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家の外壁をリフォームする場合、契約前に確認しておきたいことがいくつかあります。

今回は、外壁塗装工事の契約前に確認しておきたいポイントと注意点について詳しく解説することにしましょう。

外壁塗装工事の依頼を検討している人は、ぜひ記事を読んでみてくださいね。

1．外壁塗装工事の契約前に確認すべき内容は？

まずは、外壁塗装工事の契約前に確認すべき内容を学びましょう。後悔することが無いように、しっかり覚えてくださいね。

1-1．契約金額が納得できるか

最初に、契約金額について再度確認をしておきましょう。理想のリフォームを行いたい気持ちもわかりますが、予算というものがあるはずです。予算より多過ぎる契約金額の場合は、本当に契約金額に納得できるのか確認してください。

外装塗装工事も、広い範囲で行う場合は相当の費用が必要になります。見積書と契約書の両方を、じっくりと見比べてみましょう。納得のできない部分がある場合は、契約前に説明を求めてくださいね。

1-2．工事後の保証内容はどうなっているか

外装塗装工事後の保証内容の確認は、外せないポイントです。保証期間や保証内容については、具体的な質問をしながら確認していきましょう。

たとえば、工事不良の疑いのある部分からのシミなどはどの程度保証されるのかなど、気になる点は解決しておいてくださいね。さらに、工事期間が何らかの理由で遅れた場合でも追加費用無しで保証されるかどうかも確認しておきましょう。

1-3．クーリング・オフ制度についての確認もしておこう

契約前には、業者側とクーリング・オフ制度の内容についても確認しておいてください。契約後8日間以内の場合は、工事開始後でもクーリング・オフは可能です。

ただし、クーリング・オフを適用するには、書面で契約を取り交わしている必要がありますから注意しましょう。

クーリング・オフ制度は、業者側から見ると使ってほしくない制度であることは確かです。積極的な説明が無いこともあるので、きちんと確認してくださいね。

2．外壁塗装工事で多いトラブル例を学ぼう！

外壁塗装工事でありがちなトラブル例を、事前に学んでおきましょう。どんなトラブルが起きやすいのかを把握することは、とても大切ですよ。

2-1．塗装工事の品質が悪い

外装塗装工事のトラブルとしては、想像した状態よりも品質が悪かったということが挙げられるでしょう。たとえば、色見本とまったく違った色やむらがある仕上がりになっていたなどですね。

色が予想と違っていたということは、トラブルとして多くあるものだと覚えておきましょう。

また、表面にひびが入っていたりしわが寄っていたりなどの問題もあります。もしも、品質について納得が行かない場合は、納得するまでやり直してもらえるように交渉してください。

2-2．追加の費用請求がきた

見積金額と内容に納得した場合でも、装塗装工事の後になって追加の費用請求が来たというトラブルもあります。実際に、業者が想定したよりも工事の手間がかかることもあるでしょう。

しかし、一方的に追加の費用請求をしてくると依頼者側としては納得が行かなくて当然です。追加の費用請求については、納得の行く説明をもらうべきでしょう。納得が行く説明をもらわないうちに、支払いをしてしまうことは避けてくださいね。

2-3．となりの家や自家用車に塗料が飛んでしまった

手抜きをする業者は、外壁塗装工事の前に周囲に塗料が飛び散らないための作業を行いません。すると、となりの家や自家用車に塗料が飛んでしまったというトラブルも起こりやすいでしょう。

特に、となりの家に塗料が飛んでしまった場合は賠償問題になります。業者側の責任で解決してもらうにしても、近所づきあいを考えると歓迎できません。塗料が飛んでしまったトラブルは、意外と多いので注意しておきましょう。

2-4．外壁塗装業者が倒産してしまった

経営があやしい外壁塗装業者は、工事の途中で倒産してしまうこともあります。工事の途中で倒産してしまった場合は、最悪の場合、工事が中断したままになることもあるでしょう。

倒産リスクは、業者の経営状態をチェックすることで防ぐことができます。業者の倒産で損をしないためにも、業者の経営状態をチェックしておきましょう。

3．悪徳業者を見抜くポイントを伝授！

残念なことに、外壁リフォームを行う業者にも悪徳業者が存在します。悪徳業者を見抜くポイントについて、解説しましょう。

3-1．必要以上に不安を煽ってくる

たとえば、外壁塗装工事をすぐに行わないと家の寿命が短くなるなど不安を煽（あお）ってくる業者は、問題です。

もちろん、外壁塗装工事を行うことが家の寿命を延ばすことになる点は間違いではないでしょう。しかし、必要以上に不安を煽るような言い方をする業者は契約を取りたいだけのことが多いのです。

でも、良い業者は、不安を煽る言い方はしませんよ。

3-2．値引率が異常に高い

割引率が異常に高い業者は、問題があります。なぜ、異常に高い割引が実現するのかを考えてみましょう。

理由は、元から高過ぎる料金を設定しているからですね。契約金額が50万円でも、もともとの金額が500万円だった場合は割引率は90パーセントにもなるでしょう。でも、もともとの金額が高いからお得な感じがするだけなのです。割引率のからくりに、惑わされないようにしてくださいね。

3-3．契約を急ぎ過ぎる

悪徳業者は、自分たちの営業成績をとにかく上げたいと考えているものです。契約を急ぎ過ぎる業者は、特に注意をしたほうが良いでしょう。

たとえば、見積もりを出してもこちらが考える時間も与えずに契約を急ぐ場合は、あせって契約をしてはいけません。十分に検討する時間をもらってから、回答をするべきです。すぐに契約をするように強要する業者には、従うことはありませんよ。

3-4．自社開発の塗料を使いたがる

有名メーカー製の塗料を使わずに、自社開発の塗料を使いたがる業者も要注意です。理由は、有名メーカー製の塗料は原価が高いからでしょう。

自社開発の塗料を使うことで、原価を安くしたいことが目的のはずです。確かに、自社開発の塗料でも品質に問題なければ良いでしょう。しかし、なかには原価を下げるために質を落としたものになっていることも。

自社開発の塗料を使いたがる業者は、注意してください。

まとめ

今回は、外壁塗装工事の依頼を行う前に知っておきたい知識についてまとめました。

今までのポイントを、まとめておくことにしましょう。

• 外壁塗装工事の契約前のポイントを確認する
• 外壁塗装工事でありがちなトラブルを学ぶ
• 悪徳業者を見抜くポイントを確認しておく

外壁塗装工事を契約する前には、必ず何度も読んで頭に入れておいてくださいね。