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2023.10.27 外壁塗装

冬に外壁塗装をする際の注意点は? 塗装業者に依頼する方法やポイントも

「冬に外壁塗装はできるのか」「外壁塗装をする際に注意すべきことはあるのか」など、外壁塗装のタイミングや時期で悩んでいる方は多いでしょう。

外壁塗装は1年中行えますが、最適な条件があります。冬は気温が低下するため、外壁塗装を行う前にいくつかの注意点を把握しておくことが大切です。

本記事では、冬に外壁塗装をする際の注意点やポイントなどについて詳しく説明します。

この記事を読むことで、冬に外壁塗装を行うメリットやデメリットなども分かります。気になっている方はぜひチェックしてください。

この記事は次のような方におすすめです。

  • 自宅の外壁塗装を行う予定がある方
  • 外壁塗装は冬にしても問題ないか気になっている方
  • 冬に外壁塗装をする際の注意点を知りたい


この記事を書いた専門家

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テンイチ 管理部 営業企画課


1.冬でも外壁塗装が可能な条件とは?

まずは、冬でも外壁塗装が可能な条件をチェックしましょう。

1-1.外壁塗装ができない気候条件

前述したように、外壁塗装は1年中可能です。しかし、気候条件によっては、外壁塗装ができなくなる可能性があるので注意しましょう。ほとんどの塗装メーカーは、規定として「湿度85%以上、気温5℃以下」の環境下では塗装NGとなっています。

塗装メーカーの規定を目安にすると、外壁塗装に適している時期は春と秋です。春と秋は気候が安定しているため、夏と冬よりも外壁塗装に適しているといわれています。

1-2.気温5℃以上・湿度85%以下であることが条件

冬に外壁塗装をする際は、気温5℃以上、湿度85%以下であることが条件です。冬は湿度が低くなるので湿度が85%以上になることはありませんが、気温には注意したほうがいいでしょう。

気温が5℃以下の環境下で塗装すると、塗料の品質が下がり、効果が発揮できなくなります。塗装をする際も硬化不良を起こし、キレイな仕上がりになりません。塗料が持っている機能を生かすためにも、最適な環境条件で塗装する必要があります。

1-3.霜や結露・積雪に要注意

冬は、霜や結露の発生、積雪にも注意が必要です。外の気温差によって、冬は結露が窓ガラスなどに発生することが増えます。気温が4℃以下になると霜も発生し、外壁が濡(ぬ)れた状態になってしまうのです。

霜や結露によって外壁が濡れている場合、拭き取っても塗装は行えません。つまり、霜や結露が発生しているタイミングでは、塗装が行えないというわけです。また、常に雪が積もっている地域も塗装ができません。積雪が多い地域は、冬を避けて塗装したほうがいいでしょう。

2.冬に外壁塗装を行うメリット・デメリット

ここでは、冬に外壁塗装を行うメリットとデメリットについて詳しく説明します。

2-1.冬に外壁塗装をするメリット

冬は外壁塗装に向いていないといわれることが多いですが、メリットもあります。冬に外壁塗装をするメリットは、主に以下のとおりです。

2-1-1.スケジュールが立てやすい

冬は晴れた日が多いので、スケジュールが立てやすいというメリットがあります。たとえば、梅雨の時期は雨の日が多くなるため、塗装をするとなると天候に左右されやすくなるでしょう。

晴れの日が多いと思われがちな夏でも、台風やゲリラ豪雨などで塗装がうまくできなくなる可能性があります。冬は意外と晴れた日が多く、外壁塗装のスケジュールが立てやすくなるのです。天気に左右されなくなると、工程表どおりに進めるでしょう。

2-1-2.外壁塗装業者の予約が取りやすい

外壁塗装業者の予約が取りやすいという点も、冬に外壁塗装を行うメリットです。外壁塗装は春と秋に行うことが多いので、人気のある外壁塗装業者ほど繁忙期は予約が取りにくくなります。

一方、冬は外壁塗装の依頼が少なくなるため、外壁塗装業者側に余裕が生まれるのです。外壁塗装業者の中には、冬だけにサービスやキャンペーンを実施しているところもあります。

2-1-3.湿度が低いので乾燥しやすい

冬は湿度が低いため、塗料が乾燥しやすくなります。湿度が低いと塗料の硬化を抑えることができるため、ムラもなく、キレイに塗装できるでしょう。塗料の乾燥が早くなると、工程も順調に進みやすくなります。

