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2021.05.01 知って得する塗装講座

塗料が劣化する原因は? すぐに対処すべき5つの症状

「外壁の塗料が劣化しているようだけど、何が原因なのだろう」「外壁の塗料が劣化したら、どんな対処をすればよいのだろう」とお考えではありませんか? 塗料は、さまざまな原因により徐々に劣化が進みます。

劣化した塗料を放置すると、建物の美観を損ねたり雨もりの原因になったりすることがあるため、なるべく早く対処することが大切です。しかし、実際に塗料が劣化するとどんな症状が見られるのか、どんな対処をすればよいのかなどよく分からないことでしょう。

そこで今回は、塗料が劣化する原因について詳しく解説します。

この記事を読むことで、外壁の塗料が劣化する原因や対処法がよく分かります。まずは、記事を読んでみてください。

1.外壁の塗料が劣化する原因は?

最初に、外壁の塗料が劣化する原因について見ていきましょう。

1-1.経年

外壁の塗料は、経年によって徐々に劣化します。どんな塗料でも、経年による劣化を防ぐことはできません。塗料の種類にもよりますが、大体10~15年で寿命を迎えます。寿命を迎えた塗料は、すでに十分な機能を果たせなくなっている状態です。一見して問題がないように見えても、きちんとチェックすると劣化が進んでいたというケースもあります。

1-2.汚れ

汚れも、外壁の塗料が劣化する原因の一つです。外壁には、土ボコリ・花粉・鳥のフン・虫の死がいなど、さまざまな汚れが付着します。汚れが外壁に付着すると、塗料が変色したり変質したりすることがあるの注意が必要です。たとえ防汚効果のある塗料を使用していても、経年などの理由により徐々に効果が落ちて汚れが目立つようになるだけでなく、塗料の劣化が進むことは避けられません。

1-3.紫外線

塗料が劣化する原因に、紫外線も挙げることができます。外壁は長時間日光にさらされることから、紫外線の影響を大きく受けるものです。特に、日当たりのよい外壁では、想像以上に早く塗料が劣化することがあります。日当たりが悪い外壁と比較すると、塗料の劣化具合がまったく異なることもあるでしょう。

1-4.風雨

外壁の塗料は、風雨によっても劣化が進みます。雨の水分や成分が塗料の成分と反応したり、強風により強い力が加わったりすることで劣化するのです。雨が多い季節になると、風雨の影響により外壁の塗料の劣化が一気に進むこともあります。また、雨が多いと塗膜に水分が長くとどまり、カビやコケ・藻(も)などが繁殖する原因になることもあるでしょう。

1-5.施工不良

施工不良も、外壁の塗料が劣化する原因です。たとえば、下地材や塗料の乾燥不足、業者の技術力不足による塗装不良などがあります。施工不良による塗料の劣化は、日にちが経過してから判明することが多いため、定期的なチェックが必要です。なお、施工不良による劣化が明らかな場合は、無料で補修してもらうことができます。

2.外壁の塗料が劣化するとどんな症状が出る?

外壁の塗料が劣化した場合、どんな症状が見られるか具体的に見ていきましょう。

2-1.変色や色あせ

外壁の塗料が劣化すると、変色や色あせが見られることがあります。特に、赤色・青色などの原色や濃い色は、変色や色あせが目立ちやすいものです。日当たりのよい場所で起こりやすい劣化で、建物の美観に大きく影響します。企業のビルや店舗などで、建物の外観イメージが重要な場合は、見逃がせない状態といえるでしょう。

2-2.チョーキング

塗料が劣化すると、チョーキングが見られることがあります。チョーキングとは、塗装の表面を指でなぞったときに、白い粉が付着する状態です。チョーキングは、塗料の成分が変質すると出てくる症状の一つで、塗料の塗り替えを検討するよいタイミングといえます。なるべく早く再塗装することがおすすめです。

2-3.ひび割れ

外壁の塗料が劣化すると、表面に細かなひび割れが見られることがあります。多くの場合、ヘアークラックと呼ばれるものです。ヘアークラックは、塗膜の表面だけに起こるごく浅いひび割れで、乾燥などが原因で起こります。ヘアークラックの状態なら、再塗装で対処可能です。ひび割れが深くて下地にまで達している場合などは再塗装だけでは対処できず、外壁の補修や外壁材の交換が必要になります。

