2017.04.18 知って得する塗装講座
blog 外壁塗装ブログ
外壁は、家を紫外線や雨などから守るという重要な役割があります。しかし、外壁も経年変化によって傷みが目立ってくるものです。家の寿命を長くするためにも、外壁のメンテナンスを行う必要があります。では、外壁のメンテナンス時期はいつごろが適切なのでしょうか。
今回は、外壁のメンテナンスについて詳しく解説します。満足できる仕上がりを手に入れるためのコツも解説しますのでぜひ読んでみてください。
この記事を読むことで、外壁のメンテナンスの時期を知ることができます。適切な時期に外壁のメンテナンスをすることで、いつでも美しく丈夫な外壁を維持することが可能です。
まずは、記事をよく読んで必要なことをじっくり学んでください。今後もずっと役に立ちますよ。
INDEX
1.外壁のメンテナンスについて
最初に、外壁のメンテナンスについて基本を学びましょう。必要性やタイミング、行わなかったときのリスクなどさまざまなことを解説します。
1-1.外壁のメンテナンスを行う必要性
外壁のメンテナンスは、以下の必要性があるために行います。
- 家を保護する(紫外線・雨などから)
- 家の美観を保つ
- ダメージを受けた部分を修復する
- 家の寿命を長くする
1-2.外壁のメンテナンスはどんなときに行う?
主に、以下のようなときにメンテナンスを行います。
- 外壁の寿命が来たとき
- 外壁にひびやめくれが発生したとき
- 雨漏(も)りがしているとき
- 汚れやしみが目立つようになったとき
1-3.外壁のメンテナンスを行わないとどうなるか
外壁のメンテナンスを行わないと、以下のような事態になります。
- 家の外観が美しくなくなる
- 外壁のひびやめくれから雨水が入り込んで壁や柱が腐食する
- 家の強度が下がって地震や台風への不安が高まる
- 家の寿命が短くなる
外壁は、紫外線や雨水などから家をガードする役割があります。適切なメンテナンスで状態よく維持することが大切です。
1-4.一戸建てと集合住宅の違いについて
一戸建てと集合住宅では、外壁のメンテナンス工事を行う主体が異なります。一戸建てで持ち家の場合は、家主の一存でいつでも工事を行うことが可能です。しかし、集合住宅では管理組合が主体となってメンテナンス工事の可否について住民の許可を得る必要があります。さらに、集合住宅の場合は、毎月積み立てを行っている「管理費」から工事費用を出すことになるでしょう。従って、ほかの住民の了承を得ることがスムーズに工事を進めるために必要なのです。
1-5.外壁のメンテナンスにかんするそのほかのこと
外壁のメンテナンスは、数年ごとに一定のタイミングで行うことが基本です。特に問題が無いように見えても、業者のチェックを受けてください。専門家の目で厳しいチェックをしてもらうことはとても有益です。外壁塗装も紫外線や雨水にさらされて、徐々に劣化しています。耐用年数が過ぎる前にメンテナンス工事を行うことが理想です。
2.外壁の種類と耐用年数について
外壁の種類と耐用年数について詳しく解説します。種類によってメンテナンスの手間が違うことを学びましょう。
2-1.外壁の種類について
外壁の種類で主なものは以下のとおりです。ここでは、使用する塗料の特徴を理解してください。
- アクリル系塗料:価格が安いので外壁塗装のコストを下げたい人におすすめ
- ウレタン系塗料:アクリル系塗料と比べて密着性が高く美しい仕上がりになる
- シリコン系塗料:価格と耐久性のバランスがいいため多くの建築物で使用している
- フッ素系塗料:耐用年数が長めで持ちがいいことで人気がある
- 遮熱塗料:太陽熱を遮断することで外壁や屋根の表面温度を下げる効果がある
- 光媒体塗料:価格が高いが、自浄作用があり汚れにくくて手入れが楽になる
2-2.外壁の耐用年数は?
外壁の耐用年数は、使用する塗料の種類によって異なります。種類別の耐用年数は、以下を参考にしてください。
- アクリル系塗料:4年から5年程度
- ウレタン系塗料:6年から7年程度
- シリコン系塗料:13年から14年程度
- フッ素系塗料:15年から18年程度
- 遮熱塗料:18年から20年程度
- 光媒体塗料:20年から25年程度
耐用年数が長くなるほど、メンテナンスを頻繁(ひんぱん)に行わなくてもよくなります。初期費用が高く付くものでも、メンテナンスが楽になることは大きなメリットと言えるでしょう。
2-3.メンテナンスフリーの外壁材はある?
