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2016.05.30 知って得する塗装講座

外壁リフォームを成功させるコツは? 外壁塗装の種類と業者の選び方

外壁をリフォームしたいけれどどこに依頼したらいいのかわからない、外壁塗装の流れが知りたい人は必見です。何もわからないまま外壁塗装をするよりも、きちんと知識を身につけたほうが安心できるでしょう。外装工事を失敗しないためにも知識は必要です。

そこで、外壁リフォーム工事や業者選び、外装の補修など外壁工事・外装の基礎知識について説明します。

この記事を読むことで外壁(外装)工事・リフォームの基礎知識を身につけることができます。

1.外壁・外装リフォームの基礎知識

外壁のリフォームにはさまざまな種類があります。まずは、どんな種類があるのか把握しなければなりません。そして、外壁リフォームの必要性・メリットも知っておきましょう。

1-1.外壁・外装リフォームの種類

外壁リフォームの種類はさまざまです。よく見られるのは「塗装」になります。塗装は塗り替えともいいい、既存壁のうえから塗装する方法です。塗装の初期費用は低価格ですが、メンテナンスが多くなるでしょう。

そして、「断熱」という方法もあります。断熱は名前のとおり、断熱効果を高めるためのリフォームです。断熱材や断熱効果のある塗装を使います。また、雨漏り欠陥を改善するリフォームも可能です。以上のように、外壁の状態によってリフォーム内容が異なります。

1-2.外壁・外装リフォームの必要性・メリット

外壁リフォームにはさまざまなメリットがあります。最も大きなメリットは「耐震性」と「外観」です。リフォームすることで外壁の耐震性がアップします。地震大国である日本は耐震性に注目する人が増えてきました。

外装塗装をしっかりすることで地震に強い住まいづくりができます。さらに、外観の見栄えもよくなるでしょう。ほかにも、結露防止や防水性、遮音性、断熱性が期待できます。

2.外壁・外装のリフォームについて

家の外壁にはさまざまな種類があります。多種多様の家が存在しているように、外壁塗装に使う塗料は非常に幅広いです。よって、外壁塗装の種類と選び方、耐用年数など詳しく把握しておかなければなりません。

2-1.外壁塗装の種類と選び方

外壁サイディング、外壁材のガリバリウム、防水、シリコン、タイルそれぞれの特徴と選び方について説明していきます。外壁塗装の種類で悩んでいる人はぜひ参考にしてください。

2-1-1.外壁サイディング

サイディングは1枚の壁を貼りつけていくタイプです。外壁サイディングをよく見てみると、つなぎ目がわかるでしょう。また、サイディングにも大きくわけて「窯業系」「合成樹脂系」「金属系」と3種類あります。

デザイン重視の場合は窯業系サイディングが好ましいでしょう。合成樹脂系・金属系サイディングの外壁は価格が低い傾向があります。

2-1-2.ガリバリウム

外壁材のガリバリウムはアルミニウム55%、亜鉛43.4%、シリコン1.6%の構成でできています。ガリバリウムの特徴は耐久性・耐食性が高いことです。

また、熱反射率や耐熱性にも優れているため使用する人が増えてきました。非常に見た目がスッキリしているため、デザイン性の高い住宅に採用されることが多いです。

2-1-3.防水

外壁塗装の種類には「防水塗料」があります。キレイな外壁を維持するためには防水塗料が必要不可欠です。防水塗料をきちんとほどこしておけば水の侵入を防ぐことができます。

外壁によくあるひび割れが防止できるでしょう。防水塗料はメーカーごとにさまざまな種類があります。

2-1-4.シリコン

アクリル系塗料の1種であるシリコン塗料は外壁塗装に必要不可欠です。ほかの塗料よりもコストパフォーマンスに優れています。耐用年数がおよそ12年~15年と長く、耐久性は抜群です。雨や泥をはじくコーティングもできます。

2-1-5.タイル

外壁に使用するタイルの種類はさまざまです。外装のタイルには「石器質タイル」「磁器質タイル」「陶器質タイル」の3つがあります。どのタイルもかたく、たたくと音がなるでしょう。よく、外壁タイルは高級マンションに使用されています。

2-2.外壁の色の選び方

外壁の種類と同じく、外壁の色にも注目しなければなりません。外壁の色を選ぶ際、業者でサンプルを見せてもらえるでしょう。しかし、サンプルの色と外壁リフォームした後の色は違います。

