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2020.02.10 知って得する塗装講座

外壁のひび割れは何が原因? 放置するリスクや発見時の対処法も紹介

「外壁にひび割れが発生する原因は何なのか?」「ひび割れを見つけたがどう対処すべきか分からない」とお悩みではありませんか? 外壁にひび割れが発生すると見た目が悪くなることはもちろん、建物の寿命に影響が出る場合もあります。ひび割れを放置するリスクを知り、早めに適切な対処をしましょう。

この記事では、外壁にひび割れが発生する原因や対処法などを詳しくご紹介します。

この記事を読むことで、外壁に起こるひび割れの種類や、業者に依頼すべき症状などが分かるはずです。ぜひ参考にしてください。

1.ひび割れが発生しやすい場所は?

特に外壁のひび割れが発生しやすいのは、以下のような場所です。

1-1.窓の周り

窓周辺は特にひび割れが発生しやすい場所です。サッシの重さで外壁に負担がかかっていることはもちろん、窓を開閉する際の衝撃が外壁にかかることも原因でしょう。窓回りは雨水が伝う場所でもあるため、ひび割れが発生すると内部に雨水が浸入しやすくなります。そのため、早めの対処が必要になるでしょう。

1-2.サイディング外壁のシーリング部分

サイディング外壁の場合は、シーリングにひび割れが発生しやすいのが特徴です。シーリングは外壁材に比べて経年劣化のスピードが速いため、こまめに点検しなければなりません。

1-3.モルタル外壁の中心部分

モルタル外壁の中心部分も、ひび割れが発生しやすいでしょう。特に、雨風や紫外線の影響を受けやすい中心部分は劣化が進みやすいのです。

2.外壁にひび割れが起こる原因を紹介

外壁にひび割れが起こる原因として考えられるものを、ひび割れの種類ごとにまとめました。

2-1.ヘアクラック

ヘアクラックとは、幅0.3mm以下の細いひび割れのことです。原因の多くは経年劣化によるもので、長年にわたって雨風や紫外線の影響を受けることで発生します。また、塗装工事の際に乾燥時間が短すぎたこと・適切な塗料を使用しなかったことなどが原因で起こることもあるため、業者選びは慎重に行うことが大切です。

2-2.乾燥クラック

乾燥クラックはモルタル外壁に発生することが多く、乾燥の過程で材料が収縮してしまうことで起こるひび割れです。ひび割れの幅は小さいのが特徴で、完全に乾燥すると収縮が止まるため、ひび割れが大きくなることはありません。

2-3.構造クラック

構造クラックは、建物自体の欠陥やゆがみが原因で起こるひび割れです。また、地盤沈下や地震が原因で発生することもあります。

2-4.縁切れクラック

縁切れクラックは、塗装作業を途中で中断したりやり直したりしたとき、塗り継ぎ部分に発生するひび割れです。ほとんどの場合、作業中に補修されます。

3.外壁のひび割れを放置するリスク

外壁に発生したひび割れを放置すると、どうなるのでしょうか。

3-1.見た目が悪くなる

外壁にひび割れが発生すると、当然、建物の見た目が悪くなります。外壁は建物の印象を大きく左右する場所です。建物の資産価値も低下するため、将来売却を検討している場合は早めに対処したほうがよいでしょう。

3-2.雨漏りの原因になる

外壁のひび割れ部分から雨水が浸入し、雨漏りの原因になることもあります。外壁には建物を雨水などのダメージから守る役割がありますが、ひび割れが発生することによって本来の役割を果たすことができなくなってしまうのです。外壁からの雨漏りは原因箇所を見つけるのが難しいため、修理に時間がかかる可能性があるでしょう。

3-3.建物の寿命が短くなる

ひび割れから浸入した雨水が外壁内部に浸透し、建物の基礎部分にダメージを与えてしまうこともあります。シロアリや害虫が発生する可能性も高くなり、建物の寿命を縮めてしまうことになるでしょう。

4.外壁のひび割れはどう対処すべきか?

外壁にひび割れを発見したときの対処法についてご紹介しましょう。

4-1.ヘアクラックは常に点検し、悪化したら業者へ連絡を

ひび割れの幅が0.3mm以下のヘアクラックは、自分で補修できる場合もあります。ホームセンターなどに売っている補修材を使用して、補修できるかもしれません。ただし、補修後もこまめに点検し、ひび割れが大きくなってくるようであれば必ず業者に連絡してください。

4-2.こんなときは業者に依頼を

ひび割れの幅が0.3mm以上の場合や、自分で補修する自信がない場合などは、専門業者に依頼すべきです。大きなひび割れは内部にまで影響が及んでいる場合がほとんどなので、表面だけ補修しても意味がありません。ほかの部分にもひび割れが発生している可能性も考え、すぐ業者に補修と点検を依頼しましょう。

5.外壁のひび割れに関するよくある質問

「外壁のひび割れについて知りたい」という人が感じるであろう疑問とその回答をまとめました。

Q.外壁のひび割れに火災保険は適用されませんか?
A.自然災害が原因でできたひび割れの場合は、火災保険が適用される可能性があります。経年劣化によるひび割れには適用されません。

Q.自分でひび割れを補修するときの注意点を教えてください。
A.高所での作業が必要になる場合は、転倒に注意が必要です。1人で作業しないなど、安全に十分配慮してください。

Q.ひび割れが起こりにくい外壁材もあるのでしょうか?
A.ガルバリウム鋼板やアルミニウム合金などの金属板はひび割れが起こりにくいのが特徴です。

Q.外壁のひび割れ補修にかかる費用は、どの業者に依頼しても同じでしょうか?
A.業者によって違いがあるため、複数の業者に無料見積もりを依頼し、比較することをおすすめします。

Q.外壁補修業者選びのポイントを教えてください。
A.豊富な実績があるか・料金体系は明確か・丁寧な対応かなどをチェックするとよいでしょう。

まとめ

外壁のひび割れが発生する原因や対処法などを詳しくご紹介しました。外壁のひび割れは、建物の寿命に大きく影響する場合もあります。できるだけ早く対処できるよう、普段から定期的に外壁の状態をチェックしておくことも大切です。

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