2015.12.22 知って得する塗装講座
blog 外壁塗装ブログ
外壁の塗装には仕上げが必要です。仕上げにはさまざまな種類があり、それぞれ特徴やメンテナンス方法が異なります。外壁塗装を依頼する前に、ある程度の知識を集めておきたいところでしょう。
住宅を劣化から守る外壁塗装。その性質や価格を比較して、納得のいくものを選びたいですよね。
- 外壁塗装を検討している
- 塗装仕上げの種類を知りたい
- どのような特徴があるのか?
そんな人たちは、ぜひ参考にしてみてください。
INDEX
1.外壁塗装の役割は?
1-1.住宅の寿命を延ばす
外壁塗装にはさまざまな役割があります。その1つが、外壁の耐久性を高めるというもの。常に雨風や直射日光の影響を受けている外壁を保護し、建物自体の寿命を延ばしてくれるのです。
また、外壁には水分や湿気に弱いものもあり、塗装によって防水性を高めて外壁を傷みから守ります。雨漏りを防ぐためにも、定期的な塗り替えが必要になるでしょう。
外壁塗装に使用する塗料には、耐久性の弱い順からアクリル系、ウレタン系、シリコン系、フッ素系があります。
現在最も多く使われているのがシリコン系塗料。耐久性と価格のバランスがよくコストパフォーマンスに優れているのが特徴です。
1-2.見た目の美しさを維持する
外壁塗装をする際に一番気になるのは「見た目」ではないでしょうか。年月がたてば外壁は必ず劣化してきます。ひび割れや変色が目立つようになってくるでしょう。
いつまでも見た目の美しさを維持することは大切です。家がきれいになると心が満たされ、毎日が楽しくなるでしょう。気分転換に家のイメージチェンジがしたくて外壁塗装を依頼する人も少なくありません。
1-3.住宅の価値を高める
塗装によって外壁に新たな機能をプラスし、住宅の機能を高める役割もあります。塗料は防水や防サビ、防虫、抗菌などさまざまな機能を持っているのです。最近はハイテク化がすすみ、省エネルギーで地球環境に優しい商品も開発されています。
2.塗装仕上げの種類と特徴
2-1.リシン塗装
昔からある塗装仕上げです。今でも新築時の塗装で最も多く使われており、一般的な耐久年数は8年程度でしょう。
アクリル顔料塗料であるリシンに砂状の骨材を混入して、外壁に吹き付けます。価格が安く防水力に劣るものの、通気に優れているのが特徴です。
2-2.スキン塗装
石の集合体が特徴の塗装で、セラミック塗装と呼ぶこともあります。小さな石の集合体を、アクリル塗料を糊(のり)として吹き付けているのです。
塗料でおおう塗装とは違って石が詰まった仕上げになるため、石と石との間に細かな隙間があり、壁面の通気を遮りません。価格としてはリシンより高く、耐久年数は10~12年程度です。
2-3.スタッコ塗装
石灰に大理石や砂などを混ぜ合わせたものを「スタッコ」と呼びます。リシン塗装の厚付け仕上げと思えばよいでしょう。リシン同様に昔からある塗装仕上げで、アクリル塗料の仕上げになります。耐久年数は10年程度ですが立地によっては20年くらい持つ場合も。
2-4.タイル吹き仕上げ
昔は「ボンタイル」という呼び方をしていたタイル吹き仕上げ。下塗りは下地調整材を機械で玉吹きし、仕上げにはアクリル・ウレタン・シリコン・フッ素などの樹脂を選択して塗ることで完成します。
耐久年数は、仕上げに使用する塗料によるでしょう。弾性タイプと硬質タイプがあり、弾性系の方が価格は高くなります。
2-5.サイディング
金属系サイディングは、表面にスチールやアルミ、裏に断熱材が入っており、外壁に貼る工法です。メリットは、丈夫で腐食しにくく、品質が均一で低コストという点。
ただし、金属のためサビや傷に弱く、ものが当たったら変形しやすいというデメリットもあります。
3.業者に依頼する際の注意点
3-1.依頼するタイミングについて
外壁塗装を依頼する際は、最適なタイミングを見極めることが大切です。塗料の劣化が進行するにつれ、さまざまなサインが現れるようになるでしょう。
たとえば、以下のような症状が現れたら塗り替えのタイミングだと思ってください。
- 壁に触ると白い粉が付着する
- ひび割れがある
- 塗膜が剝がれてきている
- 苔や藻が発生している
- 鉄部にサビが発生している
また、使用している塗料の耐用年数を考え、塗り替え時期の目安にすることも大切です。自分で判断する自信がないときは、信頼できる業者にアドバイスをもらいましょう。
3-2.業者選びのポイント
外壁の塗装工事は「最も簡単に手抜きができる工事」と言われています。しかし、良心的な工事と手抜き工事の違いは、素人にはほとんど見分けがつかないのです。
塗り替え後何年もたってから気づくケースも多いでしょう。塗装工事で失敗しないためには「信頼できる業者に工事を依頼する」以外に方法はありません。信頼できる業者選びのポイントを知っておきましょう。
まず、飛び込みで来た訪問販売業者には依頼しないこと。地元以外の名も知らない塗装業者が突然訪ねてきて、不安をあおり、その場で契約を取ろうとするケースは非常に多くなっています。
そのほとんどが悪質業者であるということを覚えておいてください。
また、外壁を見てすぐに見積書を提出する業者は避けた方がよいでしょう。塗り替えが必要かどうか、時間をかけてしっかりとチェックしてくれる業者が一番です。
3-3.工事のチェックポイント
工事中に「手抜きかどうか」を見極めるのは簡単ではありません。
以下のチェックポイントを参考にしてください。
- 時間をかけて洗浄し、ひびなどを完全に補修しているか
- 塗らない部分を汚さないよう養生しているか
- 塗料をのばしすぎていないか
- 所定の回数を塗っているか
- 塗料の使用量は適正か
- 塗り残しがないかしっかりチェックしているか
まとめ
外壁塗装を検討する前に、さまざまなことをチェックしておく必要があります。
外壁は家の「顔」です。満足のいく塗り直しができるように、慎重に考える必要があるでしょう。
そうすることで、失敗のない外壁塗装をすることができるはずです。
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