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2020.05.29 知って得する塗装講座

シリコン塗料の主な種類は? 特徴・おすすめの場所・注意点を詳しく!

「外壁塗装にはシリコン塗料を使うとよいと聞いたけど、どんな種類があるのだろう」「シリコン塗料の特徴を詳しく知りたい」とお考えではありませんか? シリコン塗料は、外壁塗装などによく使われる塗料の一つです。実際に、外壁塗装を業者に依頼した場合、使用を提案されることも多いでしょう。しかし、後から仕上がりなどで不満を持たないためにも、どんな特徴や種類があるのかなど、きちんと理解しておくことがおすすめです。

そこで今回は、シリコン塗料の種類について詳しく解説します。

この記事を読むことで、シリコン塗料の主な種類や特徴がよく分かります。まずは、記事を読んでみてください。

1.シリコン塗料の主な特徴とほかの種類との違い

最初に、シリコン塗料の主な特徴やほかの種類と比較したときのメリット・デメリットを詳しく見ていきましょう。

1-1.シリコン塗料とは?

シリコン塗料とは、主成分にシリコン樹脂を使用した塗料のことです。シリコン樹脂は、シーリング材や建築用の保護剤などのほか、シャンプーやコンタクトレンズなどの生活用品にも広く使われています。シリコン塗料は価格と品質のバランスがよく、外壁や屋根の塗装に最も使われている塗料です。

1-2.シリコン塗料の主な種類

シリコン塗料は、大きく分けて以下の3つのタイプに分けることができます。

  • 水性(水性1液型):価格が安いが耐久性に乏しい
  • 油性(溶剤1液型):価格と耐久性のバランスがよい
  • 油性(溶剤2液型):価格は高いが耐久性に優れている

なお、シリコン塗料もメーカーや種類によって、細かな特徴が異なるのでチェックしてみてください。以下は、代表的なメーカーのシリコン塗料です。

  • エスケー化研:プレミアムシリコン
  • 日本ペイン: シリコンルーフII
  • 関西ペイント:アレスアクアセラシリコン

1-3.シリコン塗料の主なメリット

シリコン塗料の主なメリットは、以下のような点です。

  • 耐熱性・対候性・耐水性に優れる
  • 価格と品質のバランスがよい
  • 種類が多い
  • 汚れにくくてメンテナンスの手間が省ける

1-4.シリコン塗料の主なデメリット

シリコン塗料には、以下のようなデメリットがあります。

  • アクリル塗料より高価
  • 重ね塗りの際にはじいてしまうことがある
  • 塗膜にひび割れが起こりやすい

2.シリコン塗料が向いている塗装場所

シリコン塗料が向いている塗装場所について詳しく見ていきましょう。

2-1.外壁

シリコン塗料は、外壁の塗装に向いています。価格と品質のバランスがよく、耐用年数も8~15年程度はあるからです。また、耐熱性・対候性・耐水性に優れ、防汚性も期待できることからお手入れが楽になります。外壁塗装の費用を抑えつつ、できるだけ高品質な仕上がりを望むのなら、シリコン塗料がベストといえるでしょう。

2-2.屋根

屋根の塗装にも、シリコン塗料を使うことができます。屋根の塗装にシリコン塗料を使うと、美しいツヤを実現できるのがメリットです。屋根の見栄えがよくなるので、中古物件をリフォームする際にもよいでしょう。ただし、屋根は雨や紫外線の影響を特に受けやすい場所なので、よりハイグレードなシリコン塗料を選ぶことをおすすめします。

2-3.ベランダやバルコニーの床

シリコン塗料は、ベランダやバルコニーの床の塗装にもおすすめです。防水性があるので、雨水による影響や傷みを防ぐことができます。また、耐熱性も高いので、夏場の強い日差しに耐えることができるのもメリットです。なお、ベランダやバルコニーの床は屋根や外壁と異なり、人が歩くことで重量や衝撃が加わりやすくなります。したがって、外壁や屋根より早めの塗り替えが必要になることもあるでしょう。

