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2023.04.27 知って得する塗装講座

外壁塗装で耐候性の高い塗料を選ぶコツ!種類や特徴を詳しく解説!

外壁塗装は、建物を美しく保つだけでなく、防水や汚れからの保護にも重要な役割を果たしています。しかし、塗料の寿命は外壁よりも短く、定期的な塗り替えが必要です。最近の技術進歩により、外壁塗装に使われる塗料の種類はますます多様化しています。

一方で、「種類が多すぎてどの塗料を選ぶべきかわからない」という方もいらっしゃるかもしれません。そこで今回は、耐候性の高い塗料の紹介から選び方まで詳しくご紹介します。外壁塗装にお悩みの方は必見です!

この記事は以下のような方におすすめです。

  • 外壁塗装の塗り替えを検討している方
  • 外壁塗装に使う塗料をどれにしようか迷っている
  • 耐候性が高い外壁塗装に使う塗料を知りたい


この記事を書いた専門家

テンイチ 管理部 営業企画課

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1.外壁塗装の効果と必要性

はじめに、外壁塗装の効果や必要性を解説します。外壁塗装の塗り替えが必要な時期なども解説するので、参考にしてください。

1-1.外壁塗装の必要性について

外壁塗装とは、その名の通り、建物の外壁に塗ることで、外壁を守る塗装のことを指します。外壁は、建物を外部からの風雨や紫外線から守る大切な場所ですが、外壁自体には防水性や耐熱性、断熱性がありません。そのため、外壁塗装に使われる塗料によって、外壁にこれらの性質が付与されます。

つまり、外壁から塗料が剥がれると、雨漏りや断熱性の低下などの問題が生じる可能性があります。放置しておくと、外壁自体の寿命が短くなってしまうため、タイル張り以外の外壁では定期的な外壁塗装が必要となります。

1-2.外壁塗装に塗り替えが必要な理由

家自体の寿命は30年以上ある場合もありますが、外壁塗装に使われる塗料の寿命は10年から20年程度です。ただし、その期間は、建物が立っている場所や周囲の環境によって異なります。

外壁にカビやひび割れが生じたり、外壁の色が変色してきたりするなどの症状が見られた場合は、塗り替えのタイミングと考えると良いでしょう。外壁塗装に使用される塗料は、種類によって異なりますが、一般的に新しい塗料ほど寿命が長くなる傾向があります。

2.耐候性の高い塗料の種類や特徴

耐候性の高い塗料とは、外壁塗装において非常に重要な役割を果たします。耐久性に優れ、雨風や紫外線に強い塗料は、外壁の劣化や色あせを防ぎ、建物を長期間美しく保つことができます。そこでこの項では、耐候性の高い塗料の種類や特徴を詳しく解説していきます。耐久性に優れた外壁塗装をご検討の方は、必見です!

2-1.耐候性の高い塗料の種類

現在の外壁塗装に使用される塗料の中で、最も一般的なのがシリコン塗料です。シリコン塗料は、耐久性が10年~15年程度であり、塗料の中では高耐久性と言えますが、他の耐久性の高い塗料と比較すると、やや寿命が短めです。

ただし、シリコン塗料の耐久性が低いわけではありません。以前は、アクリル塗料やウレタン塗料がよく使用されていましたが、これらの塗料は耐久年数が10年未満であるため、シリコン塗料に比べて寿命が短いと言えます。

現在、より耐久性の高い塗料として、以下のような種類があります。

  • フッ素塗料:耐久年数15年~20年程度
  • 無機塗料:耐久年数15年~20年程度

また、光触媒塗料も耐久性が高いですが、メーカーが限られているため一般的な住宅にはあまり使用されていません。

2-2.耐候性の高い塗料の特徴

フッ素塗料や無機塗料は、高い耐候性を持っているものの費用も高めになっています。フッ素塗料や無機塗料の場合、1平米あたりの価格は3,800円~4,500円前後が相場です。一方、シリコン塗料の場合は、1平米あたりの価格が2,300円~3,000円程度であり、フッ素塗料や無機塗料と比較して1.5~2倍程度の費用がかかります。

