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2017.07.22 知って得する塗装講座

外壁塗装で手抜き工事が多い理由は? 被害を防ぐポイントも紹介!

「外壁塗装は手抜き工事が多いと聞いたが本当か?」「手抜き工事をされないためにどうすればよいのか分からない」とお悩みではありませんか? 外壁塗装は建物を保護する重要な役割を果たしているため、きちんと工事してくれる優良な業者を選ぶことが大切です。

この記事では、外壁塗装で手抜き工事の被害を防ぐ方法や、業者選びのポイントなどを詳しくご紹介しましょう。

この記事を読むことで、手抜き工事をする悪質業者の特徴や、手抜きされないためにチェックすべきことなどが分かるはずです。

1.外壁塗装で手抜き工事をされた例は?

まずは、外壁塗装工事で手抜きをされた例にはどのようなものがあるかをご紹介しましょう。

1-1.塗る回数をごまかされた

特に多いのが、塗る回数を少なくされた例です。外壁塗装では「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3回塗りが基本ですが、回数をごまかして2回しか塗らない悪質業者もいます。

実は、中塗りと上塗りでは同じ塗料を使用することが多いため、中塗りを飛ばしても気づかれることはまずないのです。しかし、塗料は規定の回数を塗ることで本来持つ耐久性を発揮することができます。塗装からわずか数年で塗膜が剝がれてしまうという事態を防ぐことにつながるのです。

1-2.指定した塗料と違うものを使われた

外壁塗装に使用する塗料にはいくつか種類があり、塗装前の打ち合わせでどの塗料にするかを決めます。しかし、「在庫が余っているから」という理由で、希望した塗料と違うものに変えられてしまった例もあるのです。「グレードの低い塗料に変えられたことに何年も気づかなかった」というケースも珍しくありません。

1-3.規定の乾燥時間を守らなかった

下塗り・中塗り・上塗りの間には十分な乾燥時間を設ける必要があります。しっかり乾燥していない状態で重ね塗りをすると色ムラや塗膜の剝がれを引き起こす原因になるのです。

しかし、既定の乾燥時間を守らず、素早く工事を終わらせようとする悪質業者も存在します。「1日で3回塗りがすべて完了したのでおかしいと思ったら、きちんと乾燥させていないことが分かった」という例もあるので注意してください。

2.外壁塗装で手抜き工事が多い理由

「外壁塗装業界は手抜き工事が多い」といわれているのはなぜなのでしょうか。

2-1.手抜きに気づきにくい

外壁塗装においては、たとえ手抜き工事をされてもそのことに気づきにくいのが特徴です。塗装回数を減らしたり乾燥時間を守らなかったりすれば、当然、外壁に不具合が出ます。

しかし、その不具合が出るのは塗装をしてから数年後であり、塗った直後だと見た目だけでは分からない場合がほとんどなのです。一般の人には気づかれにくいのをいいことに、手抜き工事をおこなう悪質業者も少なくありません。

2-2.下請け業者に丸投げしている

外壁塗装の手抜き工事は、請け負った業者が下請け業者に作業を丸投げしている場合に発生するケースが多くなっています。下請け業者は元請け業者から決まった金額を受け取り、その中で利益を出さなければなりません。そのため、手抜き工事をして工事を早く終わらせ、材料費なども節約しようとしてしまうのです。

2-3.現場監督がいないことが多い

下請け業者に丸投げした場合に多いのが、「現場に監督がいない」という例です。現場監督が常駐していないので塗装回数を減らしたり違う塗料を使ったりしても気づかれることはありません。

現場監督は職人の動きや安全性を確認しながら、手抜き工事がおこなわれていないかチェックする重要な役割を果たしています。しかし、実際にはその役割を果たすことができていないケースも多いのです。

3.手抜き工事の被害を防ぐ3つのポイント

手抜き工事の被害にあわないためにできる対策をご紹介しましょう。

3-1.業者を比較して選ぶ

外壁塗装を請け負っている施工業者は全国に数多くあります。その中から手抜きをしない優良な業者を選ぶためには、業者を比較して選ぶことが大切です。最初から1社に絞るのではなく、少なくとも3社には無料見積もりを出してもらい、その内容を比較してみましょう。

