日光」も関係しています。風とうしが悪い、直射日光が当たらない場所ほどコケが発生しやすいのです。風がなければ湿度が上がってしまいます。そして、余計に湿気がたまってコケが生まれるのです。

また、コケは直射日光を嫌がります。太陽の光はコケをやっつける働きを持っていますが、なかなか日差しが当たらない北側の外壁ほど、コケが生えやすいのです。塀の近くは太陽の光が当たらないので注意しなければなりません。

ほかにも、外壁材や塗料の劣化も外壁にコケが生える原因です。果たして原因は何なのか、外壁を確認しながら把握していきましょう。

2.コケが生えやすい立地・外壁材

2‐1.水や汚れがたまりやすい場所ほどコケが生えやすい

外壁にコケが生えやすい環境は水や汚れがたまりやすい特徴を持っています。たとえば、河川敷や周囲に池・用水路・森林・田畑がある立地ほど、コケが生えやすいのです。近くに以上のような場所がある家は、特に注意しなければなりません。外壁を放置しているといつの間にかコケが外壁を覆ってしまいます。

また、やっかいなのはコケだけではありません。コケが生えやすい立地条件は「カビ」も生えやすい環境です。カビは外壁の劣化をさらに進めてしまうため、できるだけ早めに取りのぞく必要があります。

水や汚れがたまりやすい立地で生活している人は、積極的にコケ・カビ対策をしていきましょう。

2‐2.コケが発生しやすい4つの外壁材

外壁材の中にはコケが発生しやすいタイプもあります。

コケが発生しやすい立地で暮らしているのにもかかわらず、生えやすい外壁材を利用している人は逆効果です。コケの発生を助長してるだけなので張り替え・塗り替えをしなければなりません。

コケが生えやすい外壁材は主に4つあります。

  • モルタル壁
  • リシン壁
  • ALC壁
  • 窯業系サイディング

以上の4つは利用しないでください。

水や汚れが残りやすいタイプなので、コケが生えやすくなります。

また、1度生えてしまえば次々とコケが増えてしまうのです。以上の外壁は新築でもおよそ3年でコケが生えてしまいます。新しくしたばかりなのにコケを見つけると落ち込むでしょう。

コケで悩んでいる人は、以上の外壁を避けて選んでくださいね。金属製サイディングやタイル、フッ素・シリコン系の塗装はコケが生えにくいタイプですよ。

3.コケの洗浄法と予防策

3‐1.家庭用高圧洗浄機を利用する

外壁にコケを見つけたらすぐに取り除かなければなりません。放置すればするほどコケは増えてしまいます。

外壁に悪影響をおよぼすので素早い対処が必要です。コケの洗浄法は「家庭用高圧洗浄機」をおすすめします。家庭用高圧洗浄機は強い水圧でこびりついているコケを落とすことができるのです。

高い場所にできている場合は、しっかり足場を組みましょう。

タワシなどで外壁をこする人もいますが、外壁サイディングの場合傷ついてしまいます。外壁をこするよりも高圧洗浄機を利用したほうがスムーズに取り除けるでしょう。家庭用高圧洗浄機はホームセンターなどで販売されているので、ぜひチェックしてみてください。

3‐2.コケに強い外壁にする・防微材を塗る

生えたコケを取りのぞくと同時に、再発しないための防止もしっかりしなければなりません。再発防止としては「コケに強い外壁にする」ことと、「防微材を塗ること」です。

コケが生えやすい外壁材もありますが、逆に、コケが生えにくい外壁材もあります。業者に依頼してコケが生えにくい外壁材に取り替えるのも良いですよ。外壁リフォームをする際は、しっかり見積もりを確認してくださいね。

そして、「防微材を塗る」のも良い予防策です。防微材を塗ることでコケの発生を防げます。防微材にもさまざまな種類があるので、しっかり確認してから塗ってくださいね。

以上のように、生えたコケを取りのぞくと同時に再発防止のため対策をするのも大切です。再びコケが生えないように、有効的な対策をしていきましょう。

まとめ

外壁にコケが生える原因やコケが生えやすい立地・外壁材、コケの洗浄法と予防策について説明しました。改めて外壁を自分の目で確認してください。

そして、コケが生えやすい場所や使用している外壁材、周辺の環境などをメモしていきましょう。業者に依頼するときはメモが大きな役割を果たしてくれます。

まずは、現状を確認することが大切ですよ。

  • 地域の気候によるカビ
  • 外壁サイディングの柄による影響
  • 風とおしの悪さと当たらない直射日光
  • 水や汚れがたまりやすい場所ほどコケが生えやすい
  • コケが生えやすい4つの外壁材
  • 家庭用高圧洗浄機を利用する
  • コケに強い外壁にする、防微材を塗る

以上のポイントはぜひ押さえておいてください。コケを未然に防ぐためにも、常日頃から外壁を自分の目で確認することが大切です。コケが進行していないうちに、高圧洗浄機で洗い流していきましょう。

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