塗料を使うものは、遅かれ早かれメンテナンスが必要です。一方、サイディングやガルバリウム鋼板を使った外壁材は、耐用年数が長くなります。
完全にメンテナンスフリーとは言えませんが、塗料を塗る方法よりもメンテナンスが楽になることは確かです。メンテナンスの手間をできるだけかけたくないのなら、サイディングやガルバリウム鋼板を外壁材として採用しましょう。
なお、レンガも外壁材として耐用年数が長いので外壁リフォームの予定がある人は覚えておいてください。
2-4.外壁の種類と耐用年数にかんするそのほかのこと
一般的に、初期費用が高くなる外壁の方が耐用年数が長くなるものです。耐用年数が長くなるということは、メンテナンスをこまめに行わなくていいことを意味します。
3.外壁のメンテナンス方法について
外壁のメンテナンス方法について解説します。さまざまなメンテナンス方法がありますから、ひとつずつじっくり学んでください。
3-1.外壁のメンテナンス方法いろいろ
目的別やシーン別・外壁材別にメンテナンス方法を解説します。
3-1-1.目的別
目的別のメンテナンス方法については、以下を参考にしてください。
- 汚れを落としたい:水で流して落ちない汚れは業者にクリーニングを依頼する
- 外観の印象を変えたい:塗料の色合いや風合いを重視して選ぶ
- 機能を付加したい:紫外線カットや防汚・防水効果のある塗料を使う
- 不具合を補修したい:ひび割れやの修繕や下地処理を重視して工事を進める
3-1-2.日常のメンテナンス
外壁のメンテナンスで日常的にできることは以下をご覧ください。
- 雨が降った後に汚れを水で流す
- ひび割れやしみなどの不具合が無いか目視でチェックする
3-1-3.業者によるメンテナンス
日常のメンテナンス以外にも、定期的に業者のメンテナンスを受けることも大切です。業者は豊富な経験から、不具合があるかどうか丁寧にチェックしてくれます。こまめにチェックをしていれば、ひび割れが発生してから時間がたたないうちに補修できるものです。ダメージが小さいうちにメンテナンスをすれば費用も最小限で済みます。面倒がらずに、業者によるメンテナンスを受けましょう。
3-1-4.水漏れや防水などの特殊メンテナンス
台風や大雨、地震などの災害があると外壁にも大きなダメージを受けることがあります。耐用年数を過ぎていなくても、業者のチェックを受けて必要により水漏れや防水処理を施してください。浸水は、家の内部の腐食が進み、害虫やカビなどの被害も出やすくします。家の寿命や強度を大きく左右するので、必ず行っておきましょう。
3-1-5.外壁材別にメンテナンス方法を解説
外壁材別のメンテナンス方法は、以下を参考にしてください。
- モルタル外壁:必要に応じて亀裂を修復・塗膜の塗り直し・コーキング部分の補修
- 窒素系サイディング:必要に応じて亀裂の補修・塗膜の塗り直し・コーキング部分の補修
- 金属系サイディング:必要に応じてサビの除去・塗膜の塗り直し・コーキング部分の補修
- ガルバリウム鋼材:雨の後などに軽く水で流す程度
3-2.外壁のメンテナンス方法にかんする注意点
外壁のメンテナンスは、自分でできるものもあれば業者に依頼するべきものもあります。費用を抑えることだけを目的として自分で行った結果、不十分な仕上がりで家の劣化を招くことも多いので気を付けましょう。適切なメンテナンス方法がわからない場合も、業者に任せた方がお得で仕上がりがいいことも多いものです。
4.外壁のメンテナンスの流れ
外壁のメンテナンスの流れについて学びましょう。業者の選び方や工事期間・費用など、実際に知っておくと役に立つことを詳しく解説します。
4-1.外壁のメンテナンス業者の選び方
外壁のメンテナンス工事は、業者選びにすべてがかかっていると言っても過言ではありません。信頼できる業者の選び方については、以下を参考にしてください。
- 外壁のメンテナンス工事で豊富な実績を持っている
- さまざまな外壁塗装を取り扱っている
- 依頼者の希望や予算に合わせたメンテナンス工事を提案できる
- 見積もりを無料で行っている
- 工事費用が良心的な設定
- 希望の工期を最大限考慮してくれる
- 問い合わせや質問に対する受け答えが丁寧でわかりやすい
- 利用者からの評判がいい
- 保証やアフターサービスが充実している
なお、当テンイチでも、外壁のメンテナンス工事を多数取り扱い、ご好評を得ています。まずは、無料見積もりをご利用ください。必ず満足できる仕上がりになるように、誠意をもって対応します。
4-2.外壁のメンテナンス工事の流れについて
外壁のメンテナンス工事は、主に以下のような流れで進みます。
- 依頼者からの相談により業者が現地視察を行う
- 業者から見積もりが送付される
- 問題が無ければ本契約を取り交わし実際の作業日程を決める
- 必要に応じて足場を組む・メッシュシートを張るなどの準備を行う
- ひび割れ部分の補修や外壁洗浄をする
- 下地塗装を行う
- 中塗り塗装を行う
- 上塗り塗装を行う
- 最後に完成チェックを行って完了
4-3.外壁のメンテナンス工事の期間
外壁のメンテナンス工事には、複数の工程が必要になります。そのため、工期は1週間程度見ておくといいでしょう。
なお、もともとの不具合の状況や塗装の種類・天候によってはより長い期間が必要になることもあります。梅雨など、雨降りの日が多くなると工事が遅れることもあるでしょう。メンテナンス工事の期間は、余裕を見て計画を立てておいてください。
