2023.11.29 外壁塗装
blog 外壁塗装ブログ
外壁塗装による断熱効果について詳しく知りたいとお考えでしょうか? 確かに、断熱効果の高い塗料で外壁塗装を行うことで、屋内が外気温の影響を受けにくくなり、冷暖房効率が向上するなど多くのメリットがありますよね。
しかし、実際に外壁を断熱塗装したくても、どこにどんな方法で依頼できるのかなど、よく分からないこともあるでしょう。それに、補助金制度を使えるのなら、ぜひとも利用したいですよね。そこで今回は、外壁塗装による断熱効果などについて詳しく解説します。
この記事は以下のような方におすすめです。
- 外壁塗装をして断熱効果を高めたい
- 断熱性能を上げて省エネ効果を高めたい
- 補助金を利用した断熱塗装について詳しく知りたい
この記事を読むことで、外壁塗装で断熱効果を得るためのポイントなどがよく分かります。外壁塗装の断熱効果に興味がある方には、お役に立てることでしょう。
この記事を書いた専門家
テンイチ 管理部 営業企画課
INDEX
1.断熱効果のある外壁塗装のメリットは?
最初に、断熱効果のある外壁塗装にはどんなメリットがあるか、詳しく見ていきましょう。
冷暖房効率が高まる
断熱効果のある外壁塗装を行うと、冷暖房効率が高まるのが大きなメリットです。屋内が外気温の影響を受けにくいため、冷暖房効率が高まって光熱費を節約できます。また、電気やガスの使用量が少なくなることでCO2の排出量を抑えることができ、環境にやさしい点にも注目です。
屋内で快適に過ごせる
断熱効果のある外壁塗装を行うことで、屋内で快適に過ごせるようになります。屋内が外気温の影響を受けにくくなるため、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせることでしょう。また、屋外と屋内の寒暖差が小さくなるため、夏の熱中症や冬のヒートショックといったリスクを低くすることができます。エアコンによる冷暖房が苦手で、最低限の使用にとどめたい場合などにもおすすめです。
建物の耐久性が高まる
建物の耐久性が高まるのも、断熱効果のある外壁塗装を行うメリットになります。外壁の温度変化を抑えることで、外壁材の劣化を防ぐことが可能になるからです。外壁材の劣化を防いで寿命を延ばすことは、建物の耐久性を高めることにつながります。建物を長持ちさせるためにも、断熱効果のある外壁塗装を行いましょう。
2.断熱塗料の種類や断熱効果を高める塗装技術
ここでは、外壁塗装用の断熱塗料の種類や断熱効果を高める塗装技術について、具体的に見ていきましょう。
外壁塗装用の断熱塗料の種類
外壁塗装用の断熱塗料の種類を、3つご紹介します。
ガイナ
ガイナは、日進産業が販売している断熱塗料になります。JAXAが開発した断熱技術を応用した塗料で、断熱性と耐久性に優れているのが特徴です。カラーバリエーションも豊富で、好みの色が見つかりやすいのもポイントになります。また、防音効果も期待できると評判です。
キルコート
キルコートは、シンテマテリアルワンが販売する断熱塗料です。キルコートは塗料に中空ビーズが配合されており、優れた断熱効果を発揮します。下地処理をきちんとしてあれば、外壁や屋根以外にも幅広い目的で使用できるのがメリットです。
クールサーム
クールサームは、大高商会が販売している断熱塗料です。クールサームは、NASAが開発したスペースシャトルの技術を参考にして作られています。4種類の特殊セラミック層が塗膜を作り、太陽光を強烈に反射・放散させるため、断熱効果が期待できるのです。耐久性も高く、塗膜が汚れても断熱効果を維持し続けることができます。
外壁塗装の断熱効果を高める施工方法
外壁塗装の断熱効果をより高めるには、丁寧に塗装することが基本になります。せっかくの断熱塗装も、ムラがある塗り方だったり下地材や塗料が十分に塗布されていなかったりすると、想定した断熱効果を発揮できません。また、下地材と断熱塗料の相性も大切です。外壁の断熱塗装は、豊富な実績があり、優れた技術力を持つ業者に依頼すると安心できます。
3.静岡県で外壁の断熱塗装に使える補助金制度は?
