2019.08.20 知って得する塗装講座
blog 外壁塗装ブログ
「外壁塗装を塗り直したいけれど、トラブルが心配」と悩んでいる人はいませんか? 外壁塗装に関するトラブルは、毎年たくさん報告されています。「外壁塗装を行い、トラブルになったらどこに相談したらいいのだろう」と考えている人もいるでしょう。
そこで今回は、外壁塗装に関するトラブル事例や対処方法を紹介します。
この記事を読めば、外壁塗装で発生するトラブルの具体的な事例もわかるでしょう。外壁塗装の塗り直しを考えている人は、ぜひ読んでみてくださいね。
INDEX
1.外壁塗装に関するトラブルの現状
外壁塗装やリフォームに関するトラブルは、残念ながらたくさん発生しています。住宅リフォーム・紛争処理支援センターには、住宅リフォームに関するトラブルの相談が、毎年一万件以上寄せられているそうです。センターは毎年「住宅相談統計年報」をサイト上で発表していますが、住宅リフォームに関するトラブル相談は年々増加しています。そのすべてが外壁塗装に関するものではありませんが、トラブルの発生は珍しくないと考えて起きましょう。
2.外壁塗装に関するトラブル事例
では、具体的にどのようなトラブルが発生しているのでしょうか? この項では、外壁塗装のトラブル事例を紹介していきます。
2-1.契約に関するトラブル
外壁塗装を行う際は、業者と契約をする必要があります。そのとき、以下のようなトラブルが発生することがあるでしょう。
- 業者が契約書を作らず、口頭のやりとりだけで工事を始めようとする
- 契約書の内容が不十分
- 見積もりと契約書の金額が異なる
- 業者がしつこいセールスをかけてきて無理やり契約を迫る
契約書は「このような内容で工事を行い、不備があった場合は契約書に書いてあるような方法で対応します」という約束事を文章にしたものです。工事を行う前に必ず作成し、両者で読み交わした上で署名・捺印(なついん)をしましょう。
2-2.塗装工事に関するトラブル
外壁塗装の工事が始まると、以下のようなトラブルが起こることがあります。
- 車や室外機など、外壁以外の場所に塗料がついた
- 工事の最中、窓やドアが開けられずに生活に支障が出た
- 工事の工程が遅れている
これらのトラブルは必ずしも業者が一方的に悪いわけではないのですが、話し合いをして解決しておかないと後々まで尾を引くことになります。
2-3.仕上がりに関するトラブル
外壁塗装工事が終わった後も、以下のようなトラブルが発生する可能性があります。
- 仕上がり具合が施主のイメージと異なる
- 多額の追加料金を業者から請求された
- 外壁塗装工事をしてすぐ(半年~数年後程度)に塗装の剝離・サビ浮きなどの不具合が発覚した
- 業者が一部の塗装を忘れた
このようなトラブルが最も多く、業者との話し合いがこじれてしまった例も珍しくありません。
2-4.ご近所に関するトラブル
外壁塗装工事は、臭いや音がする工事です。また、汚れた水や塗料の飛沫(ひまつ)が近隣まで飛ぶ可能性があります。そのため、工事前には業者と施主が近所に工事の内容や期間を説明し、迷惑をかけるかもしれないと挨拶に回るのが一般的です。これが不十分である場合や、業者の気配りが足りない場合は近所から苦情が来ることもあります。業者とは、車の駐車場所や喫煙の方法など近所への対応も話し合っておきましょう。
2-5.そのほかのトラブル
今までご紹介してきたトラブル以外にも、以下のようなトラブルが報告されています。
- 業者の技術不足で、いいかげんな工事をされた
- 業者が施主の指定した塗料とは別の塗料を使った
- 前金を払ったのに業者が工事を開始してくれない
- 工事途中で業者が倒産してしまった
トラブルの内容によっては、施主が泣き寝入りになってしまうものもあるでしょう。
3.外壁塗装に関するトラブルを予防する方法
では、どうすれば外壁塗装のトラブルを予防することができるでしょうか? この項では、予防方法の一例を紹介します。
3-1.契約を急がせる業者は利用しない
外壁塗装工事を請け負う会社の中には、キャンペーン中などいろいろな理由をつけて契約を急がせようとするところもあります。しかし、外壁塗装工事は業者との入念な打ち合わせが必要なものです。一方的に「全部うちに任せてくだされば大丈夫です」と言うような業者とは契約しないほうがいいでしょう。
3-2.業者の実績や口コミを調べる
