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2022.09.06 知って得する塗装講座

外壁塗装で失敗したくない! 失敗例や予防方法・失敗した場合の対策を紹介

外壁塗装は外壁を補強して大切な家の美観を調え、寿命を延ばすためにとても重要なものです。外壁塗装に使われる塗料の寿命は10~20年なので、定期的に塗り替えなければなりません。しかし、外壁塗装工事は施工が失敗するケースもあります。

国民生活センターの発表によると、外壁工事を含むリフォーム工事の相談件数は、2021年には9,734件もありました。「どうすれば、施工失敗を防げるのか」と対策を知りたい方も多いことでしょう。

そこで今回は、外壁塗装工事の失敗が起こる原因や対策方法を解説します。

この記事はこんな方向け

  • 外壁塗装工事を考えている方
  • 外壁塗装をうまく行うポイントを知りたい方
  • 外壁塗装工事を依頼する業者探しに難航している方

この記事を書いた専門家

テンイチ 管理部 営業企画課


1.外壁塗装工事の失敗例

はじめに、実際にあった外壁工事の失敗例とその原因を紹介します。どのような失敗例があるのでしょうか?

1-1.仕上がりが汚い

外壁塗装を行った後、塗料のはみ出し・液だれ・膨れなどが発生し、仕上がりが汚くなってしまう失敗です。塗装をした職人の腕が未熟だったり、仕事を真面目に行っていなかったりすると発生しやすくなります。中には、外壁塗装をして1~2か月後に膨れなどが生じることもあるでしょう。

1-2.必要な修理を行わない

外壁塗装は単に外壁を塗り直すだけでなく、シーリングの打ち直しなどの修理も同時に行います。しかし、業者が経験不足だったり悪質だったりすると、必要な修理を行わず、単に壁を塗り直しただけで終了してしまい、後で不具合が出ることもあるのです。

1-3.近隣から苦情が来る

塗料の跳ねが近隣住宅の外壁や庭木、車などにかかったり、作業車が道を塞いだりすれば、近隣から苦情がくることもあります。これは、業者の準備不足や対応不足が問題です。優良な業者は可能な限りトラブルを防ぐように準備し、近隣から苦情がこないよう対応するものです。近隣から頻繁に苦情がくる場合、業者選びに失敗してしまった可能性があります。

1-4.気に入った色合いに仕上がらなかった

色見本で見たらとても良かったのに、実際の仕上がりはいまひとつ気に入らないといった事例は、決して珍しくありません。外壁は面積が広いので、小さい色見本で見た色合いと実際の仕上がり具合に差が出ます。業者との打ち合わせ不足や説明不足などで起こりがちな失敗です。

2.外壁塗装の失敗を防ぐためのポイント

外壁塗装は失敗したからといって簡単にはやり直しできません。そのため、未然に失敗を防ぐことが重要です。ここでは、失敗を防ぐためのポイントを解説します。

2-1.業者選びは入念に行う

飛び込みで営業にやってきて契約を迫ったり「キャンペーン中」などともっともらしい理由をつけて契約を急がせたりする業者は、信用できません。また、少なくなったとはいえ、詐欺同様の悪徳業者も存在しています。

「安いから」「せっかくセールスに来てくれたのだから」と思っても、契約は慎重に行いましょう。可能ならば複数の業者に相見積もりを作ってもらうと安心です。

2-2.業者との打ち合わせは入念に行う

業者との打ち合わせ不足は、工事を失敗させる大きな原因の一つです。色見本のチェックや使う塗料、行う工事内容についてはもちろんのこと、近隣への対応や万が一失敗した際の補償方法なども含めて、入念に打ち合わせをしましょう。

口約束は「言った、言わない」になりやすいので、万一に備えて重要なポイントは文章に残しておくことも重要です。

3.外壁塗装工事で失敗してしまった場合の対処法

どんなに注意していても、工事が失敗してしまう可能性はゼロではありません。ここでは、外壁塗装工事が失敗した際の対処法を紹介します。

3-1.業者に責任がある場合

施工ミスなど明らかに業者の責任で外壁塗装が失敗した場合、業者が費用を負担して工事をやり直します。ただし、外壁塗装の不具合の中には、時間がたってから問題が表面化することもあり、業者の責任かどうか判断しにくくなるケースもあるでしょう。