ここでは、静岡県で外壁の断熱塗装に使える補助金制度について詳しくご紹介します。
住宅省エネ2024キャンペーン
静岡県で外壁の断熱塗装を行う場合、「住宅省エネ2024キャンペーン」を利用できる場合があります。
住宅省エネ2024キャンペーンの目的
住宅省エネ2024キャンペーンは、2050年までにカーボンニュートラル(CO2の排出が実質0)を実現することが主な目的になります。具体的な支援事業は、以下の3つです。
それぞれ、長期優良住宅の取得や住宅の省エネリフォームなどで一定の条件を満たした場合に補助金を支給し、省エネかつ快適な暮らしを後押ししています。2023年にも同様のキャンペーンが実施されていましたが、早期に予算が上限に達したことを受け、一部の内容を見直した上で、2024年度も継続することになりました。
住宅省エネ2024キャンペーンの利用条件
住宅省エネ2024キャンペーンを利用するには、以下のような条件を満たす必要があります。
- リフォームする住宅の所有者である
- 補助金の対象となる住宅工事を行う
- キャンペーン(2023年度もしくは2024年度)の登録業者に依頼する
- 申請期間中に所定の手続きを完了させる
外壁の断熱塗装をお考えなら、まずは、上記の条件にマッチするか調べてみるとよいでしょう。なお、住宅省エネ2024キャンペーンは令和5年11月10日に令和5年度補正予算案が閣議決定されたばかりであり、今後内容が変更になることがあります。また、好評につき予算が上限に達すると、早期終了になることがあるので注意しましょう。
外壁の断熱塗装には子育てエコホーム支援事業が利用可能
住宅省エネ2024キャンペーンの支援事業のうち、外壁の断熱塗装には、子育てエコホーム支援事業が利用可能です。こちらは、子育て世帯や若者夫婦世帯以外の申請でも問題ありません。
- 子育て世帯もしくは若者夫婦世帯:上限30万円(長期優良リフォームは上限45万円)
- そのほかの世帯 : 上限20万円(長期優良リフォームは上限30万円)
なお、子育て世帯もしくは若者夫婦世帯が既存住宅の購入を伴う場合は、上限60万円まで支給を受けられます。
子育てエコホーム支援事業を申請する方法や流れ
子育てエコホーム支援事業を申請する方法や流れは、以下をご覧ください。
- 信頼できる登録業者に、外壁の断熱塗装で子育てエコホーム支援事業を活用したいことを伝えて相談する
- 業者に現場視察を依頼し、外壁の断熱塗装の見積もりをもらう
- 見積もりに問題がない場合は正式に契約する
- 補助金の支給条件にマッチするように外壁の断熱塗装を進める
- 業者が補助金の申請に必要な書類を揃え、期限内かつ早めに提出する
- 補助金の交付が決定したら、業者に補助金が入金される
- 補助金が業者から依頼者へ還元される
- 令和9年2月末日までに、業者が完了報告を行う
より詳しい内容は、経済産業省のホームページや登録業者に確認してみてください。
自治体によって独自の補助金制度を使えることがある
自治体によって、外壁の断熱塗装に独自の補助金制度を使えることがあります。こちらも、一定の条件を満たす場合に、工事費用の一部を補助金として受けられる制度です。なお、多くの場合、補助金を受けようとする自治体に住民票があること、税金の滞納がないことなども申請に必要な条件になります。各自治体の補助金制度に関する詳しい内容は、こちらで検索してみてください。
4.テンイチで断熱塗装をした事例
ここでは、当テンイチで断熱塗装を行った事例をご紹介します。
2階の外壁と屋根の断熱塗装を行った事例
磐田市にお住まいのKさんから、ご自宅の外壁や屋根の塗装の劣化が気になるとのご相談がありました。そのため、Kさんのご希望もあり、断熱塗料で人気の高いガイナを使用して2階の南面と西面の外壁および屋根全体の断熱塗装を行ったのです。屋根については、実際に塗装前と塗装後で計測した結果、約30℃も下げることに成功しました。もちろん、外壁塗装も同様の効果が期待できることから、「これで夏も冬も快適に過ごせる」とお喜びいただいています。
倉庫の屋根に断熱塗装を行った事例
富士市にお住まいのIさんから、倉庫の屋根塗装の塗り直しについてご相談があったため、私どもからは、断熱塗料のガイナでの塗り直しをご提案しました。塗装前は、屋根の表面温度が70~80℃近くになっていましたが、塗装後は45~50℃程度になり、高い断熱効果を得られています。さらに、塗料の色にホワイトを選んだこともあり、「屋内で過ごしやすくなっただけでなく、外観もスッキリと明るいイメージになって嬉しい」とのことでした。次回は、外壁の断熱塗装もご検討いただければと考えています。
4.外壁塗装の断熱効果に関するよくある質問
最後に、外壁塗装の断熱効果に関する質問に回答します。それぞれ役立ててください。
Q.古い日本家屋でも外壁塗装の断熱効果を期待できる?