2-4.はがれ

外壁の塗料が劣化すると、塗膜がはがれてくることがあります。塗膜がはがれる原因は、塗膜のひび割れから雨水が入り込んだ、塗料と下地材との相性が悪い、下地材の乾燥不足などです。塗膜がはがれたまま放置すると、外壁の内部にまで雨水がしみ込んで劣化し、雨もりしたり外壁材が腐食したりする原因になるため、早急に対処する必要があります。

2-5.コケ・藻・カビの繁殖

コケ・藻・カビの繁殖も、外壁の塗料が劣化したことで見られる症状です。外壁塗装に細かなひび割れやはがれなどができると、雨水や汚れが入り込んでしまいます。すると、コケ・藻・カビが繁殖しやすい環境になるのです。コケ・藻・カビが繁殖すると、建物の美観を損なうほか、根が張って外壁を傷める原因になります。また、カビが繁殖した場合は、アレルギーの原因になることがあるので、早めの対処が必要です。

3.外壁の塗料が劣化しているときの対処法

外壁の塗料が劣化しているときに行うべき対処法について、詳しく見ていきましょう。

3-1.信頼できる業者に現場視察を依頼する

外壁の塗料が劣化している場合は、信頼できる業者へ現場視察を依頼しましょう。都合のよい日時を伝えると、業者がやってきて外壁塗装の状態を詳しく視察します。業者による視察が終わると、再塗装だけでよいか、外壁の補修や外壁材の交換も必要かなど、プロの視点から的確にアドバイスしてもらえることでしょう。業者のアドバイスをよく聞き、その後の対処法を検討してみてください。

3-2.外壁の塗料の劣化を補修する

外壁の塗料が劣化している場合、状況によって以下のような方法により補修することになります。

3-2-1.再塗装

外壁の塗料が劣化している場合、外壁材にひび割れなどの問題がなければ、再塗装することになります。再塗装する場合は、既存の塗料をはがして下地からやり直すのが基本です。下地を整えた後、下塗り・中塗り・上塗りと3回塗装して完了となります。

3-2-2.外壁の補修および再塗装

外壁に軽いひび割れや脱落などがある場合は、補修してから再塗装するのが一般的です。外壁の補修を行うことで、ダメージが広がるのを抑えることができ、塗装を美しく仕上げることができます。外壁の補修を伴う場合は工程が増えるため、単なる再塗装より工期が長引くことになり、費用もかさむでしょう。

3-2-3.外壁材の交換および再塗装

外壁の傷みがひどくて補修で対応できない場合は、外壁材を交換してから再塗装することになります。たとえば、深いひび割れが見られる、外壁材の脱落が見られる、経年などの理由により外壁材の劣化が進んでいるなどの場合です。外壁材の交換を伴う場合は、工期が1か月以上かかることもあるでしょう。また、費用も想定以上にかかることになります。

4.信頼できる外壁塗装業者を選ぶポイント

外壁塗装は、信頼できる外壁塗装業者に依頼することが大切です。ここでは、どんなポイントをチェックして業者を選ぶべきか、詳しく見ていきましょう。

4-1.外壁塗装の実績が豊富にある

外壁塗装を依頼するなら、第一に実績が豊富にある業者を選びましょう。実績が豊富にあれば、さまざまなケースの外壁塗装を手がけてきているため、臨機応変に対応してもらえます。また、フットワークも軽く、あらゆる要望にも的確に応えてもらえることでしょう。なお、当テンイチでも、外壁塗装を数多くお受けしてご好評をいただいています。まずは、お気軽にお問い合わせください。

4-2.高い技術力と高品質な仕上がりで定評がある

高い技術力と高品質な仕上がりで定評があることも、外壁塗装業者選びで重要なポイントです。外壁塗装を美しく仕上げるには、高い技術力が必要になります。また、高品質な仕上がりを実現するためには、丁寧に作業することも大切です。信頼できる外壁塗装業者では、経験豊富なスタッフが丁寧に作業を進めるので、美しい仕上がりが期待できます。

4-3.現場視察および見積もりは無料

信頼できる外壁塗装業者では、現場視察および見積もりを無料としているものです。現場視察や見積もりが無料であれば、多くの顧客から気軽に依頼してもらえます。実際に無料の現場視察や見積もりから高確率で正式な依頼に至ることから、目先の利益だけを見ていない時点で信頼できると判断できるでしょう。

