2019.08.29 知って得する塗装講座
blog 外壁塗装ブログ
「塗装費用を抑えるにはアクリル塗料がよいと聞いたけど、具体的にどんな種類があるのだろう」「アクリル塗料のメリットとデメリットを知りたい」とお考えでしょうか? アクリル塗料は、安価で発色がよいことで知られています。しかし、アクリル塗料のメリットを生かすためには、主な特徴や塗装に向く場所だけでなく、使用する際の注意点も理解しておくことが大切です。
そこで今回は、アクリル塗料の種類について詳しく解説します。
この記事を読むことで、アクリル塗料の主な種類や特徴がよく分かります。まずは、記事を読んでみてください。
INDEX
1.アクリル塗料の特徴やほかの種類との違いは?
最初に、アクリル塗料の特徴やほかの種類との違いについて見ていきましょう。
1-1.アクリル塗料とは?
アクリル塗料とは、アクリル樹脂を主成分とした塗料のことです。20年ほど前までは、外壁塗装などによく使われていました。しかし、より高性能で耐久性が高い塗料が開発された後は、使用率が減少しています。アクリル塗料のメリットを生かすためにも、デメリットまできちんと理解して使う場所を考えることが大切です。
1-2.アクリル塗料の主な種類
アクリル塗料の主なメーカーと代表的な塗料は、以下のとおりです。業者によって取り扱いメーカーや種類が異なるので、契約する際に確認してみるとよいでしょう。
- 日本ペイント ニッペ水性ケンエースグロス
- エスケー化研 水性コンポアクリル
- 関西ペイント アレスアクアグロス
また、アクリル塗料には一般的に普及している種類のほかにも以下のようなものがあります。
- 弾性アクリル塗料:塗膜に弾性を持たせた塗料
- ピュアアクリル塗料:アクリル樹脂の純度をより高めた塗料
1-3.アクリル塗料が優れているポイント
アクリル塗料とほかの塗料と比較した場合、以下のようなポイントで優れています。
- 価格が安い
- 発色がよい
- 仕上がりにツヤが出る
- 重ね塗りしやすい
- 種類が豊富にある
- 扱いやすい
1-4.アクリル塗料が劣っているポイント
アクリル塗料がほかの塗料と比較して劣っているポイントは、以下のとおりです。
- 耐久性に乏しい
- 紫外線を浴びると劣化しやすい
- 塗り替えが面倒
- 塗膜にひび割れやすい
- 湿気が通過しやすい
2.アクリル塗料はどんな場所の塗装に向いている?
アクリル塗料で塗装するのにおすすめの場所を詳しく見ていきましょう。
2-1.屋内の壁
アクリル塗料は、屋内の壁を塗装するのに向きます。屋内なら、紫外線の影響を最低限に抑えることができるからです。予算は少ないけど部屋のイメージをガラッと変えたい、といった場合にもよいでしょう。中古物件のリノベーションも、アクリル塗料を使用すると安価に実現することができます。
2-2.家具
アクリル塗料は、家具の塗装にも向きます。初心者にも扱いやすいので、DIYで使うのもおすすめです。また、ホームセンターなどでも手軽な価格で入手しやすいのもメリットといえます。たとえば、古びたダイニングテーブルやイスなどをアクリル塗料で塗装すれば、新品のような外観にすることが可能です。
2-3.流行のスイーツ店や期限付き出店の外壁塗装
アクリル塗料は耐久性が乏しいのデメリットですが、3年程度で塗り替える予定があるのなら、十分な場合があります。短期間で外壁塗装をやり直す場合は、アクリル塗料の安さが大きなメリットとなるでしょう。たとえば、流行のスイーツ店や期限付き出店の外壁塗装などにおすすめです。
3.アクリル塗料を使用するときの注意点
アクリル塗料を使用するときには、いくつかの注意点があります。
3-1.屋根の塗装には向かない