A.一定の効果は期待できます。ただし、古い日本家屋は建物にすき間が多く、また、外壁や屋根の内部に十分な断熱対策をしていないなどの理由で、想定した断熱効果を実感できないこともあるでしょう。
Q.屋根も同時に断熱塗装すべきか?
A.予算に余裕があるのなら、外壁と同様に断熱塗装を行うことがおすすめです。建物全体に断熱機能が付加され、屋内でより快適に過ごせるようになるほか、光熱費の削減や建物の耐久性アップにつながります。
Q.外壁塗装の断熱効果は何年ぐらい期待できる?
A.10~15年程度が一般的です。ただし、あくまでも目安であり、建物の立地や塗装方法などによって、10年に満たない場合でも断熱効果が低下することがあるでしょう。
Q.高価な塗料を使用すれば高い断熱効果が期待できる?
A.単に高価なことだけでは、高い断熱効果が期待できるとは限りません。同じ種類の塗料でも、業者によって設定価格が異なるからです。
Q.外壁塗装を依頼するにはどんな業者を選ぶべきか?
A.以下のポイントを参考にして選んだ業者なら安心です。
- 外壁塗装で豊富な実績がある
- 丁寧な作業と高品質な仕上がりで定評がある
- 現場視察や見積もりは無料
- 分かりやすくてリーズナブルな料金システム
- 希望の工期に合わせてもらえる
- スタッフの対応が親切で感じがよい
- 顧客からの評判がよい
- 保証やアフターサービスが充実している
なお、当テンイチも外壁塗装で豊富な実績があり、おかげさまで大変ご好評をいただいています。現場視察や見積もりは無料ですから、お気軽にお問い合わせください。
まとめ
今回は、外壁塗装の断熱効果について詳しく解説しました。断熱塗料で外壁塗装を行うことで、屋内が外気温の影響を受けにくくなります。屋内で快適に過ごしやすくなるだけでなく、光熱費の節約にもつながりおすすめです。なお、当テンイチも断熱塗料による外壁塗装で豊富な実績があり、おかげさまで大変ご好評をいただいています。
現在、テンイチでは、50万円以上のご契約で、お得で便利な金利0円キャンペーンを実施中です。また、現場視察や見積もりは無料ですから、お気軽にお問い合わせください。
この記事を書いた専門家
テンイチ 管理部 営業企画課
テンイチでは、お家時間を快適で豊かなものにするために必要なリフォームの知識や役立つ情報を提供し、静岡県内地域のみなさまの暮らしをサポートします。ご相談いただければ、安心のリフォーム工事をご提供いたします。
- PICK UP
-
-
お知らせ
-
お知らせ
-
- 新着情報
-
-
外壁塗装
-
外壁塗装
-
その他
-
- 施工エリア
-
- 静岡県西部の塗装工事
- 浜松市中区、浜松市東区、浜松市南区、浜松市北区、浜松市⻄区、浜松市浜北区、浜松市、天⻯区、湖⻄市、磐田市、袋井市、掛川市、菊川市、牧之原市、御前崎市、森町
- 静岡県中部の塗装工事
- 静岡市葵区、静岡市駿河区、静岡市清水区、焼津市、藤枝市、島田市、吉田町、川根本町
- 静岡県東部の塗装工事
- 沼津市、清水町、富士市、富士宮市、三島市、裾野市、御殿場市、小山町、伊豆の国市、⻑泉町、函南町
をプレゼント!
他にも、塗装や外装の工事に関する資料を
ご提供します