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2022.02.26 知って得する塗装講座

外壁塗装の色選びで気をつけておきたいことは? 成功させるポイントも

外壁の色はどうやって選べばいいのか、どのようなところに注意すればいいのかなど、外壁塗装の色選びで悩んでいる方は多いでしょう。「無難な色を選んでおけば大丈夫」と思われがちですが、いい加減に選んでしまうと見た目が悪くなってしまいます。外壁は家の第一印象につながるところなので、慎重に色を選んだ方がいいでしょう。

本記事では、外壁塗装の色選びで押さえておきたいポイントを解説します。

この記事を読むことで、外壁塗装の色選びが重要な理由やよくある失敗も分かります。悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

1.外壁塗装の色選びが重要な理由

まずは、外壁塗装の色選びが重要な理由をチェックしておきましょう。

1-1.家の第一印象が決まる

外壁は、いわゆる家の顔になる部分です。外壁が汚かったり、周辺と浮いている色だったりすると少し怪しさを感じるのではないでしょうか。家のつくりと合っていない外壁の色にしてしまうと、違和感を覚えてしまいます。逆に、周囲の雰囲気とマッチしている外壁の色だと、とても気持ちがいいものですし、いい印象を与えることができるでしょう。外壁はその家の第一印象を決める要素だからこそ、色選びは重要です。

1-2.汚れやすさが変わる

外壁塗装の色選びが重要な理由は、汚れやすさが変わるからです。色選びを誤るとすぐに色あせたり、汚れが目立ったりしてしまうことがあります。外壁塗料の耐久年数は約10年といわれていますが、色選びを誤ったせいで早めに塗り直しを行わなければならなくなるのです。そうなると、余計に費用がかかってしまいます。外壁の美しさを保つためにも、汚れが目立ちにくい色を選ぶことが大切です。

1-3.近隣トラブルになることも

家の外壁を派手な色にしてしまうと、近隣トラブルになる可能性があります。意外と「目立つカラーに塗り替えたら近所からクレームが来た」というケースが多いのです。たとえ、大きなトラブルにならなかったとしても、近所との付き合いが悪くなってしまったり、裏で噂(うわさ)されてしまったりする可能性もあるでしょう。特に、周囲の家と距離が近い住宅地などは、周辺との調和も考えなければなりません。

1-4.家の魅力がアップする

外壁の色は、家の魅力や雰囲気を際立たせることができる要素です。たとえば、和風の家なら落ち着いた色、洋風の家ならレンガ調の外壁カラーにすることで、より雰囲気を高められるでしょう。逆に、家の雰囲気とは真逆の色にしてしまえば台無しになってしまいます。周囲の雰囲気と調和しながらも、より個性を出したい・ステキな家にしたいと思っている方は色選びにもこだわりを持つといいでしょう。

2.外壁塗装の色選びでよくある失敗

ここでは、外壁塗装の色選びでよくある失敗をいくつか紹介します。

2-1.イメージと違う

外壁塗装の色選びでよくあるのが、イメージしていた色と仕上がりがまったく違うという失敗です。カタログや色見本をきちんと見て選んだのに、いざ外壁塗装をしたら思っていた色よりも明るかったり暗かったりすることがあります。これは、面積効果と呼ばれる色の特性が関係しているからです。基本的に、面積が大きくなるほど明るい色はより明るく、鮮やかな色はより鮮やかに、暗い色はより暗くなります。よって、カタログで見た色と実際に塗装した色とでは印象が大きく変わるのです。

2-2.汚れが目立つ

汚れが目立つ色にしてしまうことも、外壁塗装の色選びでよくある失敗例です。外壁は、常に雨風や太陽の光にさらされている場所なので、建物の中でも汚れやすい箇所だといわれています。特に、選ぶ色によっては汚れが目立ちやすくなり、せっかく塗り替えても再度塗装を行うことになるでしょう。

