2022.04.05 知って得する塗装講座
blog 外壁塗装ブログ
「外壁の劣化が気になるけど、何が原因なのだろう」「外壁が劣化した場合の対処法を詳しく知りたい」とお考えではありませんか? 外壁は、さまざまな原因で劣化するものです。しかし、実際にどんな原因で劣化するのか、劣化するとどんな症状が見られるのかなど、よく分からないこともあるでしょう。それに、適切な補修方法も詳しく知りたいですよね。
そこで今回は、外壁の劣化について詳しく解説します。
この記事を読むことで、外壁が劣化する原因や対処法などがよく分かります。外壁の劣化が気になる人は、記事を読んでみてください。
INDEX
1.外壁が劣化するとどんな影響がある?
最初に、外壁が劣化するとどんな影響があるか、主なものを見ていきましょう。
1-1.建物の美観を損なう
外壁が劣化すると、建物の美観を損ないます。外壁は面積が広いため、建物の印象に大きく影響するものです。外壁に劣化が見られる建物は、実際の築年数よりも古い印象になります。また、手入れが行き届いておらず、汚れて見えるのもデメリットでしょう。建物の美観を維持するためには、外壁の劣化を補修することが大切です。
1-2.建物の強度が下がる
外壁の劣化による影響として、建物の強度が下がることも挙げられます。外壁が劣化してひび割れたり腐食が進んだりすると、十分な強度を維持できなくなるからです。場合によっては、震度5弱程度の地震でも外壁が耐えきれず、建物が損壊する可能性もあります。特に、基礎に近い外壁の劣化が進んでいる場合は、注意が必要です。
1-3.建物の資産価値が下がる
建物の資産価値が下がるのも、外壁が劣化する影響といえます。実際に、外壁が劣化した建物は、売却時になかなか買い手が付きません。外壁が劣化したままだと、修繕費用がかかる、見た目以上に深刻な問題がある可能性があるなど、買い手に対して強いマイナスイメージを与えるからです。そのため、建物を希望額で売却するのが難しいことがあるでしょう。
2.外壁の劣化を判断する基準は?
外壁の劣化を判断する基準について、詳しくご紹介します。
2-1.色あせが見られる
外壁が劣化すると、色あせが見られることがあります。主な原因は、紫外線が外壁塗装の色素を分解してしまうことです。特に、直射日光がよく当たる外壁は色あせが発生しやすくなります。単に色あせが見られるだけなら、早急に補修する必要はありません。しかし、建物の美観を損ねるため、気になる場合は早めに対処してください。
2-2.チョーキング現象が見られる
外壁が劣化すると、外壁に触れた際に粉状のものが付着することがあります。いわゆる、チョーキング現象と呼ばれるものです。原因は、外壁塗装の劣化になります。チョーキング現象が見られる外壁は、すでに外壁塗装が寿命を迎えていると判断できるため、早めの補修がおすすめです。
2-3.ひび割れや剝がれがある
外壁にひび割れや剝がれがある場合も、外壁が劣化していると判断してください。ひび割れや剝がれは、外壁材が傷んでいる証拠です。特に、ひび割れや剝がれが広範囲に見られる場合は、早急に補修してください。劣化したまま放置すると、建物に大きなダメージを与えることがあります。
2-4.雨もりが見られる
外壁が劣化すると、雨もりが見られることがあります。外壁のひび割れなどから雨水が入り込み、内壁にまで達してしまうことが原因です。雨もりは外壁材を腐食させるため、発見した時点ですぐに対処してください。雨もりを放置すると、内壁にまでダメージが進行し、壁紙にシミが出たり屋内にカビが繁殖したりすることがあります。
3.外壁が劣化する原因は?