2-2.冬に外壁塗装をするデメリット

冬に外壁塗装を行う際は、デメリットをしっかりと把握することが大切です。主なデメリットを紹介していきましょう。

2-2-1.日照時間が短い

冬に外壁塗装をする大きなデメリットは、日照時間が短いという点です。日照時間が短くなると、作業時間も短くなり、作業がスムーズに進まなくなる可能性があります。ほかの季節よりも、工期は多少長くなってしまうでしょう。そのため、冬の外壁塗装は時間に余裕を持ってスケジュールを立てる必要があります。

2-2-2.作業がストップすることも

雪が降ったり、結露や霜が発生したりするなどで、外壁塗装の作業がストップする可能性もあります。冬は湿度が低いので塗料が乾燥しやすいというメリットがありますが、気温が低すぎると乾燥に時間がかかるでしょう。作業がストップすることも考えて、工程表やスケジュールを作成することが大切です。

2-2-3.建物の中が暗くなる

冬の外壁塗装は、建物の中が暗くなるというデメリットもあります。一般的に、外壁塗装をする際は、足場や飛散防止ネットを設置することになるでしょう。足場や飛散防止ネットによって、日差しが遮られ、室内に太陽の光が入りにくくなります。

3.冬の外壁塗装で成功するためのポイント

ここでは、冬の外壁塗装で成功するためのポイントを解説します。

3-1.塗装が可能な条件を守る

冬に外壁塗装を行う際は、塗装が行える条件をしっかりと守ることが大切です。前述したように、気温5℃以下、湿度85%以上の環境を避けるのはもちろんのこと、雪が降っていない、結露や霜が発生していないという条件も守りましょう。早く外壁塗装を終わらせたいからといって、不適切な環境で塗装を行うと失敗する恐れがあります。冬の塗装を成功させるためにも、塗装できる環境か必ず確認してください。

3-2.工期に余裕を持たせる

前述したように、冬は雪や霜などで作業がストップしやすい傾向があるため、工期に余裕を持たせることが大切なポイントです。作業が途中で止まることを見据えた上で、ゆったりとしたスケジュールを組みましょう。

たとえ、早く外壁塗装を終わらせたい気持ちがあったとしても、外壁塗装を成功させるには工期に余裕を持たせる必要があります。どうしても何日に外壁塗装を終わらせたい方は、その旨を外壁塗装業者に相談してください。

3-3.地域密着型の外壁塗装業者に依頼する

冬に外壁塗装をする際は、外壁塗装業者選びが大切なポイントになります。できるだけ地域密着型の外壁塗装業者に依頼するといいでしょう。地域密着型の外壁塗装業者は、その地域の気候・気温・雪の量など特性を把握しています。

地域の気候を把握しているということは、その地域に合った外壁塗装ができるというわけです。また、外壁塗装でトラブルが起きたとしても、すぐに対応してくれるでしょう。

4.外壁塗装業者選びが最重要!?

ここでは、外壁塗装業者選びのポイントや注意点を解説します。

4-1.外壁塗装の実績があるか

外壁塗装業者によって、仕上がりに大きな差が生まれます。冬でも外壁塗装を成功させるために、できるだけ外壁塗装の実績がある業者を選んでください。外壁塗装の実績がある業者ほど、外壁の状態や環境に合わせた塗装が行えます。

逆に、外壁塗装の実績が少ない業者に依頼すると、施工不良などのトラブルが起きやすくなるので注意が必要です。なお、外壁塗装の実績は、業者のホームページ等で確認できます。

4-2.複数の外壁塗装業者を比較する

複数の外壁塗装業者を比較することも大切なポイントです。たとえ、友人や知人から紹介された外壁塗装業者だとしても、これまでどのような外壁を行ってきたのか、スタッフの対応がいいのかなど、ほかの外壁塗装業者と比較しましょう。

最低でも3~4社の外壁塗装業者を比較することで、悪徳業者と優良業者が見極めやすくなります。インターネットで口コミや評判をチェックするのも、外壁塗装業者を選ぶポイントの1つです。

4-3.見積書の内容は必ず確認しよう

外壁塗装業者に依頼する際は、見積書を必ず確認してください。不正を働く悪徳業者は、見積書を書面で提出せずに、口約束だけで済ませる傾向があります。

また、見積書を書面で提示しても、内容が「工事一式」になっている場合は要注意です。具体的な費用を見せずに、塗装後になって高額な追加費用を請求してくる可能性があります。後でトラブルにならないためにも、見積書で不明点や分からないところがあれば事前に解消しておきましょう。

