2022.10.11 外壁塗装
blog 外壁塗装ブログ
定期的な外壁の塗装工事は、住まいの美観を守り寿命を延ばすために欠かすことのできない重要なものです。しかし、その一方で「思っていた仕上がりと違った」「工事中にご近所とトラブルになってしまった」という問題もここ数年で多く報告されています。。
外壁の塗装工事は大掛かりで時間もかかる工事なので、失敗やトラブルは避けたいものです。
そこで今回は、塗装工事をスムーズに終わらせて満足いく仕上がりになるための注意点を紹介します。
この記事はこんな方におすすめ
- これから塗装工事を検討している方
- ご近所トラブルを可能な限り防ぎたい方
- 外壁塗装や屋根工事で失敗したくない方
この記事を書いた専門家
テンイチ 管理部 営業企画課
INDEX
1.塗装工事を始める前にチェックすること
はじめに、塗装工事を始める前に業者と確認することについて解説します。どのようなポイントに気をつけてチェックすれば、安心して工事を任せられるのでしょうか?
1-1.適切な工事が行われるか
塗装工事は単に色を塗って終わりではありません。塗装が行われる場所が破損していれば修繕が必要ですし、隣家に近い場合は養生なども入念に必要です。
見積もりを作ってもらう際、工事の内訳を詳しく記してもらいましょう。分からないことがあったら面倒でもしっかり確認することが重要です。
1-2.近隣への挨拶回りなどはいつ行うか
塗装工事は屋外で行うため、どうしても近隣に迷惑がかかることもあります。そのため、近隣への挨拶回りは欠かせません。施主と工事主任が一緒に回るのが一般的ですが、どうしても都合がつかない場合は別々に回ることもあるでしょう。
挨拶回りを行っておけば、万が一トラブルが起こった場合も解決がスムーズに行きやすくなります。
1-3.トラブルが起きた場合の対処法
どれほど気をつけてもトラブルが発生することもあります。優良な業者であれば、トラブルが起こった場合の対処法もマニュアル化しているはずです。
トラブルが起きたときにどのような対処をしてくれるか分かっていれば、安心して工事を任せられるでしょう。
2.外壁や屋根の色を選ぶ際の注意点
外壁や屋根の塗装を依頼して入念に打ち合わせをしたが、仕上がった色合いを見てガッカリした、という事例は意外と多いものです。
塗装工事の失敗例としても「イメージしていた色と仕上がり具合が異なってしまった」というケースは、よくあげられています。ここでは、外壁や屋根の色を選ぶときに注意点を解説しましょう。
2-1.色見本はできるだけ大きなサイズで確認する
広い面積に塗ると明るい色はより明るく、暗い色はより暗く見えます。ですから、小さい色見本で「イメージにぴったり」と思っても、実際に塗ってみたら全く印象が異なることもあるでしょう。
また、壁や屋根の色は天候によっても異なって見えます。可能ならばA4サイズ以上のサイズの色見本を、屋外で晴天・曇天・雨天・夜と見比べて色を決めてください。
2-2.屋根と壁の色バランスに気をつける
屋根と壁の色は組み合わせて考えることが大切です。単独で見るとすてきな色でも、組み合わせてみるとちぐはぐな印象になるケースもあります。一緒に塗り直す場合はシミュレーションソフトなどを使って組み合わせを考えてみましょう。
屋根だけ、外壁だけを塗り直す場合は、元の色とバランスが取れた色を選ぶことが重要です。
2-3.景観にも配慮する
現在は、個性的な色の塗料も増えました。センス良く使えば個性的な色は家をより魅力的に見せてくれます。しかし、あまり周囲の景観から浮きすぎていると、悪目立ちしてしまうでしょう。
また、景観保護条例を実施している自治体は外壁や屋根に使える塗料の色を制限していることもあります。個性的な色を塗装に使いたい場合は景観にもよく配慮して決めましょう。
3.近隣住民とのトラブルを防ぐためにやっておくこと
塗装工事中に近隣住民とのトラブルを防ぐためには、以下のことをやっておきましょう。
- 工事の内容と期間、工事の時間を明記したお知らせを配る
- 施主と工事監督が挨拶回りをする
- 工事車両を止める位置を決めておく
- 意見の対応窓口を定めておく
- 塗料が飛び散らないように養生をしっかりしておく
近隣住民とのトラブルの多くが、塗料の付着や工事車両の駐車トラブルです。塗料は飛び散らないように養生をしっかりとしてもらい、工事車両を置く場所は通行の妨げにならない場所にしましょう。
また、喫煙場所や休憩場所をしっかりと決めておくと、なお良いでしょう。
4.悪質業者を見極めるポイント
塗装工事は多くの業者に依頼できますが、残念ながら詐欺まがいの悪徳業者も存在します。ここでは、悪徳業者の特徴や見極めるポイントを解説しましょう。