また、フッ素塗料や無機塗料は完全につやのない製品は存在しないため、つやがない塗料を使用したい場合は、他の種類の塗料を検討することをおすすめします。

2-3.耐候性が高い塗料の選び方

フッ素塗料や無機塗料を含む外壁塗装には、塗り方がメーカーによって定められています。適切な塗り方をしなければ、効果が発揮されません。そのため、フッ素塗料や無機塗料など耐久性が高い塗料を選ぶ場合は、その塗料を扱った経験が豊富な業者を選ぶことが重要です。経験豊富な業者による施工であれば、安心して任せることができます。

3.外壁塗装の効果

外壁塗装を行うことで得られる効果は、美観を増すだけにとどまりません。実は、建物全体の健康や省エネ効果にもつながるのです。この項では、そんな外壁塗装の効果について詳しく紹介していきます。

3-1.防水性や耐熱性等が増す

外壁塗装をすることで、外壁に防水性、耐熱性、耐久性が向上します。外壁は風雨にさらされ、紫外線や水によって劣化しやすいため、塗装によってその寿命を延ばすことができます。

3-2.美観が回復する

外壁塗装を行うことで、家の美観が改善されます。特に、外壁は面積が広いため、塗料が色あせると一気に古びた印象を与えます。また、塗料の色を変えることで、家の印象をガラリと変えることもできます。

3-3.汚れにくくなる

最近の塗料は、防汚性が大幅に向上しています。幹線道路沿いや土の多い地域に建つ家は、外壁が汚れる傾向にあります。外壁を綺麗に保つには定期的な清掃が必要ですが、防汚性の高い塗料を使用することで、清掃の頻度を減らすことができます。

4.外壁塗装のメンテナンス方法

外壁塗装の定期的な塗り替えだけでなく、メンテナンスも重要です。ここでは正しいメンテナンス方法や塗り替えのタイミングについて、詳しく解説します。家を長持ちさせるためには、このようなメンテナンスが欠かせません。

4-1.外壁塗装のメンテナンスとは

外壁塗装の寿命を延ばすためには、以下のようなメンテナンスが必要です。

  • 定期的な洗浄
  • 部分補修
  • 定期点検

外壁は汚れがたまりやすいため、汚れを放置すると塗料の寿命が短くなります。また、ひび割れなどを放置しておくと、外壁に膨れなどの問題が発生することがあります。定期的に業者に点検をしてもらい、必要に応じて洗浄や部分補修を行うことで、外壁の耐久年数を延ばすことができます。

4-2.外壁塗装を塗り替えるタイミング

以下の症状が外壁に見られたら、塗り替えの時期かもしれません。

  • 外壁に白い粉が付く
    • 外壁に多数のひび割れが生じている
    • 外壁にふくれが生じている
    • 外壁の表面に剥がれが生じている
    • 外壁にコケやカビが生えている

どれか一つでも症状があれば、外壁塗装を行う業者に依頼して検査してもらいましょう。

また、定期点検を受けることで、外壁塗装の寿命が近づいていることを業者から知らせてもらうことができます。

5.実際の外壁塗装事例

ここでは、テンイチが手がけた外壁塗装の工事事例をご紹介します。

5-1.モルタル外壁の塗装と補修

モルタルの外壁が傷んでしまうと、家全体が老朽化して見えてしまいます。そこで、テンイチでは下地処理を徹底して行ない、外壁クラック補修の塗装を実施しました。下地をしっかり補修することで、塗装の効果が持続するだけでなく、建物自体の耐久性も高まります。また、このお宅では、瓦屋根の漆喰補修も同時に行ないました。漆喰補修によって、瓦屋根の風合いも良くなり、美しさがより一層引き立ちました。

静岡市、外壁塗装・屋根漆喰補修工事

5-2.耐熱性の高い塗料での塗り替え

今回の事例は、屋根と壁の塗装に「ガイナ塗料」を使用し、高い耐熱性を実現しました。元々は屋根のみの依頼でしたが、専門家による調査で壁にも多数の痛みがあることが判明し、修繕してから一緒に塗装を行いました。耐熱性の高い「ガイナ塗料」は、夏場の高温や冬場の低温にも対応でき、耐久性にも優れています。お客様のご要望に応じて、適切な塗料を提案し、最適な施工を行うことで、お客様の満足度も高まりました。

