浜松・静岡・沼津の外壁塗装・屋根工事・防水工事は創業67年のテンイチ

一戸建てを建てた後は、定期的なメンテナンスが必要です。特に、外壁塗装は家の寿命を左右するので定期的な塗り替えが欠かせません。しかし、それなりの費用がかかるため、なかなかふんぎりがつかない人も多いと思います。

そこで活用したいのが、助成金制度です。今、条件を満たせば家の建築やリフォームに補助金を出す自治体も増えています。静岡県でも複数の市が家のリフォームに補助金を出しており、利用すれば経済的な負担を軽くすることができるでしょう。

そこで今回は、静岡県で外壁塗装の補助金を出している市町村をご紹介します。

この記事を読めば、補助金が受けられる条件や申請方法も分かります。静岡県で外壁塗装の塗り直しを考えている人は、ぜひこの記事を参考にしてください。

1．静岡県で外壁塗装の補助金が出る市町村

令和4年度時点で外壁塗装に補助金を出している主な市町村は以下のとおりです。

なお、補助金は年度ごとに行われるため、新たに支給を開始する自治体もあれば、廃止する自治体もあるので必ず確認してください。

また、無制限に支給する自治体は少なく、上限が決められているところが大半です。ですから、早めの申し込みも必要となります。

1-1．三島市：移住・子育てリフォーム事業費補助金

三島市が実施している「移住・子育てリフォーム事業費補助金」は、中学生以下の子どもがいる世帯がリフォームを行う際に利用できる制度です。

住宅は、自分が所有するか3等親以内の親族から無償で借りていることが条件で、市内の施工業者を利用する場合は工事費の5%を上乗せして補助されます。

対象となる建物
自身が所有する住宅、3等親以内の親族から無償で借りている住宅

対象となる工事
10万円以上のリフォーム工事

補助金額
工事費の20%（市内の施工業者を利用する場合は工事費の5%を上乗せして補助）

1-2．川根本町：住宅改修事業費補助金

静岡県川根本町が行っている「住宅改修事業費補助金」は、川根本町内の築10年以上の住宅を対象に、リフォーム工事費用の一部が助成される制度です。

申請者が町内に居住しているか移住予定であることが条件で、これから移住予定の方も申請できます。老朽化の修繕や機能向上のためのリフォーム工事などに対して、工事費の3分の1が助成されます。

過去に同様の補助金を利用している場合には申請できませんので、ご注意ください。

対象となる建物
川根本町にある築10年以上の住宅

対象となる工事

老朽化による住宅の改修等のための工事・住宅の機能維持又は機能向上のために行う改築工事または増築工事

助成金額
工事費の3分の1（上限20万）

1-3．伊豆の国市：住宅・店舗リフォーム助成事業

伊豆の国市では、「住宅・店舗リフォーム助成事業」を実施しています。市外から伊豆の国に市に家や店舗を購入して引っ越してくる方も対象となるため、これから移住を考えている方も利用可能です。

税込み20万円以上の工事に対して、新築40万円・リフォーム20万円を上限に工事費の15%が補助されます。支給は伊豆の国市で使用可能な商品券となり、現金では支払われないので注意してください。

対象となる建物
伊豆の国市に住民登録のある方が所有する住居用家屋・店舗

対象となる工事
20万円以上（税込）の新築工事・リフォーム工事

助成金額
工事費の15%、新築工事は40万円、リフォーム工事は20万円までが上限（支給は商品券）

1-4．御前崎市：住宅リフォーム支援事業補助金

御前崎市が実施している「住宅リフォーム支援事業補助金」は、リフォーム工事の中でも省エネ化・バリアフリー化・住宅の長寿化を目的とした工事を対象とした制度です。

外壁や屋根の塗装工事は長寿化の工事に該当するため、助成金を申請することができます。

対象となる建物
御前崎市内に住所を有する方または住所を取得される人が所有し、自らが居住している住宅

対象となる工事
100万円以上（税込）のリフォーム工事（省エネ化・バリアフリー化・長寿化を目的とした工事）

助成金額
工事費の10%（上限20万円）

1-5．伊東市：住宅リフォーム助成金

伊東市が実施している「住宅リフォーム助成金」は、伊東市に住民登録をしている方が所有する建物を対象に、市内のリフォーム会社を利用することを条件に助成金が支給される制度です。

