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2020.05.12 知って得する塗装講座

外壁の劣化で起こる症状は? 修理の方法と共に詳しく解説!

外壁は雨風から家を守ってくれる大切なものです。その一方で外壁は外気にさらされっぱなしなので、どうしても劣化しやすく定期的なメンテナンスが必要になります。「外壁は劣化すると聞くが、劣化のサインのようなものがあれば知りたい」という人もいるでしょう。

そこで今回は、外壁が劣化した際に現れやすい症状を紹介します。

この記事を読めば、外壁を補修する方法なども分かるでしょう。外壁の劣化について知りたいと考えている人は、ぜひこの記事を読んで参考にしてください。

1.外壁は雨風や紫外線で劣化する

外壁が劣化する主な原因は、風雨と紫外線です。防水・防汚などの効果を持つ外壁塗料を塗っていても、劣化は避けられません。また、台風や豪雨などの自然災害が起こると、劣化が一気に進行することがあります。

2.外壁が劣化した際に出る症状

では、外壁が劣化した際にはどんな症状が出やすいのでしょうか? この項では、その一例を紹介します。

2-1.ひび割れ

外壁が劣化するとひび割れが生じやすくなります。幅2mm以上のひびが入っていたら、劣化のサインと考えましょう。また、外壁のひび割れからサビが吹いている場合は、中の鉄骨がサビている可能性もあります。

2-2.塗装の色あせや剝がれ

外壁塗装は、防水や防汚、断熱などの役割を担っています。外壁塗装が色あせたり剝がれたりしているのは劣化の証(あか)しです。塗り替えが必要になっています。

2-3.コケやカビが生える

コケやカビが生えるのも、外壁が劣化しているサインです。これは、外壁全体に湿気が生じ、カビやコケが生えやすくなっている現象なので、塗り替えなどが必要になります。

2-4.チョーキング

外壁を触るとサラサラとした白い粉が付く現象をチョーキングといいます。これは、外壁塗装が劣化している証しです。

2-5.シーリングの劣化

サイディング外壁の場合、つなぎ目を埋めるシーリングのひび割れや痩せは劣化の証しです。修繕が必要になります。

3.外壁の劣化を放置すると家の寿命が短くなる

外壁の劣化を放置しておくと、ひび割れなどから雨水が入り込み、雨漏りの原因になります。また、外壁の内部まで風雨や紫外線によるダメージが現れるようになり、外壁全体の劣化が進み、大がかりな修繕が必要になるでしょう。さらに、家そのものの寿命も短くなる可能性があります。

4.自分でできる外壁の応急処置

外壁の修理は、基本的に個人で行うことはできません。ただし、シーリングや壁のひびを短期間埋める、といった応急処置は可能です。シーリング材や壁の補強材はホームセンターに販売しています。また、台風などで壊れたり傷んだりした場合、ビニールシートをかけて応急処置をすることも可能です。ただし、できるだけ早く専門の業者に修理を依頼しましょう。外壁の劣化はたいしたことのないように見えて、目に見えないところに傷みや劣化が広がっていることがあります。ですから、劣化の兆候が見つかったら調査を依頼することが大切です。

5.外壁が劣化している兆候を見つけたら?

外壁が劣化している兆候を見つけたら、できるだけ早く外壁塗装の塗り替えや修理を請け負う業者に依頼して、劣化の具合を調査してもらいましょう。外壁の修理は10年に1度が目安とされています。しかし、台風などの自然災害に遭った場合や、家が建っている環境によっては、外壁の劣化が早く進むこともあるでしょう。

6.外壁の補修にかかる費用

では、外壁の補修にかかる費用はどのくらいなのでしょうか?この項では、その一例を紹介します。

6-1.壁の広さによって費用は変わる

外壁の補修にかかる費用は、外壁の面積によって変わります。外壁が広いほど費用がかかるほか、外壁の素材でも修繕費用が変わってくるでしょう。たとえば、モルタルとコンクリートでは、コンクリートの方が修繕費がかかります。

6-2.外壁塗装の料金は塗料によっても変わる

外壁塗装は外壁の修繕の中で最もよく行われるものです。外壁塗装に使われる塗料は、アクリルやウレタン、シリコンなどの種類があり、1㎡あたりの値段が違います。1㎡あたりの値段が高いほど高機能な塗料です。外壁塗料を選ぶ際も、業者と相談して自宅の外壁に最適な塗料を選びましょう。

6-3.まずは見積もりを出してもらおう

外壁の修繕にかかる費用は、外壁の種類や修繕の内容によって大きく変わります。ですから、外壁を修繕してもらう業者に調査をしてもらい、見積もりを出してもらいましょう。軽度の修繕ならば、20万円前後、外壁塗装の塗り替えは30万円~、サイディングの張り替えなどの大がかりな修繕工事は100万円~が相場です。

7.業者は実績や口コミで選ぶ

外壁塗装を行う業者はたくさんあります。料金の安さをウリにしている業者もありますが、中には必要な工事工程を削ることで費用を安く上げるような業者もいるのです。ですから、業者は値段だけでなく実績や口コミで選びましょう。特に、依頼したい工事の実績がたくさんある業者を選ぶのがおすすめです。また、複数の業者が候補に挙がった場合、見積もりを作成してもらいましょう。見積もりが分かりやすく、きっちりと作成されている業者は信用できます。

8.外壁の補修に関するよくある質問

この項では、外壁の補修に関するよくある質問を紹介します。

Q.メンテナンスフリーの外壁はあるのでしょうか?
A.メンテナンスフリーを宣伝している外壁塗料などはありますが、全くメンテナンスしなくても大丈夫な製品はありません。

Q.外壁の補修はどのくらいの工事期間が必要ですか?
A.修理内容にもよりますが、塗装の塗り直しの場合は2~3週間かかります。

Q.タイルなどが剝がれ落ちた場合は、自分で補修ができるでしょうか?
A.外壁素材の落剝は、外壁の内部が劣化している可能性があるため、応急処置はできますが、そのままにしておいてはいけません。専門の業者に見てもらいましょう。

Q.マンションの外壁も修理が必要ですか?
A.はい。もちろんです。10~15年に1度は必要になります。

Q.サイディングの張り替えはどのくらいの期間で必要ですか?
A.15~20年に1度といわれていますので、そのくらいになったら業者に相談してみましょう。

まとめ

今回は、外壁の修理についていろいろと解説しました。外壁の修理にはいろいろな種類があり、外壁素材や傷み具合によって必要な工事が異なります。10年に1度を目安とし、業者に外壁検査をしてもらい、修理が必要かどうかを確かめましょう。そうすれば、大がかりな工事は20~30年に1度ですみます。

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