インターネットを使えば、契約を考えている業者の実績や口コミを調べることができます。口コミは、長期にわたってよい評価がついている業者ならば信用できるでしょう。また、TwitterなどのSNSもチェックしてみてください。
3-3.わからないことは何でも質問する
施主は、外壁塗装に関する知識がなくて当然です。業者と打ち合わせをしていても、わからないことがたくさん出てくるでしょう。そんなときは遠慮なく質問しましょう。施主の質問に丁寧に答えてくれる業者は信頼できます。また、契約書はきちんと世もあわせをしましょう。
3-4.打ち合わせを面倒くさがらない
「業者との打ち合わせは時間がかかるし面倒くさい」と考える人もいるでしょう。また、「自分は外壁塗装に関する知識がないので、全部業者にお任せしたい」と思う人もいるかもしれません。しかし、それでは万が一トラブルになったときに対処法がわからず、泣き寝入りになる可能性があります。ですから、工事の方法や塗料の種類、色合いだけでなく、トラブル対処法まで打ち合わせをしてから契約しましょう。
3-5.口約束はしない
契約書を交わした後も、業者が「これとこれはサービスします」「こんなこともします」と提案されることもあります。しかし、口約束だけで終わってしまうと、実際に工事が始まったら実行してくれなかったということもあるでしょう。口約束は後で文章にしてもらうか、メモを取りましょう。トラブルになったときに解決の糸口になることもあります。
4.トラブルになった場合の対処方法
では、実際に外壁塗装工事でトラブルが発生したらどうしたらいいのでしょうか? この項では、対処法の一例を紹介します。
4-1.業者との話し合いの場を設ける
外壁塗装工事のトラブルは、業者が一方的に悪い場合、施主と業者の認識の違い、施主の認識不足などが原因です。どんなトラブルも一方的に業者が悪いわけではありません。その一方で、業者が明らかに手抜き工事をしたり最初から施主をだましていたりするケースもあります。ですから、トラブルが起きたら業者ときちんと話し合いをする場を設けましょう。その際、トラブルの内容や、その結果を書面にしたり写真に撮ったりして持参してください。
4-2.クーリングオフ制度を利用する
外壁塗装工事を無理やり契約させられた場合は、クーリングオフ制度が利用できます。家に業者がやってきて、高齢の父母や兄弟を丸め込んで契約してしまったという場合に利用しましょう。クーリングオフに当てはまる例や、やり方は国民生活センターの該当ページを確認してください。
4-3.苦情を相談できる機関を利用する
住宅リフォーム・紛争処理支援センターは、住宅リフォームのトラブルに関する相談を受け付け、解決の手助けをしてくれる団体です。話し合いで問題が解決しなかったり業者が話し合いに応じなかったりする場合は、ここに相談してみましょう。国民生活センターでも相談を受け付けていますが、住宅リフォーム・紛争処理支援センターのほうがより専門的な知識を持つ職員に対応してもらえます。
5.外壁塗装のトラブルに関するよくある質問
この項では、外壁塗装のトラブルに関する質問を紹介します。
Q.名の知れた業者に依頼すれば、トラブルは発生しないでしょうか?
A.いいえ。全国的に有名な業者に依頼してもトラブルが発生することもあります。
Q.外壁塗装で仕上がりが気に入らなければ、やり直してもらうことは可能ですか?
A.全面的なやり直しはしてもらえないことがほとんどなので、打ち合わせを入念に行いましょう。
Q.業者の責任で工事をやり直してもらうにはどうしたらいいですか?
A.業者がわかっていて手抜き工事をしたなど、トラブルが業者のせいで発生したと証明することが必要になるので、難しいケースもあるでしょう。
Q.クーリングオフは工事が始まっても行えますか?
A.はい。契約から8日以内ならば大丈夫です。
Q.よく知っている業者なら口約束でも工事をしてもらって大丈夫でしょうか?
A.お付き合いが長い業者でも、工事を依頼するなら絶対に契約書を作成し、控えをもらってください。
まとめ
今回は、外壁塗装のトラブル事例と解決方法を紹介しました。外壁塗装のトラブルは、一度こじれると解決までに長い時間がかかることもあります。可能な限り予防対策を採っておきましょう。そのためには、信頼できる業者を選び、入念に打ち合わせすることが大切です。
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