4-4.リーズナブルかつ分かりやすい料金システム

信頼できる外壁塗装業者には、リーズナブルで分かりやすい料金システムがあります。外壁塗装の費用は、塗装面積・塗料の価格・塗装方法・足場設置の有無などにより、大きく異なるものです。しかし、信頼できる外壁塗装業者では、モデルケースを提示するなどにより、料金システムを分かりやすくしています。さらに、リーズナブルなので、安心して依頼できるのもメリットです。

4-5.都合のよい工期に合わせてもらえる

都合のよい工期に合わせてもらえるのも、信頼できる外壁塗装業者の特徴です。外壁の塗料が劣化している場合、状況によってはすぐに対応する必要があります。とはいえ、仕事で忙しくなかなか在宅できないなど、顧客側にも何かと都合があるものです。その点、顧客に都合のよい工期に合わせてもらえる業者なら、スケジュールを調整しやすくて助かります。

4-6.スタッフの対応が親切で感じがよい

信頼できる外壁塗装業者は、スタッフの対応が親切で感じがよいことも特徴になります。スタッフの対応が親切で感じがよいと、気持ちよく取り引きできるのがメリットです。また、コミュニケーションを取りやすいので、行き違いが発生しづらいのもよい点といえるでしょう。スタッフの対応が親切で感じがよいことは、スタッフの教育に力を入れている証拠であり、人材をきちんと育てていく姿勢が伺えることからも信頼できるといえます。

4-7.顧客からの評価が高い

顧客からの評価が高いことも、信頼できる外壁塗装業者の特徴です。顧客は、シビアな目で業者をチェックしています。たとえば、塗装費用が安くても仕上がりが悪い、塗装品質は問題ないけどスタッフの態度が悪いといった場合は、よい評価を付けないものです。その点、顧客からの評価が高い業者はあらゆる点で合格と見なされ、総合力が高いと判断できます。

4-8.保証やアフターフォローが充実している

信頼できる外壁塗装業者では、充実した保証やアフターフォローを受けることが可能です。外壁塗装は、日にちがたってから不具合が出る可能性があります。また、追加で依頼したいことや確認したいことが出てくることもあるでしょう。そんなときでも、充実した保証やアフターフォローがある業者なら、気軽に連絡して適切な対応を取ってもらうことができます。なお、テンイチでも、外壁塗装には5年~の保証をお付けしていますので、安心してご依頼ください。

5.外壁の塗料が劣化する原因でよくある質問

最後に、外壁の塗料が劣化する原因に関する質問に回答します。それぞれ参考にしてください。

Q.塗装費用が安い業者に依頼すると塗料が早く劣化する?
A.一概にはいえません。塗装費用が安くても、高品質な仕上がりで定評のある業者も存在します。ただし、激安価格だけを重視して業者選びをきちんとしなかった場合は、低品質な仕上がりにより塗料が早く劣化してしまうこともあるでしょう。

Q.高価な塗料を使ったのに数年で塗り替えることになったのですが?
A.たとえ高価な塗料でも、塗装場所の環境や条件などにより数年で寿命を迎えることがあります。コストパフォーマンスが悪いと感じるのなら、次回に塗料を選ぶ際、業者とよく相談して決めることがおすすめです。

Q.塗料の劣化が目立たない色は?
A.ベージュやグレーなどです。色あせしにくく、また、汚れが比較的目立たない色といえます。ただし、塗料の劣化が目立たない反面、気付いたときには劣化が相当進んでしまっていることも多いので注意してください。

Q.海沿いの建物は塗料が劣化しやすいと聞いたのですが?
A.はい。潮風による塩害や紫外線による影響を大きく受けることから、塗料が劣化しやくなります。外壁洗浄をこまめに行って塩分を落としたり、耐紫外線効果のある塗料を使ったりすることがおすすめです。

Q.塗料の劣化を補修するのに火災保険を使うことができる?
A.ほぼ無理でしょう。火災保険を使えるのは、火災・地震・台風などにより劣化したことを証明する必要があるからです。たとえば、経年や紫外線・一般的な風雨による影響などで劣化した場合は保険適用外となるため、保険を使用して補修することはできません。

まとめ

今回は、外壁の塗料が劣化する原因について詳しく解説しました。外壁の塗料は、汚れや紫外線・風雨などの影響や、経年などの理由により徐々に劣化します。劣化したまま放置するとさらに悪化して、建物の美観を大きく損ねたり雨もりなどの原因になったりするので注意してください。外壁の塗料が劣化していたら、なるべく早く再塗装することをおすすめします。なお、外壁塗装は、この記事を参考にして信頼できると判断した外壁塗装業者に依頼することが大切です。

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