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2019.05.01 知って得する塗装講座

鉄骨塗装はなぜ必要なのか? 塗装をするメリットや工事について解説

鉄骨塗装を検討している方は、塗装の必要性やメリットを理解しておきましょう。鉄骨は風雨などの影響で、サビが発生する場合があります。また、鉄骨塗装を良好な状態で維持するためには、定期的な補修やメンテナンスを行うことも大切です。

本記事を参考に、鉄骨塗装に関する知識を身につけておきましょう。

鉄骨塗装の方法や業者の選び方など、施工前に知っておくべき情報もご紹介します。コストダウンのコツなども参考にしてください。

1.鉄骨の基礎知識

まず、鉄骨とはどのようなものか、用途や特徴などをご紹介します。

1-1.鉄骨とは?

鉄骨は、鉄筋コンクリート住宅などに使われることが多い鋼材です。厚みが6mmを超えるものは重量鉄骨、6mmより薄いものは軽量鉄骨に分類されます。鉄骨は建築部材として、建物の柱や梁に使われることが多いものです。

1-2.鉄骨は軽くて丈夫

鉄骨は、マンションやアパートなどの骨組みとして使われています。階段やベランダに使われる場合もあるでしょう。軽くて丈夫なのが特徴です。また、遮音性に優れています。ただし、軽量鉄骨は薄いため、遮音性はさほど高くありません。重量鉄骨は遮音性に加え、頑丈で地震にも強いのがメリットでしょう。

2.鉄骨塗装について

鉄骨塗装はなぜ必要なのか、塗装をすることで得られるメリットなどを考えていきましょう。

2-1.鉄骨塗装は加工場や工場で行われる

鉄骨塗装は、工事現場に鉄骨を搬入する前に終えておくのが一般的です。加工場でサビ止め処理をし、工場で塗装を仕上げます。塗装を行う際は、中塗りと上塗りの2段階を設けるケースがほとんどです。また、鉄骨を設置した後は、定期的なメンテナンスを要します。

2-2.サビや腐食を防ぐのが鉄骨塗装の目的

鉄骨塗装は、見栄えをよくするだけでなく、サビや腐食から鉄骨を塗膜で守る目的も備えています。塗料には、サビ止め塗料や合成樹脂調合塗料などがあり、後者は主に色をつけるために用いるのです。

2-3.鉄骨塗装を怠ると建物の劣化が速まる

鉄骨塗装を怠るともろくなり、建物の寿命を縮める原因となります。鉄骨は、サビで強度が落ちるものです。また、風雨が直接あたる環境だと、早いうちから色味が悪くなる場合もあります。建物の安全を確保するためにも、鉄骨塗装は必ず行ったほうがいいでしょう。

2-4.サビ止め塗料は複数の色から選ぶことができる

2-2では、色をつけるために用いるのは合成樹脂調合塗料とお伝えしました。しかし、サビ止め塗料にもカラーバリエーションがあります。鉛など有害物質を含まない環境と人に優しいものも登場しているのが特徴です。とはいえ、塗料選びは、鉄骨や上塗りに用いる塗料の種類と相性がいいものを選ぶことが大切なポイントになります。

3.鉄骨塗装の補修・メンテナンスについて

鉄骨塗装は、必要に応じて補修やメンテナンスを行います。どんな場合に行うべきか、メンテナンスの方法などを覚えておきましょう。

3-1.5年を目安に再塗装するのが理想

鉄骨は風雨に弱く、塩害などによる劣化も起こりやすいものです。サビが起こると、建物全体が古びた印象になります。5年を目安に塗り替えや補修を考えてみましょう。サビだけでなく、触れると白い粉が手に付着するチョーキング現象にも着目してください。チョーキング現象は、塗膜の劣化が始まっている兆しです。色あせや塗膜のはがれも、補修やメンテナンスを要するサインと捉えておきましょう。

3-2.鉄骨塗装のメンテナンス方法

鉄骨塗装のメンテナンスは、サビや既存の塗料を落とす作業から始めます。専用工具を使い、鉄骨を光沢がある状態まで磨いてから、新たな塗装をするのです。サビや塗料が残ったまま塗装をすると、塗膜のはがれやサビの進行が起きてしまうので注意してください。

