2015.03.31 知って得する塗装講座
blog 外壁塗装ブログ
大概の家には外壁に塗装がしてあります。
その色で特徴的な家だったりオシャレな家だったり、見た目は家の顔とも言えますよね。
しかし、新築のときは綺麗だった外壁も年月が経てば劣化してきます。
ここでは外壁塗料のリフォームについて紹介していきましょう。
INDEX
1.外壁塗装リフォームとは?
家の中でも古くなった場所をリフォームしますが、外壁も雨風に打たれ劣化していきます。
そのため、少しでも気になる部分が出てきたら外壁塗装リフォームをしなければいけません。
外壁塗装リフォームとはいったいなんなのでしょうか。
1-1.外壁塗装とは?
家は立てたばかりの状態だと雨風に打たれ紫外線をたくさん浴びて劣化が早くなってしまいます。
悪くなったからといって簡単に家は買い換えることができないため、家を長持ちさせる手段として外壁塗装を行います。
また、カラーリングによって景観を美しく見せることができるので外壁塗料は家にとって大切な役割を持っています。
1-2.外壁塗装の必要性
外壁塗装は家を守る大切な仕事をしてくれます。
もし外壁塗装を塗っていなかったら、雨漏りがしたり柱が腐りやすくなってしまい時には危険なことも。
そんなことにならないためにも外壁塗装を塗る必要があります。
1-3.外壁塗装リフォームはなぜ必要なのか
外壁塗装は10年も経てばあちこちに劣化が現れます。
そうなると、家を守ることができなくなり雨漏りやすきま風が吹くこともあります。そのため、定期的に外壁塗料のリフォームをしなければいけません。
リフォームのタイミングは塗料の種類によって耐用年数に違いがありますので、外壁に塗る際にチェックしておくといいでしょう。
2.外壁塗装リフォームを考える時期
外壁塗装のリフォームをしないといけないとわかっていても、どのタイミングで塗り替えればいいのか悩むと思います。
もしもリフォームを考えているのであればリフォームの目安になる事例がありますので、自分の家に当てはめてみましょう。
2-1.チョーキング
家の外壁に触れた時に手が白くなったことがありませんか? この現象を「チョーキング現象」といいます。
チョーキングは塗料リフォームの一番の目安になります。チョーキングが始まると外壁にヒビが入ったり、カビが生えたりとさまざまなトラブルの原因になります。
チョーキングは塗料の劣化によるものなので、リフォームをしたほうがいいでしょう。
2-2.光沢低下
塗りたての状態とは違い、紫外線を多く浴びると外壁に光沢感がなくなってきます。
そのまま放置しているとチョーキングにつながるので、光沢低下を感じたら塗り替えを考えていいでしょう。
2-3.塗膜の浮き
チョーキングの状態がさらに進むと塗膜が浮いた状態になります。
外壁がボロボロと崩れる感じですね。
この状態まで進んでしまうと塗料だけでなく下地から見直さなければいけなくなるので、塗膜の浮きを見つけたらリフォームをオススメします。
2-4.カビやコケが生えている
外壁にカビやコケが生えることがありますが、これは塗料が剥がれてきている証拠になります。
カビやコケが生えるぐらいなら高圧洗浄機でキレイになりますが、カビ等が生えるということは塗料が剥がれてきている証拠です。
そのままにしていても外壁は悪くなる一方なのでリフォームをするといいでしょう、
3.使用する塗装の種類・耐用年数
外壁に使う塗料にはさまざまな種類があります。また、種類によって耐用年数にも違いがあるので自分にあった塗料を選ぶようにしましょう。
3-1.アクリル系塗料
こまめに塗り替えができて安く済ませたい人にオススメの塗料です。価格は安いですが、耐用年数は短いので手入れを念入りにしましょう。
- 耐久年数:約4年
3-2.ウレタン系塗料
あまりお金がかけられないけど塗料の剥がれ気になる人に便利な塗料です。密着性がよく塗料の剥がれ部位に使えるのが特徴です。