助成金額は工事費用の10%で最大10万円ですが、耐震補強の工事費に対する補助を併せて利用する場合は、20万円を上限に工事費の20%まで補助されます。

対象となる建物
伊東市に住民登録している方が所有する住宅や併用住宅

対象となる工事
10万円以上（税抜）のリフォーム工事

助成金額
工事費の10%（上限10万円）

1-6．熱海市：熱海市住宅・店舗リフォーム振興助成制度

熱海市で実施されている「熱海市住宅・店舗リフォーム振興助成制度」は、条件を満たした建物に対するリフォーム工事に助成金が支給される制度で、外壁塗装工事も対象になります。

熱海市内に不動産登記されている住宅・店舗・事務所が対象で、賃貸物件を賃借人が賃貸人の許可を得てリフォームする場合も対象になります。

申請は1件につき1回限りですが、補助金を受けてリフォームしてから10年以上が経過した場合は再度申し込みが可能です。助成金額は10万円を上限として工事費の10%までとなっています。

対象となる建物
熱海市内に不動産登記されている住宅・店舗・事務所

対象となる工事
10万円以上（税抜）のリフォーム工事

助成金額
工事費の10%（上限10万円）

1-7．松崎町：住宅改修事業補助金

静岡県松崎町が実施している「住宅改修事業補助金」は、松崎町で1年以上の居住実態があり、今後も住む予定のある方に対してリフォーム工事費用の一部が補助される制度になります。

補助金を申請する際は、町の資格登録を受けた町内業者が改修工事を行うことが条件です。10万円以上の工事で、20万円を上限として工事費の20%が補助されます。

対象となる建物
松崎町で1年以上の居住実態があり、今後も住む予定のある方が所有している居住用住宅

対象となる工事
該当年度の3月10日までに完了する10万円以上（税抜）のリフォーム工事

助成金額
工事費の20%（上限20万円）

1-8．賀茂郡河津町：子育て応援住宅整備支援事業

「賀茂郡河津町子育て応援住宅整備支援事業」は、18才未満のお子様や妊婦の方が家族にいる世帯が家を建てたりリフォームをしたりする際に利用できる制度です。

100万円以上の工事に対して、15万円を上限に工事費の15％が補助されます。

子育て支援の一環なので、18才未満の子どもや妊婦がいない世帯は対象外となりますのでご注意ください。

対象となる建物
令和4年時点で未成年者もしくは妊婦のいる世帯が住む賀茂郡河津町内の住宅

対象となる工事
当該年度の3月31日までに終了する100万円以上の新築工事・増改築工事・リフォーム工事

助成金額
100万円以上の工事に対し工事費の15%（上限15万円）

1-9．南伊豆町：南伊豆町住宅リフォーム振興事業補助金制度

「南伊豆町住宅リフォーム振興事業補助金制度」は、南伊豆町に1年以上住所を有する方が居住している住居を対象にした制度です。

10万円以上の工事に対して、20万円を上限として工事費の20%が補助されます。

申請者や同一世帯に属する居住者に市税などの滞納がある場合は申請できませんのでご注意ください。

対象となる建物
南伊豆町に1年以上住所を有する方が所有し、実際に住居している住宅

対象となる工事
消費税や地方消費税を除いて10万円以上の改修工事、資格登録を受けた町内施工業者が自ら行う改修工事、申請年度の3月10日までに工事が終了し、完了報告が可能な工事

助成金額
10万円以上100万円未満の工事は工事費の20%、100万円以上の工事は20万円

1-10．下田市：住宅リフォーム振興事業助成金

下田市が実施している「住宅リフォーム振興事業助成金」は、下田市内に建っている住宅や店舗兼住宅を対象に、30万円を上限としてリフォーム工事の20％が補助される制度です。