外壁は、さまざまな原因で劣化します。ここでは、主な原因について詳しく見ていきましょう。
3-1.紫外線
外壁は、紫外線が原因で徐々に劣化します。実際に、日当たりがよい場所は、日当たりが悪い場所と比べて早く劣化しがちです。また、海に近い場所の建物も、紫外線の影響を大きく受けるため、外壁が劣化しやすい傾向があります。
3-2.風雨
風雨も、外壁が劣化する原因になります。風によって土ボコリなどの汚れが外壁に運ばれる、雨に含まれる成分が外壁材と化学反応を起こすといったことがあるからです。特に、台風や大雨などの後は、大量の汚れや雨水が付着しており、そのまま放置すると外壁の劣化を早めてしまいます。
3-3.汚れ
外壁に付着した汚れも、劣化の原因です。たとえば、外壁塗装が劣化し、色あせなどが起こりやすくなります。また、汚れをエサにしてコケ・藻(も)・カビの繁殖を促してしまうこともあるでしょう。外壁のメンテナンスを適切に行わないことで汚れが蓄積すると、外壁材を腐食させるなど、深刻なダメージにつながることもあります。
3-4.経年
外壁は、経年によっても劣化します。経年により素材が変化してもろくなり、外壁としての性能や機能が徐々に失われてしまうのです。そのため、築年数が古い建物では、特に問題がないように見える外壁でも、意外と劣化が進んでいることがあります。新築もしくは前回の外壁工事から10年以上経過している場合は、経年による劣化を疑ってください。
3-5.コケ・藻・カビの繁殖
コケ・藻・カビが繁殖することも、外壁が劣化する原因の一つです。日陰になりやすい、湿気が多い、汚れているといった条件が重なると、コケ・藻・カビが繁殖しやすくなります。コケ・藻・カビの繁殖を放置すると、外壁材の奥深くまで根を張り、外壁材をボロボロにしてしまうことがあるので注意が必要です。
3-6.飛来物の衝突
外壁は、飛来物の衝突で劣化することがあります。たとえば、台風などで飛ばされてきたものが外壁に当たって破損するなどです。また、ボールや鳥がぶつかって破損することもあるでしょう。飛来物の衝突による破損は、多くが部分的なものにとどまります。しかし、意外と大きなダメージを受けていることがあるので、気を付けましょう。
3-7.施工不良
施工不良によって、外壁が劣化することもあります。外壁工事の際、下地や塗料を十分に乾燥させなかった、必要な工程を飛ばしてしまったなどが主な原因です。施工不良による外壁の劣化は、数年以上経過して判明することも多くあります。激安さだけをウリにしている業者に外壁工事を依頼した場合などは、施工不良による可能性も考えてみてください。
3-8.地盤沈下
地盤沈下も、外壁が劣化する原因の一つです。土地の液状化などで地盤沈下が起こると、建物のバランスが崩れて、外壁の一部に力が加わり、大きなひび割れが発生することがあります。地盤沈下による外壁の劣化は、補修しても再発する可能性が高く、地盤の改良などの根本的な対策が必要です。
4.外壁が劣化した場合の対処法は?
外壁が劣化した場合の対処法について、詳しくご紹介します。
4-1.外壁塗装をやり直す
外壁の色あせやごく浅いひび割れだけなら、外壁塗装をやり直すことで補修できます。外壁塗装をやり直すことで、建物の美観を高めることも可能です。また、塗料の種類によっては、断熱機能や防汚機能などを付加することもできます。なお、前回の外壁塗装から10年以上経過している場合は、外壁塗装が劣化している可能性が高いため、全体的にやり直すことがおすすめです。
4-2.外壁材を補修する
外壁の劣化が部分的だったり簡単に補修できたりする場合は、外壁材を補修することになるでしょう。たとえば、ひび割れにコーキング材を注入するなどにより補修するといった感じです。外壁材を入れ替えるより補修費用が安価で、工期も短くて済みます。ただし、補修した部分と周囲とで新旧の差が気になることがあるでしょう。また、補修が不十分だった場合は、劣化が再度進んでしまうこともあります。
4-3.外壁材を張り替える