4-1.契約をやみくもに迫る業者は断る
優良な業者は、丁寧に説明をして見積もりを作ってから契約するかどうかを尋ねます。しかし、悪徳業者は理由をつけて契約を迫ることが多いでしょう。契約は非常に重要であり、契約を交したらその金額を支払う義務が生じます。
ですから、ろくに説明もせずに契約を迫る業者は悪徳業者です。契約をしてはいけません。
4-2.見積もりを作ろうとしない
見積もりは、工事の計画書や内訳のようなものです。見積もりを見れば予算内でどのような工事をいくらかけて行うか分かります。
また、使う塗料の量や種類も記載してあるはずです。理由をつけて見積もりを作らなかったり作ってもいいかげんだったりする業者は、依頼してはいけません。
4-3.飛び込みでセールスをしてくる
今は少なくなりましたが、2000年代には「今、道を歩いていたらお宅の外壁や屋根が酷く傷んでいるのが見えた。これは危険だからすぐに修理しましょう」と飛び込みでセールスをして契約を迫る業者が問題になりました。
道を歩いている人に分かるくらい外壁や屋根が傷んでいれば、雨漏りなど重大な問題が起きているはずです。このようなセールスをしてくる業者は悪徳業者の可能性が高いので、依頼してはいけません。
5.塗装工事を始める前の準備
ここでは、塗装工事が始まる前にやっておくことについて解説します。参考にしてください。
5-1.外に置いてあるものを家の中にしまう
鉢植えなど外に置いてあって移動できるものは、家の中にしまいましょう。足場を組んだり養生をしたりする際に壊れてしまう恐れがあります。
5-2.近隣や町内会への挨拶
近隣住民への挨拶はもちろんのこと、町内会がある場合は町内会長への挨拶も行っておきましょう。トラブルの際に仲介に入ってもらうなど、お世話になることがあるかもしれません。
5-3.工事車両の停車位置や休憩場所などの確認
工事車両の停車位置や職人の休憩場所などの確認をしておきましょう。具体的な場所を指示することで、トラブルを未然に防げます。
6.テンイチの塗装工事例
ここでは、テンイチが実際に行った塗装工事の一例を紹介します。参考にしてください。
6-1.外壁をクリア塗装した例
塗料の中には透明なものもあります。このお宅は、外壁の素材が窯業系サイディングで、レンガ調の色柄が特徴でその色柄を残したいという希望だったので、透明色のクリア塗料を塗りました。
6-2.雨漏りの修理と塗装工事
築30年を超える住宅で雨漏りの被害を訴えてこられました。解体・再構築の上、バルコニー壁面に板金を張り、耐久性を高める工事をした上で屋根塗装を行った事例です。
6-3.経年劣化による外壁塗装の再塗装工事
経年劣化により外壁塗装工事を行った事例です。傷んでいる部分や窓回り、軒天の補修など、下地の処理をしっかりと行った上で3回塗装を施しました。
7.外壁塗装に関するよくある質問
ここでは、外壁塗装に関するよくある質問を紹介します。
Q.外壁塗装と外壁修理は同時に可能ですか?
A.はい。両方の工事をご依頼していただけます。まずはご相談ください。
Q.屋根と外壁は動じに塗ったほうがいいでしょうか?
A.はい。そちらのほうが一度で工事を行うことができる分、トータル費用が安く済むことがあります。
Q.外壁塗装が気に入らない場合はやり直してもらえるでしょうか?
A.明確に業者の非が無い場合は、有料でのやり直しとなってしまいます。こうした問題が起こらないよう、気になる点は事前にしっかりと確認しておくことが大切です。
Q.ご近所トラブルは業者が対応してくれますか?
A.塗装工事によって発生したトラブルであれば、業者が対応するのが一般的です。
Q.外壁塗装はいつでも行えますか?
A.気温が5度を下回ると塗装工事を行うことができません。寒冷地は冬の外壁塗装ができないところもあるでしょう。
まとめ
今回は、塗装工事でトラブルが起きないための注意点を紹介しました。外壁塗装をスムーズに行うためには業者選びも大切です。
テンイチでは、塗装工事の豊富な実績があります。優良リフォーム業者紹介サイトで11年連続成約件数1位の当社では、お客様がご満足いただけるようにさまざまなプランの提案が可能です。また、当社は最長10年保証制度を実施しており、アフターケアも充実しています。まずはご相談だけでもお気軽にご連絡ください。
この記事を書いた専門家
テンイチ 管理部 営業企画課
テンイチでは、お家時間を快適で豊かなものにするために必要なリフォームの知識や役立つ情報を提供し、静岡県内地域のみなさまの暮らしをサポートします。ご相談いただければ、安心のリフォーム工事をご提供いたします。
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