磐田市、外壁・屋根塗装(ガイナ)

5-3.会社の屋根と外壁の塗装

この事例は、初めての塗り替えになる社屋に、防水工事と下地補修を行い、耐久性の高いラジカル塗料で塗装することで、防水機能を復旧させました。ラジカル塗料は、耐久性が高く、色褪せしにくく、色あせが生じた場合でも再度塗装しなくても良いというメリットがあります。これによって、経費削減にもつながります。

弊社は、お客様の要望に合わせて、最適な塗料を提案し、専門知識を持ったスタッフが施工を行います。これによって、長期的にメンテナンスフリーで、美しく保つことができます。

富士市、外壁塗装・屋根塗装

6.外壁塗装に関するよくある質問

ここでは、外壁塗装や塗料に関するよくある質問を紹介します。

Q.外壁塗装に使う塗料は、外壁素材によって使えないものはあるでしょうか?
A.一般的に、外壁素材によって使えない塗料はほぼありませんが、塗料の特性によっては定着しにくい場合があります。例えば、木材の場合は浸透性のある塗料を使用することが推奨されます。また、アルミサッシには特別な下地処理が必要な塗料があります。業者に相談することで、最適な塗料を選ぶことができます。

Q.外壁塗装を格安で行う業者は信用できますか?
A.低価格で外壁塗装を行う業者には、割安な資材を使ったり、工程を省いたりするところもあるため、安易に依頼することはおすすめできません。相見積もりをして、業者の信頼性や施工内容を比較しましょう。また、極端に安い業者は、事前の調査や確認が必要です。十分な説明やアフターサービスがある業者を選ぶことが、安心できる外壁塗装を行うためのポイントです。

Q. 外壁塗装の地域相場はどうやって調べればいいでしょうか?
A. 外壁塗装の相場は地域や業者によって異なります。そこでおすすめなのは、複数の業者に見積もりを依頼して相見積もりを出してもらうことです。相見積もりをすることで、業者によって価格がどのくらい違うのか比較することができます。ただし、見積もりに含まれる工程や材料の品質も確認することが大切です。

Q. 外壁塗装に使う塗料は高額なほど耐久性が高いのでしょうか?
A. 塗料によって異なりますが、一般的に高価な塗料は耐久性に優れていることが多いです。しかし、正しい塗り方をしなければ、高価な塗料であっても効果を発揮できません。また、塗料だけでなく、塗装業者の技術力や施工方法にも大きく左右されます。安い業者で施工すると、良い塗料を使用していても、十分な効果が得られない場合があります。信頼できる塗装業者を選ぶことが、外壁塗装の耐久性を高めるためには大切です。

Q. 外壁塗装にかかる工期はどのくらいでしょうか?
A. 1戸建ての場合、平均的には1週間~10日程度の工期が目安となりますが、実際には外壁の面積や塗料の種類、天候によっても変動します。また、途中で予期せぬ事態が発生した場合には、工期が延びることもあります。しかし、業者によってはスピーディーに作業を進めるための工夫をしているところもあるため、工期に関する相談は、業者と事前にしっかりと行っておくことが大切です。

まとめ

今回は、外壁塗装の概要や耐候性の高い塗料の種類などを紹介しました。外壁塗装を依頼する際には、業者選びも重要です。私たちテンイチは、優良リフォーム業者紹介サイトで11年連続成約件数1位の実績を持っており、安心して外壁塗装を任せていただけます。また、最長10年保証制度を実施しており、アフターケアも充実しています。外壁塗装をお考えの方は、お気軽にお問い合わせください。


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テンイチ 管理部 営業企画課

テンイチでは、お家時間を快適で豊かなものにするために必要なリフォームの知識や役立つ情報を提供し、静岡県内地域のみなさまの暮らしをサポートします。ご相談いただければ、安心のリフォーム工事をご提供いたします。


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