アクリル塗料は、屋根の塗装には向きません。耐久性が乏しいことから、塗装しても風雨や紫外線に耐えることができず、すぐに劣化してしまうからです。塗料自体は安くても、工事費用がかかるので、屋根の塗装にはおすすめしません。数年で塗り替えることを前提としていても、コストが高く付き過ぎます。
3-2.屋外に使用した場合は劣化を見逃さないこと
アクリル塗料で外壁塗装を行うなど、屋外で使用した場合はこまめにチェックして劣化を見逃さないことが大切です。アクリル塗料は、シリコン塗料などと比べると耐久性に乏しいため、色あせやひび割れなどが出やすくなります。こまめにチェックして初期段階で劣化を見つけるようにし、早めに修復することが大切です。
3-3.初期費用の安さと耐久性の悪さのバランスをよく考える
アクリル塗料を使用すると、塗装の初期費用が安く済むのが大きなメリットです。特に、外壁など広範囲に塗装する場合は、初期費用をグンと抑えることができます。ただし、価格が安い分、耐久性に乏しい点を十分に理解しておくことが必要です。最初は納得して選んだつもりでも、数年後に後悔する例が少なくありません。数年後の状況も考えて、アクリル塗料にするかほかの塗料にするか、決めるとよいでしょう。
4.アクリル塗料の種類に関するよくある質問
最後に、アクリル塗料の種類に関する質問に回答します。それぞれ確認してください。
Q.好きなメーカーのアクリル塗料にこだわるメリットとデメリットは?
A.以下を参考にしてください。
メリット
- 満足感がある
- 補修する際も同じメーカーのものならなじみやすい
デメリット
- 必ずしも好みの色や種類があるとは限らない
- 他社のもののほうが品質・コストパフォーマンス共に優れることがある
Q.大手メーカーのアクリル塗料を選んだほうがよい?
A.信頼度で考えると、大手メーカー製が有利といえます。高品質なだけでなく、安定した需要が入手しやすいのもメリットです。なお、業者によっては自社開発のアクリル塗料をすすめてくることもあります。しかし、中には品質に疑問が残る場合もあるので注意してください。
Q.高価なアクリル塗料のほうが長持ちする?
A.断言できません。塗料の設定価格は業者によって異なるからです。価格の高低ではなく、内容を見て判断してください。
Q.塗装工事の費用を抑えるにはどうすればよい?
A.以下を参考にしてください。
- 価格の安い塗料を使用する
- 必要な部分だけ塗装する
- 工事費用の安い業者に依頼する
なお、単に費用を安くすることだけを重視すると、仕上がりが悪くて不満が残りがちです。まずは、費用が安くても高品質な仕上がりで定評がある業者を探しましょう。
Q.信頼できる塗装業者を選ぶポイントは?
A.以下を参考にしてください。
- 外壁や屋根などの塗装工事で豊富な実績がある
- 技術力の高さや優れた工事品質で定評がある
- 現地視察や見積もりは無料
- リーズナブルで分かりやすい料金システム
- 希望の工期に合わせてくれる
- 数多くのサンプルを見せながら相談に乗ってくれる
- スタッフの対応が親切で顧客からの評判もよい
- 保証やアフターフォローが手厚い
なお、当テンイチでも、外壁塗装を含め数多くの塗装工事をお受けし、ご好評をいただいています。まずは、お気軽にお問い合わせください。
まとめ
今回は、アクリル塗料の種類について詳しく解説しました。アクリル塗料には、価格が安い、カラーバリエーションが豊富などのメリットがあります。反面、耐久性に乏しいことなどがデメリットです。まずは、アクリル塗料の特徴をきちんと理解してから選ぶようにしましょう。なお、アクリル塗料でも、メーカーや種類によって価格や品質が異なるので注意してください。アクリル塗料で塗装を行う場合は、この記事を参考にして信頼できる業者によく相談して進めるとよいでしょう。
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