失敗しないためにも、実際にほどこしている家をチェックしてください。安心できるよう、外壁塗装の色シミュレーションをしておきましょう。サンプルよりも濃い目の色を選ぶのがポイントです。

2-3.人気がある外壁塗装の色と素材

外壁塗装の色は、屋根の色とのバランスが大切です。たとえば、屋根が暗い色の場合、外壁まで色を暗くすると全体的に悪い印象を受けます。しかし、外壁の色をホワイト系にすれば明るくなるでしょう。

最近、人気が出てきている外壁塗装の色はブロークンホワイトやライトクリームといった明るめの色です。ちなみに、外壁素材で人気があるのはサイディングになります。

2-4.外壁塗装の耐用年数

美しい外観を保つためにも外壁塗装の耐用年数は必要です。一般的に、外壁塗装の耐用年数はおよそ10年といわれています。10年ごとに塗り替えをしていかなければなりません。あくまで目安になるため、環境や地域によっては10年以内でリフォームが必要になることもあります。

2-5.ビルの場合

ビルの外壁は紫外線が強くあたりやすいです。また、激しい雷雨や台風にさらされることもあります。よって、防水加工と耐久性に優れている塗料を使わなければなりません。また、工事期間が長くなります。ビルの場合は外壁工事のスケジュールを細かく立てておいたほうがいいでしょう。

2-6.店舗の場合

店舗の場合はデザイン性を重視するケースが多いです。おしゃれな外壁にしたいときはデザイン性の高い窯業系サイディングをおすすめします。また、外壁塗装の色づかいがポイントです。店舗のコンセプトに合った色の塗装を選びましょう。

2-7.マンションの場合

マンションの塗装は白系・グレー系・薄茶系・濃茶系の塗装が多いです。立地条件によりますが、およそ10年に1度のリフォームがいいでしょう。マンションに住んでいる人たちが快適に生活できるよう、管理人が責任を持たなければなりません。逆に、住人は外壁に異常が見つかったらすぐに連絡してください。マンションはタイル素材がよく使われています。

3.外壁・外装のリフォーム工事について

理想的な外壁にするためにも、リフォーム工事について知らなければなりません。これから、外壁塗装の時期やコンセプト、工程など詳しく説明します。

3-1.外壁塗装の時期

外壁塗装をしなければ…と思ったときこそベストタイミングです。ひび割れや汚れが目立ってきたとき、すぐに外壁塗装を考えましょう。なぜなら、放置すればするほど、状態が悪化するからです。

また、早いうちに外壁塗装をしたほうが外壁リフォームの費用を抑えることができます。

3-2.外壁工事のコンセプト

外壁工事を始める前に業者と打ち合わせをします。どんな外壁にしたいのか、要望・コンセプトをきちんと伝えておかなければなりません。コンセプトが正しく伝わらなければ失敗してしまいます。たとえば、洋風・和風どちらにするのか、どんなデザインにしたいのかできるだけ詳しく説明してください。

3-3.外壁工事の工程

外壁工事の工程をあらかじめ知っておけば、優良業者と悪徳業者の区別ができます。きちんとしている業者は、一軒家でおよそ1~2週間の工事になるでしょう。1日目に足場を組み、2~3日目で外壁の洗浄・下地調整をします。

そして、4~6日目にかけて外壁の下塗り・中塗り・上塗り、7~9日目で屋根の下塗り・中塗り・上塗りに入るでしょう。最後に、雨戸や付帯部分の塗装をします。外壁塗装でも大切な下塗り・中塗りをはぶく業者は悪徳業者です。

3-4.外壁リフォームの事例

業者に依頼する前、必ず外壁リフォームの事例をチェックしてください。事例は業者の実績・経験のあかしになります。よくある事例としては、防カビ・防藻の塗料を使って強い外壁にすることです。

また、こだわりのデザインにするためサイディング施工に力をいれる事例もたくさんあります。

3-5.外壁塗装の費用相場・低価格

外壁塗装の費用相場はおよそ50万~150万円です。外壁の状態によって異なるでしょう。状態が悪ければ悪いほど、費用は高くなります。できるだけ、低価格で外壁塗装をしたいときは複数の業者を比較してみてください。比較することで低価格でできる業者が選択できます。

3-6.外壁塗装の見積もりについて

外壁工事の失敗を防ぐためにも外壁塗装の見積もりをしっかり確認しましょう。見積もりには内訳が記載されています。内訳が記載していない、疑問点がある場合はすぐ業者に問い合わせてください。見積もりは丁寧に確認する必要があります。業者のホームページから気軽に見積もりが申し込めるので、ぜひチェックしてください。