2-3.玄関ドアや屋根の色と合っていない

外壁塗装の色を適当に選んでしまうと、玄関ドアや屋根の色とマッチしない仕上がりになってしまいます。たとえ、外壁単体で見るとキレイで美しい色だとしても、実際に外壁塗装を行うと違和感を覚えたり、玄関ドアや屋根の色と相性が悪かったりすることもあるのです。このような失敗を防ぐためにも、玄関ドアや屋根など周囲とのバランスを考えた上で外壁の色を選ぶ必要があります。

2-4.街並みと調和していない

自分にとってはいいと思っていたのに、仕上がりを見たら街並みと調和していなかったという失敗例もあります。前述したように、街並みと調和していない外壁は近隣住民とのトラブルに発展する恐れがあるので注意が必要です。また、周囲から浮いたり、変に目立ったりしてしまうでしょう。悪目立ちしないためにも、街並みと調和した外壁の色を選ぶことをお勧めします。

2-5.景観ガイドラインの違反

自治体によっては、街の景観を守るためにガイドラインを設けているところがあります。たとえば、歴史的建築物が多い京都では、ビビッド色の使用が原則禁止になっているなどです。このことを知らずに外壁の色を選んでしまうと、景観ガイドラインの違反になってしまいます。お住まいの地域で、景観ガイドラインが決められているか確認が必要です。

2-6.施工不良

悪徳リフォーム業者に依頼した結果、選んだ色とは違う色になってしまったという失敗例もあります。見た目はキレイな色でも、施工不良によってすぐに色あせたり、塗膜が剝がれたり、することもあるので注意しなければなりません。外壁塗装や外壁リフォームは、業者の技術力で仕上りが左右されやすい傾向があります。外壁塗装の実績がない業者に依頼してしまうと、施工不良トラブルになる恐れがあるので注意してください。外壁業者選びは慎重に行いましょう。

3.外壁塗装の色選びを成功させるポイント

ここでは、外壁塗装の色選びを成功させるポイントについて説明します。

3-1.全体をイメージする

外壁塗装の色選びにおいて、全体をイメージすることはとても大切です。外壁の範囲だけでなく、家の周辺や街の雰囲気をよく観察しましょう。「この色にしたら雰囲気とマッチするのでは」「この色は合わない」など、イメージしやすくなるはずです。また、窓のサッシ・屋根・玄関ドアとの色合いも考慮する必要があります。色単体ではなく、全体をイメージすることで最適な色が選べるでしょう。

3-2.色が持つ印象を把握する

色によって印象が変わるため、それぞれの特徴を把握しておくことも大切です。色のイメージや外壁に使用したときの特徴を下記にまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

  • 白:明るく開放的で清潔感はあるが、汚れが目立ちやすい
  • グレー:汚れが目立たない。シックな印象
  • ベージュ・アイボリー:周囲と調和しやすい
  • 黒:スタイリッシュで都会的だが、汚れが目立ちやすい
  • 茶色:汚れが目立ちにくく、落ち着いた印象
  • 青:高級感と鮮やかさがある
  • ブルーグレー:調和しやすく、汚れにくい
  • 緑:個性的な色で落ち着きがある
  • 黄色:やさしい印象を与える
  • 赤:悪目立ちしやすく、色あせしやすい

3-3.カラーシミュレーションを試す

カタログや色見本だけでは失敗する恐れがあるため、カラーシミュレーションを試してください。カラーシミュレーションとは、専用ソフトを使ってパソコンで外壁塗装を施したイメージを確認できるシステムです。実際の外壁に色をのせることができるため、より仕上がりに近いイメージで色選びができるでしょう。最近では、自分でもカラーシミュレーションができるので、ぜひチェックしてみてください。以下に、カラーシミュレーションができるサイトをいくつか紹介します。

3-4.ツヤの加減も要チェック!