4-4.外壁のメンテナンス工事の費用
外壁のメンテナンス工事の費用は、壁面の面積と塗料の種類によって計算できます。予算としては50万円から100万円前後で、塗料の種類を比べて決める人が多いものです。大きな家の外壁メンテナンスであれば、200万円以上かかることもあるでしょう。あらかじめ業者に予算を伝えて、最もおすすめのプランを立ててもらうのがベストです。
4-5.工事費用を抑えるためのコツ
工事費用を抑えるためには、以下のポイントをチェックしてください。
- 安い塗料を選ぶ
- 工事費用が良心的な業者に依頼する
- 適切な時期にメンテナンス工事をする
なお、費用を抑えたいがためにメンテナンスを後回しにすることはおすすめできません。外壁のダメージが大きくなると、結局工事費用がかさんでしまうからです。適切な時期に、適切なメンテナンス工事を行いましょう。
4-6.外壁のメンテナンス工事の見積もりについて
外壁のメンテナンス工事は、業者に工期や費用を見積もってもらって検討することをおすすめします。適切なメンテナンスを行うには、現状を正しく把握することが必要です。たとえば、当テンイチでも無料診断・見積もりを行っているのでご利用ください。現場を確認しないで適当な見積もりを出す業者とは契約を見合わせるべきです。また、見積もりをもらった後でも必要以上に契約を急ぐところは、信頼できないので注意しましょう。
4-7.外壁のメンテナンス工事にかんする注意点
外壁のメンテナンス工事を行う前には、近隣住民に早めにお知らせをしておきましょう。工事中の騒音や臭(にお)いなどでのトラブルを避けることができます。最近では、業者であいさつを代行してくれることも多いので確認してください。さらに、隣近所の家にかんしては顔を合わせたときにひとこと告げておくといいでしょう。工事をスムーズに進めるためにも、気配りをしてください。
5.外壁のメンテナンスでよくある質問
最後に、外壁のメンテナンスでよくある質問に回答します。不安を残さないためにも、それぞれ確実に理解しておきましょう。
5-1.とりあえず見た目を美しくしたいので自分でペンキを塗っていいですか?
たとえば、外壁のイメージチェンジをしたいという理由でDIYによるペンキ塗りを行ってしまう人がいます。しかし、外壁のダメージを補修しないで塗装を重ねることはおすすめできません。見た目を美しくするどころか、塗りムラの原因になってしまいます。また、不具合があるところから劣化が進んで、結果的に次のメンテナンスを早めることになるでしょう。外観を美しくしたいのなら、業者に依頼して不具合の補修や下地処理をきちんとしてください。
5-2.工事費用の支払いは一括払いとなるのでしょうか?
工事費用の支払いは、業者によって規定が異なります。以下は、支払い方法の例です。
- 着工前に着手金として一部・工事完了後に残金支払い
- 着工前に半額・工事完了後に半額支払い
- 工事完了後に一括支払い
なお、支払いは現金だけ受け付けというところと、指定口座への振り込みというところが多くなります。クレジット払いやローンを組んでの分割払いが可能なところもありますが事前に確認しておきましょう。
5-3.仕上がりにどうしても満足できない場合の対処方法は?
業者の手落ちが原因であるときは、やり直しを請求することも可能です。しかし、双方の連絡ミスや思い違いによるものは、業者との話し合いで解決しないこともあります。たとえば、第三者機関に話をまとめてもらうとスムーズに進むものです。外壁のメンテナンス工事の仕上がりでどうしても不満が解消できなかったときは、独立行政法人国民生活センターなどに相談することをおすすめします。
5-4.保証やアフターサービスがいい業者を選ぶメリットは?
外壁工事は、定期的なメンテナンスが必要です。また、いつ不具合が発生するかわかりません。そのため、何かあったときに保証を受けられたり手厚いアフターサービスを行っていたりする業者に依頼しておけば安心できます。工事完了後も、定期チェックを受けることで不具合を早期発見できることもメリットです。
5-5.外壁のメンテナンス工事で避けたい業者の特徴は?
たとえば、以下のような業者とは契約を見合わせましょう。
- 見積もりを依頼した時点で契約を必要以上に急ぐ
- 必要の無い工事まで進めてくる(外壁塗装を依頼したのに屋根の修繕も必要と言うなど)
- 工事費用が相場より高過ぎる
- 対応や言葉遣いが悪い
- 見積もりに不審な点がある
外壁のメンテナンスは、信頼できる業者との契約が基本です。ただ契約実績を上げたいだけの業者では、仕上がりが雑などさまざまな点で不満を残しやすいので注意してください。
まとめ
今回は、外壁のメンテナンスについて詳しくまとめました。メンテナンスを行うタイミングは、塗料の種類によっても大きく異なります。また、現状、ひび割れなどの不具合が発生している場合は、早めにメンテナンスを行ってください。外壁塗装には必ず耐用年数があり、メンテナンスが必要な時期がやってきます。放置せず、こまめにメンテナンスを行うことが家が長持ちするカギだと認識しましょう。外壁のメンテナンス工事を業者に依頼するときには、品質とコスパに優れた業者を選んで依頼してください。
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