4.外壁・外装のリフォーム業者選び

業者選びによって外壁の完成度が変わります。外壁リフォームは最も手抜きしやすい工事といわれているほどです。よって、悪徳業者と優良業者を見極める目を持たなければなりません。では、リフォーム業者選びについて詳しく説明します。

4-1.選び方のポイント

業者選びのポイントは工事前に外壁診断をきちんとしているかどうかです。外壁診断をしなければ、状態に合った外壁工事ができません。経験値が高い業者では無料で外壁診断をおこなっています。

外壁診断では外壁が衰えた原因をしっかり突き止められるでしょう。そして、的確な対応プランを業者が提示してくれます。業者の丁寧さや対応もしっかり確認してくださいね。

4-2.アフターフォロー

アフターフォローが充実している業者を選ぶことがポイントです。アフターフォローが充実している業者は工事終了後、トラブルが起きてもすぐに無償で対応してくれます。また、定期的に無料点検をチェックしてくれるでしょう。アフターフォローがあれば工事後も安心して生活できます。

4-3.リフォーム業者選びの注意点

早く外壁塗装をしなければならない、面倒くさいからと適当に業者を選んではいけません。最低でも3社~4社のリフォーム業者を比較してください。何社か比較することで、信頼できる業者かどうか見極めることができます。リフォーム業者のサービス内容や対応、見積もりなどいくつか項目を比較してください。

5.外壁・外装の補修について

ひび割れやクラックなど傷が外壁にある場合、外壁の補修が必要です。すぐに補修しなければ、ひびから水が入ってしまいます。的確な補修ができるよう、塗料の比較や外壁サイディングの補修について説明しましょう。

5-1.ペンキ・塗料の比較

ひび割れの箇所を確認したうえで、シーリング材を埋めていきます。シーリング材を埋めた後にうえから弾性塗料を塗るのが基本です。弾性塗料は普通の塗料よりも伸縮性に優れています。ひびをすき間なく埋めることができるでしょう。また、弾性塗料には水性・油性があります。水性は値段が安いですが、耐候性に落ちるでしょう。一方、油性は耐久性に優れていますが価格が高いです。

6.外壁・外装にかんするよくある質問

外壁・外装にかんしてよくある質問を5つピックアップしていきたいと思います。もし、疑問に思っていることがあれば解決してから業者に依頼してくださいね。

6-1.シミュレーションの方法とは?

外壁塗装を成功させるために色のシミュレーションが大切です。シミュレーション方法はノートパソコンを使って画像でシミュレーションをしていきます。メールのやり取りでもシミュレーションは可能です。実際に外壁の色を確認したいときは、施工した家を見せてもらえるかどうか尋ねてみてください。

6-2.近隣対策は大丈夫?

外壁工事をする際、近隣対策はきちんとしておかなければなりません。塗料にはニオイがあります。隣家との距離が近いぶん、すぐにニオイが充満するでしょう。さらに、塗料の飛散を防ぐためにもビニールシートなどで防いでおかなければなりません。きちんと近隣対策をしてくれるかどうかも業者選びのポイントになります。

6-3.外壁塗装の保証期間は何年?

外壁塗装の保証がついている業者を選ぶと安心できます。業者によって保証期間は異なりますが、およそ10年です。5年~10年の保証期間であれば十分でしょう。外壁塗料の寿命がおよそ10年になるため、10年の保証期間は安心ですね。

6-4.塗り替えに避けたほうがいい時期とは?

外壁塗装に向いていない時期は湿度が高くなる梅雨です。9月も雨が多いため避けたほうがいいでしょう。雨が多い時期は工期の延長が多いです。負担が大きくなるため、雨期は避けましょう。

6-5.どんな塗料を使えばいいのか?

外壁の状態や塗装の種類によって、最適な塗料が異なります。素人では判断しにくいので、プロである業者との打ち合わせで決めてください。塗料を決める際は、塗料の特徴やメリット・デメリットを知ることが大切ですよ。

まとめ

外壁塗装の基礎知識を身につけておけばより的確な塗料で理想どおりの外壁に仕上がります。実際、外壁リフォームで失敗する人は増えてきました。悪徳業者とのトラブルが多発しているため、きちんと見わける目を持たなければなりません。業者のサービス内容やアフターフォロー、対応、見積もりなど比較しながら信用できる業者を見つけましょう。

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