外壁塗装の色を選ぶ際は、ツヤの加減もチェックしておきたいポイントです。外壁塗装は、ツヤの有無でも印象が大きく変わります。ツヤの有無は塗料のメーカーによって異なるため、事前の確認が必要です。色選びの時点で、ツヤの加減も決めておかなければなりません。なお、ツヤの具合は、ツヤなし・三分・五分・七分のいずれかになります。また、ツヤの加減は光をあててチェックすることになるため、晴れているときに明るい場所で確認してください。

3-5.外壁塗装業者選びのポイント

どの外壁塗装業者に依頼すればいいのか悩んでいる方は、以下のポイントを参考にしてください。

  • 外壁塗装の実績があるか
  • スタッフの対応が丁寧でスピーディーか
  • どのような質問にも分かりやすく説明してくれるか
  • 無料相談や無料見積もりを受けつけているか
  • 見積書の内容が具体的に記載されているか
  • ホームページ等に施工事例が掲載されているか
  • 口コミや評判がいいか

上記のポイントを踏まえた上で、複数の業者を比較してください。複数の業者を比較することで、悪徳業者が見極めやすくなります。

3-6.外壁塗装ならテンイチへ

静岡県トップクラスの施工実績を持っているテンイチでは、塗装工事から外壁修理までトータルに対応しております。見積もりの際に無料外壁診断を実施するので、外壁の状態をしっかりと確認してから塗装が可能です。施工後も最長10年のロング保証がついているほか、受注から施工まで自社で一貫して行っているため、無駄な中間マージンが発生しません。資金面についての相談も受けつけていますので、外壁塗装でお悩みの方はぜひ一度お問い合わせください。

4.外壁塗装の色選びに関してよくある質問

外壁塗装の色選びに関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.イメージどおりの色にするためのコツは?
A.時間や天候によって色の見え方が異なるため、いろいろな時間帯や天候のときに外壁をチェックすることです。色見本やカタログを持っている場合、太陽光の下で外壁にあてたり、夕日を浴びるとどのような感じになるのか確かめたりするといいでしょう。また、外壁塗装業者が実際に施工した家を見学するのも方法の1つです。

Q.外壁の色をツートンにする際の注意点は?
A.配色に気を配ることです。色の組み合わせによって印象が大きく変わります。最近では、外壁塗装の色を1階と2階で分けたり、建物の形状を生かして色を変えたりするデザインが人気です。2色以上を使用する際は、カラーコーディネートや配色パターンを入念にチェックしておく必要があります。できるだけ、違和感のない配色にしましょう。

Q.試し塗りはできるのか?
A.外壁塗装業者によっては、実際に住んでいる家の外壁に試し塗りを行うことも可能です。事前に、試し塗りができるかどうか尋ねてみるといいでしょう。実際の仕上がりをイメージしやすくするために、1㎡以上の範囲で試し塗りをするのがおすすめです。また、中塗りを終えた後に一度色を確認してください。中塗りの工程であれば、色を変えることができます。

Q.最近の人気色は?
A.ブロークンホワイト・ライトクリーム・ミッドビスケット・モカなど、淡い色が人気です。原色よりも周辺環境になじみやすく、玄関ドアや屋根の色にもマッチしやすい傾向があります。実績がある外壁塗装業者は、どのような色が合っているかアドバイスをしてくれるので、ぜひ相談してみてください。

Q.外壁塗装業者との打ち合わせで注意しておきたいことは?
A.しっかりと要望を伝えることです。「しつこく伝えたら悪く思われるのでは」と躊躇(ちゅうちょ)しがちですが、きちんと外壁塗装業者に伝えなければ、イメージとは違う色になってしまいます。打ち合わせ不足で色選びに失敗する可能性もあるため、要望はきちんと伝えてください。また、不明点や疑問点があれば、すぐに尋ねて解消することが大切です。

まとめ

「イメージと仕上がりの色が違った」「思っていたよりも明るい色になった」など、外壁塗装の色選びにおける失敗例はたくさんあります。失敗しないためには、外壁全体のイメージだけでなく、周辺との色合いや玄関ドア・屋根との調和も意識しなければなりません。また、業者の技術力によっても仕上がりに差が生まれるため、業者選びも慎重に行う必要があります。なお、テンイチでは外壁塗装の相談を受けつけておりますので、色選びでお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。

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