4-4.外壁塗装業者とよくあるトラブル

外壁塗装業者とよくあるトラブルといえば、「仕上がりとイメージが違う」という内容です。すべてを外壁塗装業者に任せていたことが原因で起きるトラブルとなります。見積書や契約書の内容をしっかりと確認せず、外壁塗装業者との打ち合わせも行わずにいると、イメージと仕上がりに大きな差が生まれてしまうでしょう。イメージどおりに外壁塗装を成功させるためにも、しっかりと要望を伝えたり、不安要素を解消したりすることが大切です。

4-5.外壁リフォームならテンイチへ

どの外壁塗装業者に依頼すべきか悩んでいる方は、ぜひテンイチにお任せください。浜松市・静岡市・沼津市を中心にリフォームを行っているテンイチでは、トータルリフォームから部分的なリフォームまで可能です。

外壁塗装と併せて、ほかのリフォームも検討している方はぜひチェックしてください。お客様の要望に合ったピッタリなプランを提案します。無料相談や無料見積もりも受け付けているので、どのようなご相談でも一度お問い合わせください。

5.冬の外壁塗装に関してよくある質問

冬の外壁塗装に関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.塗装中に雪が降ったときの対処法は?
A.作業を止め、家のまわりに積もった雪を取り除きましょう。除雪作業をしながら、陽の当たりやすい場所に雪を集め、乾きやすくする必要があります。なお、積雪が多い地域に根付いた外壁塗装業者に依頼すれば、塗装中に雪が降ってきたとしても適切かつスピーディーに対応してくれるので安心です。塗装前に、どのような対処をしてくれるのか確認しておくことをおすすめします。

Q.冬に外壁塗装をする前に知っておきたいことは?
A.外壁塗装中は、一時的に暖房機器が使用できないという点です。工程の中でエアコンの室外機が一時的に別の場所へ移動させられたり、養生用のカバーで覆われたりする可能性があります。また、ガス給湯器に関しても、養生シートで覆われるので温水式床暖房やお湯などが使えなくなってしまうのです。生活に支障をきたす場合は、事前に外壁塗装業者へ相談しておきましょう。

Q.積雪が多い地域に適した塗料は?
A.できるだけ性能のいい耐用年数が長い塗料を使用するのがおすすめです。積雪によって外壁にかかるダメージが大きくなるため、傷つきにくく耐久性の高い塗料を選びましょう。できるだけ費用を抑えたいからと安価な塗料を使用すると、すぐに剝げたり傷ついたりする恐れがあります。

Q.外壁塗装業者選びのポイントは?
A.主にチェックしておきたいポイントは以下のとおりです。

  • 外壁塗装の実績があるか
  • 冬の外壁塗装に対する知識や経験が豊富か
  • スタッフの対応が丁寧でスピーディーか
  • 無料相談や無料見積もりを受け付けているか
  • 見積書の内容が具体的に記載されているか
  • ホームページ等に施工事例が掲載されているか
  • 口コミや評判がいいか
  • どのような質問をしても分かりやすく答えてくれるか

Q.塗装費用を最小限に抑えるコツは?
A.自社施工の業者に依頼することです。外壁塗装業者の中には、依頼を受けるだけで工事は下請け業者に任せているところがあります。工事自体を下請け業者に任せている外壁塗装業者の場合、余計な追加マージン料が発生するので費用が高額になりがちです。一方、自社施工の業者は、すべてを一貫して行っているので余計な費用がかかりません。外壁塗装にかかる費用を抑えるためにも、自社施工の業者に依頼してください。

まとめ

に外壁塗装をする場合は、積雪・霜・結露などに注意が必要です。気温5℃以下、湿度85%以上の環境下ではうまく塗装ができないため、工事前に気候をしっかりと把握しておきましょう。しっかりと注意点をチェックしておけば、冬でも外壁塗装が行えます。また、外壁塗装業者選びも非常に重要なポイントです。

なお、テンイチでは、浜松市・沼津市・静岡市を中心に外壁リフォームを行っています。

外壁塗装にお悩みの方、冬に工事を検討している方はぜひ一度ご相談ください。


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テンイチでは、お家時間を快適で豊かなものにするために必要なリフォームの知識や役立つ情報を提供し、静岡県内地域のみなさまの暮らしをサポートします。ご相談いただければ、安心のリフォーム工事をご提供いたします。


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