そうすることで、依頼したい塗装工事の費用相場が分かるはずです。業者を選ぶ際は、料金が相場の範囲内であるか必ずチェックしてください。

3-2.悪質業者の特徴を把握する

手抜き工事は悪質業者がやることです。優良な業者を選べば被害にあうことはありません。業者選びに失敗しないよう、悪質業者の特徴にはどのようなものがあるのかを知っておきましょう。以下のような業者は利用しないことをおすすめします。

  • 突然訪問してきて外壁塗装をすすめてくる
  • オリジナル塗料の使用をすすめてくる
  • 大幅な値引きをしてくる

3-3.中塗りと上塗りの色を変えてもらう

中塗りと上塗りの色を変えてもらうことで、「塗る回数を減らす」という手抜きがおこなわれるのを防ぎましょう。きちんとした業者なら、頼まなくても中塗りと上塗りの色を変え、工程ごとの写真を撮影して提出してくれるところが多くなっています。色を変えるようお願いしても何らかの理由をつけて拒否するような業者は、普段から手抜きをしている可能性が高いでしょう。

4.安心して任せられる塗装業者の選び方

手抜き工事をされる心配がない業者を選ぶには、以下のポイントをチェックしましょう。

4-1.ホームページの内容が充実している

まず、ホームページの内容を細かくチェックしてみましょう。過去にどのような施工実績があるか、その工事の価格も記載されているか確認してください。また、代表者やスタッフのプロフィールにも目を通しておきましょう。どのような資格や経歴を持つ人たちが在籍しているのかを確認するのは重要なことです。悪質な業者だとホームページを持っていないことも多いため、ホームページがない業者は候補から外したほうが安心でしょう。

4-2.保証や保険がしっかりしている

工事中に万が一の事故が起きたときのために、どのような保険に加入しているか確認してください。建物の破損や盗難などのトラブルが起きたとき、業者が保険に加入していればその損害に対する保険金を受け取ることができます。また、塗装後1~2年で塗膜の剝がれやひび割れなどが発生した場合、どのように保証してくれるのかも重要なポイントです。

4-3.見積書が不明確

事前に提出される見積書の内容は必ずチェックしましょう。使用する塗料の情報や、何にいくらかかるのかが詳しく記載されている場合は安心です。「工事一式」というようにあいまいな書き方になっている見積書を出してくるようであれば、悪質業者の可能性が高いと考えたほうがよいでしょう。

5.外壁塗装の手抜きに関するよくある質問

「外壁塗装の手抜きについて知りたい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。

Q.外壁を3回塗るのに、何日かかるのが一般的なのでしょうか?
A.1回の塗装に1日、乾燥に1日かけるとして、最低でも6日かかるのが一般的です。

Q.知人から紹介された塗装業者なら信頼してよいでしょうか?
A.そうとは限りません。万が一、手抜きに気づいても指摘しにくいため、紹介で業者を決めるのはやめたほうがよいでしょう。

Q.雨が降っても塗装工事を続行しているのですが、問題ありませんか?
A.通常だと雨の日は作業を中断しなければなりませんが、職人さんのスケジュールに合わせて作業を急いでいる可能性があります。

Q.手抜き工事をされた場合、塗装後どのくらいたつと不具合が現れるのでしょうか?
A.塗装後1~3年前後でひび割れや剝がれ・浮きなどの症状が現れた場合、手抜き工事だった可能性が高いです。

Q.悪質な外壁塗装業者とのトラブルはどこに相談すればよいでしょうか?
A.国民生活センターの窓口に相談すれば適切なアドバイスをもらえます。

まとめ

外壁塗装における手抜き工事を防ぐ方法や、塗装業者選びのポイントなどを詳しくご紹介しました。外壁塗装で手抜き工事をされることが多い理由はさまざまですが、少し気をつけるだけで被害を防ぐことが可能な場合もあります。ぜひこの記事を参考に、信頼できる業者に外壁塗装を依頼してください。

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