契約をする際、「施工後何か月後まで不具合が出たら、業者が調査をして対応する」など、アフターフォローの約束も取りつけておくと安心です。また、不具合が起こったら可能な限り早く業者に連絡してください。

3-2.確認不足などで外壁塗装が失敗した場合

実際の仕上がりが思っていたのとは違ったなど、業者との確認不足などで不具合が起こった場合は、自己負担で工事をやり直すことになります。業者と相談するなどして、できるだけお金をかけない方法をとるなど工夫しましょう。

3-3.業者と話し合いが決裂した場合は第三者に間へ入ってもらう

業者との話し合いが難航した場合、国民生活センターや住まいるダイヤルなどに相談してみましょう。解決策を教えてくれたり、間に入ってもらえる人を紹介してくれたりします。相談するだけでも役立つことがあるはずです。

4.テンイチの外壁塗装施工例

ここでは、テンイチが実際に行った外壁塗装の施工例を紹介します。外壁塗装を考えている方は、参考にしてください。

4-1.透明色のクリア塗料での塗装と防水工事

施主がレンガ調の色柄を変えたくないという希望だったので、透明色のクリア塗料で塗装をして縦目地打ち替え、窓サッシ回り増し打ち、軒天取合い部打ち替えなどの防水工事を行いました。色合いはそのまま、新築当時のような色艶が蘇り、美しい仕上がりになります。

静岡市清水区の外壁塗装・防水工事

4-2.外壁塗装の塗り替えと補修工事

外壁シーリングの傷んでいる部分や窓回り、軒天の補修など、下地の処理をしっかりと行い、3回塗装を行いました。入念に補修工事を行うことでやり直しがなくなり、総費用を節約することができます。

湖西市の外壁塗装

4-3.屋根・壁の塗装工事

施主は屋根を断熱効果のある塗料で塗り直してほしいという希望でしたが、調査の結果外壁にも複数の傷みがあることが分かったので、修理をしたうえで屋根・壁両方の塗装を行いました。断熱効果の高いガイナ塗料での塗装をしたので、屋根と外壁の表面温度が大幅に下げられ、光熱費が節約できます。

磐田市の外壁・屋根塗装(ガイナ)

5.外壁塗装工事の失敗に関するよくある質問

ここでは、外壁塗装工事の失敗に関するよくある質問を紹介します。

Q.外壁塗装の契約を行った後、クーリングオフはできるでしょうか?
A.業者が家にセールスに来て、契約を行った場合は可能です。自分で業者を家に呼んだりショールームなどに行って契約したりした場合はできません。気をつけましょう。

Q.工事中でも業者に注文をつけてもいいですか?
A.工事中に疑問を感じたら、その工程を写真に撮り担当者と相談してください。職人と話しても解決できることとできないことがあるため、担当者と話すほうがおすすめです。

Q.工事に不具合があり業者に連絡しようとしたら電話がつながりません。
A.国民生活センターなどに連絡し、相談しましょう。施工費などが返ってくる可能性は低いですが、次の被害を防ぐことができます。

Q.「近所を歩いていたら壁の不具合を発見した。すぐに工事しないと雨漏りの危険がある」というセールスがきました。
A.悪徳業者の常套手段です。契約してしまわないように注意しましょう。

Q.業者を選ぶ際、口コミサイトは参考になりますか?
A.一定の参考にすることは可能です。長期にわたって良い評価がついている業者は信用できるでしょう。

まとめ

今回は、外壁塗装工事の失敗例や予防方法、対策方法などを紹介しました。

静岡県内で外壁塗装を依頼する業者を探している方は、浜松市を中心に外壁塗装で豊富な実績を持つテンイチにご相談ください。優良リフォーム業者紹介サイトで11年連続成約件数1位の当社では、お客様にご満足いただける最適なプランを提案いたします。また、当社は最長10年の保証制度をご用意しており、アフターサポートも万全です。ご相談だけなら無料ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。


この記事を書いた専門家

テンイチ 管理部 営業企画課

テンイチでは、お家時間を快適で豊かなものにするために必要なリフォームの知識や役立つ情報を提供し、静岡県内地域のみなさまの暮らしをサポートします。ご相談いただければ、安心のリフォーム工事をご提供いたします。


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