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2015.09.01 知って得する塗装講座

簡単に取れます! 外壁にコケが生える原因ときれいに取る方法

なぜ外壁にコケが生えるの?

皆さんは家の外壁をチェックしているでしょうか。外壁をチェックしていないと黒ずんだ「コケ」が発生してしまいます。この「コケ」をしっかり取ることで家の長持ちへとつながるのです。

この記事では外壁にコケが生える原因と掃除方法についてまとめました。

1.外壁にコケが生える原因

外壁にコケが生える原因

外壁にコケが生える原因にはどういったものがあるのでしょうか。この項目で確認しておきましょう。

1-1.コケが生えやすい地域

コケは胞子などが壁に引っ付いて繁殖するのが原因。都心ではあまり見ることがないようですが田舎や自然の多い地域ではコケが付きやすいです。川や山、それ以外に緑がある環境が近いとコケが壁に発生しやすいのを知っておきましょう。

1-2.コケが生える環境

コケは水分や胞子などの栄養分があれば成長します。そのため、家の日光が当たらない場所にて水分さえあればいつの間にかコケが発生するのです。

また、壁がでこぼこしているのもコケが発生しやすい条件となります。壁の溝になっている部分に胞子が付くことでコケが発生するのを知っておいてください。

2.コケを掃除する方法

コケを掃除する方法

コケは自分でも簡単に掃除することができます。この項目で確認してみましょう。

2-1.道具を用意する

コケを掃除するときには、市販の洗濯用漂白剤やカビ取り洗剤を用意します。また、掃除するための道具も用意しましょう。

  • ホース
  • バケツ
  • 中性洗剤(漂白剤)
  • カビ取りスプレー
  • ブラシ

用意するブラシはタワシよりも柔らかいものがおススメです。高いところにも届くように柄の部分が伸びるタイプがよいでしょう。

2-2.掃除の手順

まず、ホースで壁全体に水を掛けて泥や木の葉などを落としていきます。大き目のごみや泥はホースを掛けるだけである程度落ちていくでしょう。次に、ブラシによる掃除となります。

バケツに水を入れて洗剤を薄めておきましょう。薄めた洗剤をブラシに付けて壁をこすっていきます。こするとき、壁を強い力でこすらないようにしましょう。強い力でこすると外壁の塗装や素材自体を傷つけます。

洗剤による掃除が終わった後は、再びホースで壁全体を洗浄しておきましょう。漂白剤をそのままにしておくと金属などの腐食を招きます。

2-3.高圧洗浄機による清掃

「高圧洗浄機」とはノズルから高圧力の水を出すことで汚れを勢いよく落としていく装置のことです。ホームセンターなどでも家庭用が1万円前後にて販売されています。

価格によって水圧とホースの長さに大きな違いがあるのを知っておきましょう。

高圧洗浄機は水圧が高いほど汚れを落とす力が強いです。カタログやホームセンターなどで「吐出圧力」という単位が書かれていると思います。この単位が「7Mpa」以上あれば十分です。

また、ホースの長さも購入時の大事なポイントとなります。掃除したい建物の大きさによりますが10m以上あるのが望ましいでしょう。10m以上あれば建物の2階でも簡単に掃除できます。

2-4.高圧洗浄機の効果

高圧洗浄機で壁に水を吹きかけると驚くほどコケが落ちていくのを実感できるでしょう。しかし、使用時には電気を使うためモーター音が響きます。使う時間帯には注意するようにしてください。

また、高圧のため壁を必要以上に痛めることがあります。高圧洗浄機を使う場合はこまめに水圧を替えるようにしましょう。

さらに、清掃中は水が激しく飛び散ります。水と共にごみや汚れも飛んでくるので汚れてもいい服やレインコートを着るようにしましょう。また、安全に配慮してゴーグルの装着もおススメです。

3.コケが生えやすい立地・外壁

コケが生えやすい立地・外壁

3-1.自然が多い

自分の生活環境の近くに山や川など自然環境が多い場所は、コケが生えやすいでしょう。コケは自然物のため、山や川以外でも木々が生い茂る環境が近くにあればコケが生えてきます。

また、コケは日当たりが悪い場所に生えやすいです。日が当たらなくても適度な水分があれば繁殖します。自然環境が多くて日陰に家がある場合は注意しておきましょう。

3-2.でこぼこが多い外壁である

自分の外壁にでこぼこなどのデザインが多い場合は、コケが付きやすいです。コケは胞子が外壁に付くことで繁殖します。表面が特別な形でなければコケも少ないです。

また、日当たりの悪い家だとコケが発生することが多い傾向にあります。さらに、風通しの悪い家だと見えない部分にコケが付いていることが多いです。

4.コケを生やさないための予防策

コケを生やさないための予防策

コケを除去するには掃除するのが一番。しかし、何度も掃除するよりも事前に対処するほうが効果的です。この項目でコケ発生の予防策をまとめてみました。

4-1.外壁を塗料でコーティングする

最近ではコケが発生しづらい塗料などが出ています。コケを落とすと共に塗料を塗ることでコケの発生を防ぐことができるので試してみましょう。自分で塗料を壁に塗るのは意外と難しいです。困ったときは業者に依頼することも検討しましょう。

4-2.シンプルな外壁にリフォームする

でこぼこの多い外壁だとコケが発生しやすくなります。壁を掃除する回数が多いようなら外壁のリフォームをしてみましょう。コケはでこぼこに入り込むことで繁殖しやすくなります。あまりに掃除が多い場合は、原因となるでこぼこはリフォームするのがおススメです。

4-3.定期的に検査してもらう

外壁の状態が心配な人は専門業者に検査の依頼をしましょう。専門業者に依頼すればコケなどの汚れだけでなくヒビなどの危険性も事前にわかります。

しかし、予算のことなども考えると3年程度の検査が現実的でしょう。3年間も自分で外壁を掃除しないとなると汚れも溜(た)まってしまいます。掃除はできるだけ自分でするようにしましょう。

5.業者を選ぶポイント

業者を選ぶポイント

外壁の検査や塗装を依頼する場合はしっかり業者を選ぶ必要があります。業者を選ぶポイントは見積もりです。
見積もりをしっかり取る業者は外壁工事に関して必要な情報をきちんと提示してくれます。ヒビの有無や使う塗料の効果について説明するでしょう。

しかし、きちんと仕事をしていない業者だと外壁の状態や使っている道具についてきちんと説明できません。そのため、見積もりのときにきちんとした金額を提示できないのです。

外壁に関することを業者に依頼する場合は見積もりをしっかり取ってもらいましょう。見積もりがないと不必要な出費を強いられることになります。

まとめ

外壁にコケが生える原因のまとめ

この記事ではコケの原因と掃除方法を紹介しました。最後に、コケに関する大事な情報を紹介しましょう。

  • コケは自然の環境が多い場所だと繁殖しやすい。
  • 日当たりが悪くて水分があるとコケが生える。
  • コケは自分で洗剤などを用意して掃除する。
  • 高圧洗浄機を購入すると楽にコケを除去できる。
  • 壁にでこぼこが多いとコケは繁殖しやすい。
  • 塗料でコーティングすればコケの繁殖を抑えられる。
  • 資金があれば検査やリフォームを検討してみる。

外壁にこびりつくコケ。外壁が汚れていると見た目も悪く重要な欠陥を見落とす可能性が出てきます。定期的に自分で掃除をして外壁をきれいに保ちましょう。自然災害や事故から身を守るのは自分の定期的な点検と掃除です。

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