3.シリコン塗料を使用するときの注意点

シリコン塗料を使用するときの注意点を詳しく解説します。

3-1.なるべくグレードが高い塗料を選ぶ

シリコン塗料でも品質にばらつきがあるため、なるべくグレードが高いものを選ぶことが大切です。塗装費用を安く抑えたつもりでも、塗料のグレードが低いことが原因で早く寿命を迎えるようでは本末転倒といえます。特に、屋根に使用する場合は、雨や紫外線の影響をダイレクトに受けるので、ハイグレードな塗料を選ぶことがおすすめです。

3-2.雨天時の塗装を避ける

シリコン塗料は、雨天時の塗装を避けることも大切です。塗料がうまく乾かず、仕上がりの品質が落ちてしまいます。また、下地が乾いていないうちにシリコン塗料を塗布するのもやめましょう。下地との密着性が確保できず、気泡が入ったりひび割れや剝がれの原因になったりすることがあります。

3-3.こまめなメンテナンスが必要

シリコン塗料は水をはじく性質があるので、防汚性も期待できます。しかし、大雨が降った後などは、水で流すなどのメンテナンスが必要です。シリコン塗料にはセルフクリーニング機能が備わっていないので、汚れを発見したらなるべく早くクリーニングしておきましょう。また、シリコン塗料は塗膜がひび割れやすいので、こまめにチェックして軽度のうちに補修することをおすすめします。

4.シリコン塗料の種類に関するよくある質問

最後に、シリコン塗料の種類に関する質問に回答します。それぞれ参考にしてください。

Q.シリコン塗料のメーカーや種類を指定して塗装してもらえる?
A.業者が取り扱っている範囲内であれば、指定できます。まずは、どんなメーカー・種類のシリコン塗料を取り扱っているか聞いてみるとよいでしょう。

Q.大手メーカーのシリコン塗料を選ぶメリット・デメリットは?
A.以下を参考にしてください。

メリット

  • 信頼度が高い
  • 高品質なものが多い
  • 入手しやすい

デメリット

  • 価格が高め

Q.シリコン塗料より耐用年数が長い塗料を使ったほうがよい?
A.状況によります。確かに、シリコン塗料より耐用年数が長い塗料を使用すると、長持ちしやすいのは事実です。ただし、耐用年数が長く高品質な塗料ほど価格が高くなるので、費用がかさむことを理解しておきましょう。

Q.シリコン塗料で外壁塗装をした場合の費用目安は?
A.シリコン塗料の価格は、1㎡当たり2,300~3,500円程度になります。さらに、下地工事費・周辺の養生代・足場代などさまざまな費用がかかるため、詳しくは業者に見積もりをもらって確認してください。

Q.外壁塗装を依頼するにはどんな業者を選ぶべきか?
A.以下のポイントを満たす業者に依頼すると安心です。

  • 外壁塗装の実績が豊富
  • 優れた技術力と高品質な仕上がりで定評がある
  • 現地視察や見積もりは無料
  • リーズナブルかつ分かりやすい料金システム
  • 希望の工期に合わせてくれる
  • スタッフの態度や言葉遣いが丁寧で親切
  • 顧客からの評判がよい
  • 充実した保証やアフターサービスを受けられる

なお、当テンイチでも、数多くの外壁塗装をお受けしてご好評をいただいています。ぜひ、ご検討ください。

まとめ

今回は、シリコン塗料の種類について詳しく解説しました。シリコン塗料は、価格と品質のバランスがとてもよく、外壁塗装や屋根塗装用の塗料として広く使用されています。価格を抑えながらも長持ちする塗装を望むのなら、シリコン塗料の使用を検討してみるとよいでしょう。なお、シリコン塗料にもさまざまな種類があり、グレードもまちまちです。まずは、この記事を参考にして信頼できる業者によく相談し、最適な塗料を提案してもらうとよいでしょう。

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