外壁の劣化が広範囲におよんでいたり深刻だったりする場合は、外壁材の補修では対応できず、外壁材を張り替えることになるでしょう。現在の外壁材を撤去して新しい外壁材と交換することになるため、大がかりな工事となり、補修費用が高く、工期も長くかかるのがデメリットです。しかし、新しい外壁に生まれ変わるため、新築のような美観や機能性が期待できるなどのメリットもあります。外壁材を入れ替える場合は、どんな種類を使用するかなど、業者とよく相談して決めることがおすすめです。
5.信頼できる外壁リフォーム業者の選び方
外壁の劣化補修は、信頼できる外壁リフォーム業者に依頼しましょう。
5-1.信頼できる外壁リフォーム業者の選び方
外壁の劣化補修は、以下のポイントを満たす外壁リフォーム業者に依頼すると安心です。
- 外壁の劣化補修で豊富な実績がある
- 丁寧な作業や高品質な仕上がりで定評がある
- 現場調査や見積もりは無料
- 分かりやすくてリーズナブルな料金システム
- 希望の工期を優先してもらえる
- スタッフの感じがよく、顧客からの評判もよい
- 保証やアフターフォローが手厚い
なお、当テンイチでも、外壁の劣化補修で豊富な実績があり、ご好評をいただいています。現場調査や見積もりは無料ですから、お気軽にお問い合わせください。
5-2.業者に外壁の劣化補修を依頼する流れ
業者に外壁の劣化補修を依頼する流れは、以下を参考にしてください。
- この記事の「5-1.信頼できる外壁リフォーム業者の選び方」を参考に信頼できる業者を選ぶ
- 業者に外壁の劣化補修について相談し、現場調査を依頼する
- 業者が現場調査し、見積もりを作成する
- 見積もりを確認して特に問題がなければ正式に依頼する
- 業者が指定日時にやってきて外壁の劣化補修を行う
- すべての作業が完了したら依頼者と業者で補修内容を確認して完了
5-3.外壁リフォームを業者へ依頼するときの注意点
外壁リフォームを業者へ依頼するときは、以下の点に注意しましょう。
- 業者とのやり取りはすべて記録しておく
- 疑問や質問をそのままにしない
- 工事中に足を運んで作業内容をチェックする
また、行き違いを防ぐためにも、担当スタッフとこまめにコミュニケーションを取ることが大切です。実際に、担当スタッフとのコミュニケーションがうまくいっているケースでは、トラブルが発生しにくくなっています。
6.外壁の劣化に関するよくある質問
最後に、外壁の劣化に関する質問に回答します。それぞれ参考にしてください。
Q.外壁の劣化補修は何年ごとに検討すべきか?
A.特に決まりはありませんが、新築もしくは前回の外壁工事から10年を目安に検討するとよいでしょう。
Q.外壁の劣化を補修するのに保険を使うことはできる?
A.外壁が劣化した原因が地震や台風などによるものであれば、加入中の保険を使えることがあるので、保険会社に確認してみてください。なお、保険会社の現場調査を受ける前に自分で補修した場合は、保険の適用外となることがあるので注意しましょう。
Q.高価な外壁材を使用すれば劣化しないのでは?
A.いいえ。どんなに高価な外壁材を使用しても、劣化を避けることはできません。ただし、高価な外壁材は耐久性が高いものが多いため、劣化スピードが遅い傾向はあります。
Q.新築して間もないのに外壁にひび割れが発生したのですが?
A.まずは、建築業者に現場調査を依頼してください。現場調査の結果、業者の落ち度によるものと判明した場合は、無料で補修してもらえるはずです。なお、ものや車をぶつけてしまったことなどでひび割れた場合は保証対象外となり、有料での補修となるでしょう。
Q.外壁の劣化補修では足場を組む必要がある?
A.必ずしも足場を組む必要はありません。しかし、外壁塗装を全体的にやり直す、補修場所が高所などの場合は、スタッフの安全と工事品質を確保するために、足場を組むのが一般的です。
まとめ
今回は、外壁の劣化について詳しく解説しました。外壁は、紫外線や経年などさまざまな原因で徐々に劣化します。外壁が劣化すると、建物の美観を損なうだけでなく、建物の強度が下がる、建物の資産価値が下がるなどのデメリットがあるため、なるべく早く補修しましょう。なお、外壁の劣化補修は、信頼できる業者に依頼することが大切です。当テンイチでも、外壁の劣化を補修した実績が豊富にあります。まずは、お気軽にお問い合わせください。
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