- 耐用年数:6年
3-3.シリコン系塗料
安くもなく高くもない価格帯の塗料で、耐用年数もそれなりにあります。現在では一番使われていて、価格と耐用年数のバランスがいい塗料です。
- 耐用年数:約13年
3-4.フッ素系塗料
大きな家で、広い面積を塗るのに適している塗料です。長期的に考えると1年あたりの価格が安いので多めの塗料を使う人にはいいでしょう。
- 耐用年数:約18年
3-5.遮熱塗料
環境に優しく省エネをしたい人に使って欲しい塗料です。太陽熱を弾くことで外壁や屋根の温度を下げ、室内の温度も下げてくれるので省エネにつながります。
- 耐用年数18年
3-6.光触媒塗料
次世代の塗料で環境問題を真剣に考えている人にオススメです。太陽光で汚れを浮かせて、雨で流す効果があり、汚れがつきにくくなっています。また、空気を浄化する効果もあり環境に配慮しています。
ただし、認定施工店でなければ塗料はできません。耐久年数も一番長いのも特徴です。
- 耐用年数:約20年
4.塗装リフォームを依頼する際の注意点
塗装リフォームは正しい方法で施工しなければ劣化が早くなってしまいます。また、外壁は一度塗ってしまうと塗りなおすのにも時間がかかってしまうため注意が必要です。
塗装を依頼する際にはどのようなことに気をつけるといいのでしょう。
4-1.色味をチェックする
色味のチェックは必ずしてください。
絵の具等でも同じですがが、塗った時と塗ったあとの色が違うと思ったことはありませんか?それと同じで、外壁塗装も近場で見たときと遠目から見たときで色味に違いがあります。
塗装をお願いしたあとに「思っていたのと色が違う」と思っても後の祭りです。サンプルを見せてもらったり、家の外壁に試し塗りをしてもらってから決めるようにしましょう。
4-2.外壁塗装をする際の季節
外壁塗装のリフォームはいつでもできますが、人間と同じで塗料にもやりやすい季節があります。
例えば、冬場5℃以下になってしまうと、塗料は固まってしまい伸びが出ず塗りムラができます。
乾きが早いからといって夏場を選択しそうですが手で触れないほど塗料が高温になることがあり、逆に伸びすぎてしまうことも。
塗料も人間の過ごしやすい季節を選ぶといいでしょう。
4-3.下地の確認
外壁の塗料が剥がれたからといって上から塗料をただ塗るだけではいけません。
塗料を塗る理由に下地の保護がありますが、下地自体に問題がある場合は下地から修繕しなければいけません。
塗料を塗る前に家の外壁全体をチェックしておきましょう。
4-4.見積もりをだしてもらう
リフォーム業者に塗装を依頼する際には必ず見積もりを出してもらいましょう。
業者の中には見積もりを出していても料金を追加で請求されたり、見積もりを出さずに施工をし、高額料金の請求をしてくる業者もあります。
見積もりを出してもらい、それ以上はお金がかからないことを聞いておきましょう。
4-5.手抜き工事を見分ける
下地の話でもしましたが、塗料を塗る前には下地のチェックもしなければいけません。しかし、悪徳業者の中には面倒な工程を省いて塗装することもあります。
下地が悪い状態で塗装をしてしまっても劣化が早く、耐用年数も短くなります。
手抜き工事をしていないか確認するためにも、定期的に現場に足を運ぶようにしましょう。
まとめ
今回は4つの項目に分けて紹介しました。
- 外壁塗装のリフォームとは
- 外壁リフォームを考える時期
- 使用する塗装の種類・耐用年数
- 塗装リフォームを依頼する際の注意点
外壁だからといってほっといておくのではなく、定期的にチェックすることも長く家に住むための大切な仕事です。今日からでも外壁塗装を見回ってみましょう。
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