3-3.施工範囲や状態によって工事にかかる期間は変わる

補修やメンテナンスを要する範囲は、建物の構造や鉄骨の状態によって変わります。また、サビや塗料を落として磨く作業・サビ止め塗料の施工・中塗り・上塗りと段階を踏むため、工事完了まで1週間程度かかる場合もあるでしょう。

3-4.施工箇所や作業内容によって費用相場に差が生じる

鉄骨塗装の費用相場は、施工箇所や作業内容によって差が生じます。塗料の種類によっても、単価が異なるものです。業者では鉄骨1トンあたりの塗装面積係数に基づいて費用の概算を出し、部材代・人件費などを加え、見積もりを積算していきます。複数の業者から見積もりを出してもらい、内容をきちんと確認して比較することが大切です。

4.鉄骨塗装の業者選び

鉄骨塗装をスムーズに終えるためには、業者選びが重要です。業者選びのポイントやコストダウンのコツをご紹介します。

4-1.実績豊富な業者を選ぶこと

鉄骨塗装を美しく仕上げるためには、熟練した技術を要します。実績豊富で、塗料や鉄骨に関する専門知識を持った業者に依頼しましょう。また、見積もりは、塗料の単価や工法などが明確に記載され、一般の人でも理解しやすい内容になっていることが大切です。施工前の不明点や疑問にも、的確に受け答えできる業者なら信頼できるでしょう。

4-2.営業から施工まで自社で行う業者ならコストダウンできる

費用削減を意識するなら、施工を下請けに出さない業者がおすすめです。下請けへの中間マージンが発生しない分、コストダウンにつなげることができます。営業から施工まで自社で行う業者を探してください。株式会社テンイチでは、施工まで一貫して自社で手がけています。他社よりもリーズナブルな料金で鉄骨塗装ができるのがメリットです。お気軽にご利用ください。

4-3.アフターフォローの有無も確認すること

業者と契約する前に、アフターフォローの有無や補償の範囲を確認しましょう。鉄骨塗装を終えた後は、施工不良によるトラブルが起こり得るからです。補償がない場合、補修や再施工にかかる費用が自己負担となってしまいます。アフターフォローがしっかりしている業者なら、安心して依頼することができるでしょう。

5.鉄骨塗装でよくある質問

鉄骨塗装に関する質問を集めました。

Q.鉄骨塗装は、短時間で施工できないのか?
A.サビや塗装を落とす作業には、時間を要します。また、サビ止め塗料・中塗り・上塗りと、それぞれしっかり乾かしてから次の工程へ移らないと、仕上がりが悪くなってしまうのです。施工後のトラブルを防ぐためにも、時間をかけて丁寧に施工したほうがいいでしょう。

Q.サビ止め塗料は、サビの進行を止めることができるのか?
A.サビの進行を止めることはできません。あくまでも、サビ止め塗料は、サビを防ぐ一定の効果を示しているのです。風雨に晒(さら)されている限り、鉄骨にはサビが起こります。そのため、定期的な塗り替えが必要なのです。

Q.鉄骨塗装はDIYでもできるのか?
A.手先が器用な方なら、DIYでも可能です。しかし、高所作業を伴う場合は転落などの危険性もあるため、DIYでの施工は避けてください。また、業者が使用する塗料は、ホームセンターなどで市販されているものとは異なります。サビや既存の塗膜を完全に落とし、美しく仕上げたいなら、業者に依頼したほうがいいでしょう。

Q.鉄骨塗装の劣化は3〜4年で起こることもあるのか?
A.はい、あります。紫外線・風雨・塩害などの影響を受けやすい環境にある場合、鉄骨塗装の劣化は速まるのです。業者による点検をこまめに受け、劣化が進行しないうちにメンテナンスを検討しましょう。

Q.業者では無料で鉄骨塗装の相談や見積もりを行っているのか?
A.はい、行っています。無料の相談・見積もりを活用し、業者を比較しましょう。株式会社テンイチでは、無料診断も行っています。お気軽にご利用ください。

まとめ

鉄骨塗装は、5年を目安に塗り替えを検討しましょう。風雨などの影響を受け、サビや腐食が発生し、建物の寿命を縮めてしまうことがあります。鉄骨塗装を依頼するときは、複数の業者を比較し、実績豊富でアフターフォローがしっかりした業者を選ぶことが大切です。業者を比較するときは、無料見積もりなどを活用しましょう。

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