併用住宅も対象となりますが、店舗部分のリフォームは対象外となるので注意してください。

申請時点で中学生以下の子どもがいる世帯は、通常の助成金に改修工事に要する費用の10%、もしくは15万円のいずれか低い額が加えられます。

対象となる建物
下田市内の住宅もしくは併用住宅

対象となる工事
10万円以上（税抜）のリフォーム工事

助成金額
20万以上150万未満は工事費の20%、150万円を超える工事は30万円

2．補助金は無条件に支給されるわけではない

自治体が外壁塗装をはじめとする家のリフォームやリノベーションに支給する補助金の多くが条件付きです。ここでは、主な条件を紹介します。

2-1．自治体内にある空き家を購入した

空き家対策の名目で補助金を支給している場合、自治体内にある空き家を購入した場合に支給されます。空き家のリフォームやリノベーションに用いることが条件です。

2-2．子育てや同居の助成金として支給する

中学生以下の子どもがいる場合や、3世代同居をする際の助成金としてリフォーム資金を支給する自治体もあります。同居する年数も決まっている場合もあるので、よく確認して申請しましょう。

2-3．地域振興のために助成金を出す

自治体内に会社があるリフォーム業者を助成するために助成金を支給する場合、リフォームを依頼できる業者に条件が付けられます。よく確認しましょう。

2-4．UターンIターンを応援する

他の自治体から家を買って移り住む人を応援する目的で補助金が設定されている場合、移住者にしか補助金が下りない自治体もあります。UターンやIターンを考えて家を買うという場合はおすすめです。

3．外壁塗装の補助金申請の流れ

ここでは、補助金を申請する流れを紹介します。補助金を利用したい人は必ず確認してください。

3-1．ホームページで支給条件の確認をする

自治体や補助金の種類によって申請方法や適用条件は異なります。ですから、以下のことを確認しましょう。

• 補助金申請の条件
• 補助金申請をする時期：工事前か工事後かなど
• 補助金申請に必要な書類
• 提出場所、時期

なお、分からない場合は担当窓口に相談することもできます。

3-2．業者に相談する

外壁塗装を行う業者の多くが、自治体が行っている補助金に対する知識が豊富です。補助金を申請できるのか、どうやって申請するのか相談してみましょう。分かりやすく説明してくれるほか、申請を代行してくれる業者もあります。

3-3．申請する

補助金がまだ受け付け中であることを確認して申請を行います。必要書類はダウンロードできることが多いので、ダウンロードして印刷しましょう。プリンターがない場合は窓口で配布している書類をもらい、必要事項を記入して提出します。

インターネットで申請ができる場合は、インターネット経由で申請するのが最も簡単です。

4．外壁塗装の補助金申請に関するよくある質問

ここでは、外壁塗装の補助金申請に関するよくある質問を紹介します。

Q．リフォームと記してある場合、外壁塗装は含まれるでしょうか？
A．含んでいる場合もあれば対象外の場合もあるので、必ず確認してください。

Q．全額補助はしてもらえませんか？
A．多くの補助金は上限が決まっています。工事費用が上限以内の場合は全額補助となるでしょう。上限を超えた分は自己負担となります。

Q．補助金は工事前に振り込まれるのでしょうか？
A．多くの自治体の場合、補助金が下りるまでの審査に時間がかかるので工事後の振り込みになります。

Q．業者はどこまで相談に乗ってくれるでしょうか？
A．業者によって異なりますが、知識がある業者の場合は補助金を受けられる条件に当てはまるかどうかや申請方法まで教えてくれます。

まとめ

今回は、外壁塗装に補助金を支給している自治体について解説しました。条件に当てはまる場合、外壁塗装を行う経済的な負担を軽くすることができます。一度、お住まいの自治体がどんな補助金制度を実施しているか確認してみましょう。

静岡県全域を対応地域として外壁塗装工事を行うテンイチは、創業60年以上の信頼と実績を誇り、優良リフォーム会社紹介サイトのホームプロで顧客満足優良会社表彰を３年連続受賞。万一の事態に備えて、最長10年の工事保証付きです。

補助金に関するご相談もお受けしておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。